webライティングの仕事内容って?未経験からwebライターになるには

webライティングの仕事内容って?未経験からwebライターになるには

「webライティングの仕事って文章書くだけだから誰でもできそう」

「家事・育児のスキマ時間でも仕事ができるからwebライティングをやってみたい」

そんなことを考えたことがある方もいるのではないでしょうか。

この記事では私の経験談も踏まえて、webライティングの仕事について解説します。

webライティングの仕事を未経験からでも始められるよう、必要なこともまとめました。

りん
未経験からwebライターを始めた私が、リアルな部分もお話しします。

この記事を書いた人
りん
りんメディアディレクター

㈱Wooのメディアディレクター。BLOGUSを専任しています。 元副業ライター、現副業ディレクターです。 BLOGUSでは主にビジネス・恋愛・ブログに使える行動心理学について発信しています。本業は児童館の先生です。

この記事の監修者
ドム(工藤逸世)SEOコンサル&WPテーマ開発

㈱Woo代表。WordPressを魔改造してSEO戦争する人です。 WordPressプラグイン・テーマ「unify」開発者。 中央大学卒。元WEB系エンジニアでCMSやECサイト開発等をしてました。 2018年10月頃にブログ運営を開始。2020年独立し、2021年法人化。

webライティングの仕事内容

webライティングとは、ご存じの通りweb上の媒体でユーザーに向けて文章を書く仕事です。

普段あなたが読むネットニュースも、いま読んでいるこの記事も、すべてwebライティングの仕事といえるでしょう。

webライティングを専門に仕事をしている方をwebライターといいます。

webライターには、自身のブログで記事を執筆している人や、受託で記事を書いている人も。

パソコンさえあれば取り組めるため、副業としても人気がある仕事です。

りん
実際に私も、副業でwebの記事を執筆しています。

webライティングの仕事は、主に以下の流れで行います。

個人ブログのライティングの場合 業務委託のライティングの場合
  1. 読者のペルソナを決める
  2. キーワードを選出する
  3. 競合調査を行う
  4. 構成案を作成する
  5. 記事を作成する
  6. 必要に応じてリライトする
  1. webサイトでライターを募集しているところに応募する
  2. クライアントから特定の題材で記事を書くよう依頼される
  3. 題材をリサーチし、競合調査を行う
  4. 記事を書いて、クライアントに提出する
  5. クライアントからの修正依頼に応じ、再提出する
  6. クライアントからOKがでれば納品する

上記から分かるように、webライティングの仕事はただ文章を書くだけでなく、競合調査などの作業が必要になります。

この一連の作業すべてを繰り返し行うことが、webライティングの仕事です。

webライティングの仕事の年収はどれくらい?

webライティングの仕事の年収は、稼ぎ方によっても変わってきます。

例えば、個人ブログでwebライティングを行う「ブロガー」の場合を見てみましょう。

SEOコンサル&WPテーマ開発
ドム(工藤逸世)のコメント
ドム(工藤逸世)

BLOGUSでは、「ブログ収益ランキング」にて、ブロガーの稼ぎを公開しています。

この収益ランキングによると、1位の人は年収1億円以上も稼いでいます。

しかし、ランキングの順位を追っていくことで、「思ったよりも稼げない…」と感じる方もいるでしょう。

中には年収10万円に満たない人がいるのも事実です。

webライターを副業(業務委託)とする場合だと、より低収入になる現状があります。

500人のwebライター経験者にアンケートをとったところ、 月収0~4,999円と答える人が最多となりました。

つまり、年収でも0~6万円以下に満たない人が多いということ。

アンケートでは、あまりにも稼げないことでwebライターをやめてしまった人も多くいました。

しかし、「あなたにあった稼ぎ方」さえ分かれば、webライティングの仕事でも安定した収入は得られます。

りん
後述している項目で、適性診断をしていきましょう!

webライティングの仕事は未経験からでもできる?

りん
webライティングの仕事は未経験からでもできます。

クラウドワークスランサーズなどの案件受注サイトには、未経験でもできるwebライティングの案件が多くあります。

「初心者」「未経験」等でキーワード検索すると、たくさん案件が出てくるでしょう。

ただ、未経験歓迎・初心者歓迎といった案件は単価が安い案件ばかりです。

経験を積み、実績を作っていくことで少しずつ単価が上がっていきます。

りん
まずは案件に応募して経験してみるのが一番の成長への近道です。

また、同時に個人ブログを開設するのもおすすめ。

webライターとブログ運営を同時に行えば、お互いを補填しながら稼げます。

webライティングの仕事に向いている人

webライティングの仕事に向いている人の特徴は2つあります。

  • 文章を書くことが好きな人
  • 新しい情報を集めることが苦にならない人

当然ながら、文章を書くことが好きな人はwebライティングの仕事に向いています。

「話すよりも書くほうが好き」「国語が昔から好きだった」という方は向いているでしょう。

業務委託のwebライティングでは、「この記事を書いてください」とクライアントに依頼されることが主です。

自分が知らない記事内容を書かなければいけない場合、情報を集める必要があります。

ブログ記事でのwebライティングでは、尚更です。

記事を量産していくには、新しい内容の情報を収集しなければなりません。

どんどん新しい知識を身につけていくことに、メリットを感じる方は向いているでしょう。

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webライティングの仕事に向いていない人

webライティングの仕事に向いていない人の特徴は以下です。

  • 自己流が強い
  • 時間にルーズ

Googleなどの検索エンジンは、ライター個人の見解ではなく、客観的なデータを重要視します。

読み手も根拠のあるデータを信用するでしょう。

webライティングでは、自己流の文章や構成はSEO評価の仇となってしまいます。

SNSなどのメディアで発信するほうが向いているでしょう。

また、webライティングは時間にルーズな方も向いていません。

業務委託の場合、クライアントから記事の作成依頼と締切を伝えられます。

締切を守れないとクライアントからの信用を失ってしまうでしょう。

個人ブログの場合も、更新頻度は収益に影響します。

りん
時間をしっかり守ることはwebライティングを仕事にする上で重要です。

webライティングの仕事に必要なこと

webライティングの仕事に必要な3つのことを紹介します。

  • パソコンのスキルをある程度持つ
  • 正しい日本語の使い方を覚える
  • 依頼者の連絡にはすぐに応じる
りん
webライティングを仕事にするうえで、すべて必要不可欠です。

パソコンのスキルをある程度持つ

パソコンのスキルがあるとwebライティングの仕事がはかどります。

スマホでも記事を書けないことはありませんが、画像の挿入や編集が大変です。

りん
実は私も、当初はスマホでライティングをしていましたが、現在の倍以上の時間がかかっていました。

また、記事の読者はスマホユーザーだけではありません。

スマホ・パソコン等あらゆるデバイスから読みやすい記事を作る必要があります。

この「レスポンシブデザイン」を作るには、パソコンからの作業のほうがいいでしょう。

正しい日本語の使い方を覚える

文章を書いてみると、気づかないうちにおかしな日本語になってしまうことがあります。

日本語がおかしな文章は読み手が読む気を失い、記事から離脱する可能性も。

りん
日本語のチェックツールを使うことで改善できます。

読者ファーストの記事を書くためにも、正しい日本語で正しい文章を書く能力は必要です。

依頼者の連絡にはすぐに応じる

業務委託では、連絡が取れないライターはクライアントからの信頼も得られません。

すぐに対応ができない場合は、いつまでに対応ができるかをクライアントに伝えておくことが大事です。

連絡が遅くなる日には、「事前にこの日は連絡が遅くなります」と伝えておきましょう。

ChatWorkなどのコミュニケーションツールでは、名前の横に「〇月〇日返信不可」などと書いておく方法も一般的です。

りん
その他、ライティングのコツはマルッとこの記事で分かります!

webライティングの仕事を未経験から始めた体験談

りん
私自身もwebライティングを未経験から始めた一人です。

私の実体験として、webライティングを始めてよかったと思える点が3つあります。

文章構成が上手くなる

webライティングを仕事としてると、当然ながら文章を書くのが上手になってきます。

特に、記事を作る中で「PREP法」という構成方法を知り、「伝わる文章」を書けるようになったのはメリットでした。

このPREP法はwebライティングだけでなく、本業や普段の会話にも活かせています。

りん
PREP法についてはこちらの記事にまとめました!

知識が増える

記事を書く際、狙いたいキーワードによっては全く知らない分野も当然ありました。

分からないことを1から知り解決していく過程は、読者目線の記事を書くことにとても役立ちます。

読者の疑問・悩みを解決する記事を目指すなかで、私自身も知識が増えていきました。

りん
特に心理学の知識は、仕事や日常にも多いに活用できています。

コミュニケーション能力が上がる

「webライティングにコミュニケーションいる?」と思った方もいるのではないでしょうか。

りん
私は、記事を「読者との会話」と捉えています。

読者の悩みへの共感や、こうした経験談を“話しかけるように”書くことで、だんだんと評価をいただくようになりました。

また、webライターとして案件を受ける際、クライアントと顔を合わせることはできません。

文章のやり取りでイメージを共有するには、密なコミュニケーションが必須です。

りん
元々コミュニケーションが得意ではなかった私でも、「伝える」力が付いたと感じています。

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webライティングの仕事を始めたら

りん
webライティングの仕事を始めたら、ぜひ以下の3つを実践しましょう。

書いた文章を自分で読み返す

webライティング初心者のうちから正しい日本語を使える人は、意外と少ないでしょう。

また、文章は正しくても、読んだ時に「違和感」を覚えることもあります。

りん
記事を書き上げたら、声に出して読むクセをつけましょう。

言葉のリズムや読点の位置など、読みにくいと気づく点があるはずです。

こうした違和感を減らしていくことで、ライティングのスキルは上がっていきます。

「書いて終わり」にしない

りん
記事は「書き終えたところが終点」ではありません。

web上に公開されてからが、その記事のスタートとも言えるでしょう。

検索順位やユーザーの動向は、記事の質によって左右されます。

つまり、記事を書き終えたあとの振り返りが大切です。

ライターとして案件を受ける場合、クライアントからの指摘内容は残しておくようにしましょう。

素直に指摘を受け入れて、改善していくことで質の高い文章が書けるようになります。

ブログ記事の場合は、検索順位の変動やユーザーの動向を常に追うことが大切。

順位やクリック率がなかなか上がらない記事は、リライトを検討しましょう。

第三者に見てもらう

自分だけでは気づけない記事の違和感に、第三者が気づいてくれることもあります。

ライター案件であれば、クライアントに見てもらうことで指摘をもらえます。

ブログであれば、友人や家族に記事を見てもらう習慣を付けましょう。

SEOコンサル&WPテーマ開発
ドム(工藤逸世)のコメント
ドム(工藤逸世)

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まとめ

この記事のまとめ

  • webライティングの仕事内容は、web上の媒体でユーザーに向けて文章を書くこと。
  • webライティングの仕事に向いている人の特徴は、文章を書くことが好きな人、新しい情報を集めるのが苦にならない人。
  • webライティングの仕事に向いていない人の特徴は、自己主張が強い人、時間にルーズな人。
  • webライティングを仕事にするうえで必要なことは、パソコンのスキルをある程度持ち、正しい日本語の使い方や依頼者との連絡を欠かさないこと。
  • webライティングの仕事を始めたら、読み直しや振り返りを大切にし、第三者の意見をもらう。

webライティングは未経験でも初心者でも始められる仕事です。

実力次第では大きく稼ぐこともできます。

とはいえ、未経験ならではの必要なことがあるため、上記を心がけてライティングしましょう。

りん
経験とスキルを積み、一人前のwebライターを目指しましょう。

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