ブログの見出しでSEO強化!タグの使い方から作成ポイントまで徹底解説

ブログ記事を読んでいて「この記事読みやすい」と感じたことはありませんか?

その理由は、見出しを上手に使っているからです。

この記事では、ブログの見出しの種類や役割、SEOに強い作り方などを具体例と共に解説していきます。

こんな人におすすめ

  • 見出しの基本的な使い方を知りたい
  • SEOにも効果がある見出しを作りたい
  • 読みやすい見出しを作りたい

この記事を読めば、初心者の方でも上手に見出しを作れるようになりますよ。

りん
webディレクターの私が「クリックされる見出し」の作り方を教えます。

この記事を書いた人
りん
りんメディアディレクター

㈱Wooのメディアディレクター。BLOGUSを専任しています。 元副業ライター、現副業ディレクターです。 BLOGUSでは主にビジネス・恋愛・ブログに使える行動心理学について発信しています。本業は児童館の先生です。

この記事の監修者
ドム(工藤逸世)SEOコンサル&WPテーマ開発

㈱Woo代表。WordPressを魔改造してSEO戦争する人です。 WordPressプラグイン・テーマ「unify」開発者。 中央大学卒。元WEB系エンジニアでCMSやECサイト開発等をしてました。 2018年10月頃にブログ運営を開始。2020年独立し、2021年法人化。

ブログの見出しって?

りん
ブログの見出しを一言でいうと、各章のタイトルのことです。

ブログの見出しとは

記事本文の内容について、「何について書かれているか」を簡単にまとめて示したもの

見出しには次のような効果があります。

見出しの効果

  • 記事を読みやすくする
  • 本文を読み前に内容がわかる

百聞は一見に如かず。

以下の図を見たとき、どちらが読みやすいでしょうか?

文章を見出しで分けた例

本文だけがズラッと並んだ右側の文章(ピンク側)は、読み終えるまでに疲れそうですよね。

一方の見出しがある左側の文章(水色側)は、内容が分かれているため、目で追わなくても大部分を把握できます。

読者は、見出しがあることで「知りたい情報がある」と認識し、記事に興味を持ちます。

読者を記事に惹きつけるために、見出しはとても大切な要素なんです。

りん
そして、ブログで使用する見出しには、いくつか種類と役割があります。

ブログの見出しタグの種類と役割

見出しには、h1~h6まであり、それぞれに役割があります。

  • h1:記事タイトル
  • h2:大見出し
  • h3:小見出し
  • h4以降:小見出し内を分類

ちなみに、このh1やh2などは、HTMLと呼ばれるものです。

簡単にいうと、Googleに「ココは見出しだよ!」と伝える目印(マークアップ)になります。

りん
この辺も含めて、くわしく解説していきますね。

h1:記事タイトル

h1は、googleやYahooで検索された際に、検索結果として表示される部分です。

主に、ブログ記事のタイトルで使用します。

りん
この記事でいうと、h1は一番上のタイトルで使用しています。

<h1>ブログの見出しでSEO強化!タグの使い方から作成ポイントまで徹底解説</h1>

お店で例えると、h1は入口ともいえますね。

h1は、ほとんどのブログサービスで記事本文とは別枠の入力欄があります。

そこに入力すれば、基本的に自分でタグ付けする必要はありません。

h1作成時の注意点

h1は1記事に1回のみ使用する

1記事の中でh1を何度も使用すると、クローラーが記事の内容をしっかり把握できなくなります。

結果的に評価が悪くなってしまい、検索順位を下げてしまう可能性があるんです。

なので「h1は1記事に1回だけ」と覚えておきましょう。

h2:大見出し

h2は大見出しと呼ばれるもので、記事の各章ごとに配置する見出しのことです。

以下のように、HTML入力画面(WordPressではテキストモード)で、h2タグを使って文章を囲みます。

<h2>ブログの見出しって?</h2>

h2タブは、記事の目次としても表示される部分です。

読者の多くは、目次を見て記事を読み進めるか判断します。

りん
ちなみにh2は記事の中で何度使用しても大丈夫です。

h3:小見出し

h3は「小見出し」と呼ばれている見出しで、大見出し(h2)の内容を分類したい時に使います。

使い方は、h3タグで囲うだけです。

<h3>小見出しの文章</h3>

りん
使用例としてはこんな感じ。

h3の使用例

<h2>見出しを付ける2つのメリット</h2>

<h3>記事が読みやすくなる</h3>

<h3>SEOの評価が高まる</h3>

上記のように、h2(大見出し)の内容を分けて説明したり、補足したりする時に使います。

小見出しは、大見出しの内容が長くなる時に使うと便利です。

h3で整理することで、読みやすくスッキリとした記事になります。

h4以降:小見出し内を分類

h4~h6の見出しは、h3の内容のさらに細かく分けたいときに使用します。

  • h3をさらに分けたいときはh4
  • h4をさらに分けたい時はh5
  • h5をさらに分けたい時はh6

記事内の小見出しを分けるのに便利ですが、使ってもh4までに留めるのが吉。

りん
この記事でも見出しはh3までで、h4以降の見出しは使用していません。

h5やh6を使用すると、細かくなりすぎて記事構成が複雑になります。

もし、h5以降の見出しを使う場面に直面したら、その内容をh2やh3で書けないか検討してみましょう。

大きい見出しで整理した方が、記事の読みやすさを上げられます。

ブログの見出しを分けるSEO的メリット

記事を見出しで分けることで、次のようなSEOのメリットがあります。

  • 読者が検索の目的を果たしやすくなる
  • 検索エンジンから評価されやすい
  • 読者が記事から離脱しにくい
  • 見出しがそのまま目次になる
  • CV率が上がる
りん
検索順位を上げたい人は理解しておきましょう。

読者が検索の目的を果たしやすくなる

見出しがあれば、記事のおおまかな内容がすぐにわかります。

本文を読む前に要点がわかれば、読者も「ココに知りたい情報がある」と、検索の目的を果たしやすくなるんです。

要点が分かっている状態で読むと内容を理解しやすくなり、読者が最後まで読んでくれる可能性も高まります。

りん
「あなたが求めている答えはここだよ」と読者に示せるわけですね。

検索エンジンから評価されやすい

ブログ内に見出しを配置することは、Google等検索エンジンからの評価にもつながります。

見出しタグは、Googleが記事の内容を判断するための一つの要素です。

ブログの見出しがGoogleから認識・評価されると、検索結果にページのアンカーリンクとして表示されることも。

アンカーリンクとは

特定ページ内の指定の場所(見出し等)へ移動できるリンクのこと

記事のタイトルだけが表示されるよりも、クリック率が高くなるのでアクセス数が増えます。

読者が記事から離脱しにくい

見出しで内容を整理すると、記事の見やすさから読者の離脱率を下げることができます。

ほとんどの場合、記事の文字数が長くなるほど、読者は読むのに疲れて離脱するものです。

見出しがなく、本文だけズラッと並んだ記事だと、皆さんも読む気がなくなっちゃいますよね。

でも、記事に見出しがあることで、読者は自分に興味があるトピックを見つけやすくなります。

結果、離脱率が下がり、Googleからの評価も高くなるんです。

見出しがそのまま目次になる

h1以外の見出しは、多くのブログサービスでそのまま目次として表示できます。

読者の多くは目次を見て、知りたい情報があるかを判断。

目次に表示されている見出しをタップすれば、該当の見出しへ移動します。

知りたい情報にすぐにアクセスできる記事は、ユーザビリティの向上に繋がり、Googleからの評価も高くなるんです。

見出しを作成することで、記事が読みやすくなるだけではなく、利便性の向上にも繋がります。

CV率が上がる

見出しは、記事内容の大まかな内容を伝えるだけではありません。

上手く使うことで、CV率向上にも繋がります。

りん
例えば「今だけ無料!スタートアップガイド」という見出しがあればどうでしょうか。

「無料の間に入手しよう」「どんな内容かな?」と、興味や期待感を持つはずです。

読者にとってメリットがある情報を見出しから予想させることで、期待感を持って読んでくれます。

期待感を持った読者は、記事を読み進めてくれるので、CVに繋がる行動も起こしやすくなるんです。

見出しは、記事を読みやすくするだけではなく、収益アップや成果の達成にも欠かせない要素になります。

ブログの見出しの作り方と具体例

ブログの見出しは、以下のステップで作成していくと簡単です。

  1. キーワードを選定する
  2. ペルソナを想定する
  3. 競合記事を調査する
  4. 言葉を変えてクリックを誘う
  5. 読者が知りたい順に配置する
りん
具体例と合わせてくわしく解説していきます。

①キーワードを選定する

まず、記事のテーマを決めるキーワード選定を行ないます。

キーワード選定を行なう時は、以下のポイントを意識しましょう。

ポイント

  • 検索ボリュームの確認
  • 関連語や共起語の確認

検索ボリュームとは、対象のキーワードが検索された回数のことです。

数が大きいほど高い需要がありますが、競合も多く上位表示が難しくなります。

逆に検索ボリューム数が少ないと競合も少ないため、比較的、上位表示を狙いやすいキーワードです。

記事のジャンルによって違いますが、最初は検索ボリューム1000以下をメインキーワードにしたほうがアクセスも見込みやすいでしょう。

関連語・共起語は以下のとおり。

関連語 共起語
メインキーワードと関連性が高いキーワードのこと 特定の単語と一緒に使われやすいキーワードのこと
りん
例として「ブログ 初心者」をメインキーワードに、ボリュームや関連語・共起語を調べてみました。

キーワード ボリューム
メイン ブログ 初心者 880
関連語 ブログ 初心者 おすすめ 320
ブログ 初心者 始め方 90
ブログ 初心者 収益化 50
共起語 始め/紹介/解説/おすすめ/完全/必見/向け/テーマ/サービス……

「ブログ」「初心者」から連想されるキーワードが並びました。

今回の場合だと、「ブログ 初心者」をh1に、関連語はh2に配置すると◎。

「ブログ初心者に始め方とおすすめを教える記事」が方向性になります。

りん
キーワードでSEO効果を出したい方はこちらの記事をご覧ください。

キーワード周りの作業時間を30%削減する。

unifyキーワードは、ブログ運営の無駄を無くすために作られたWordPressプラグインです。

②ペルソナを想定する

キーワード選定が完了したら、ペルソナを設定します。

ペルソナとは

キーワードで検索する読者の想定

キーワードや検索意図などから、ペルソナを想定します。

りん
先ほどの「ブログ 初心者」のペルソナを想定してみましょう。

「ブログ 初心者」のペルソナ例

  • 20代~30代の男女
  • ブログや副業に興味があり、始め方を知りたい
  • 将来はブログで収益を得たい

上記のように簡単にでいいので、ペルソナを設定しましょう。

ペルソナ設定をすることで、読者に沿った記事を作れるようになります。

ペルソナを決めるのが難しい場合、身近な人を想像しましょう。

会社や学校の友人、先輩・後輩など、身近な人だとペルソナを設定しやすくなりますよ。

これで「誰に」「何を」伝えればいいか、記事の大まかな内容と方向性が決まりました。

次は、読者が求めていること、知りたいことを深堀りするための競合調査を行ないます。

③競合記事を調査する

ペルソナを決めたら、競合記事を調査します。

メインキーワードをGoogleなどで実際に検索しましょう。

上位表示されている記事は、ユーザーの満足度が高く、Googleから高い評価を得ています。

つまり、上位表示されている記事は、検索意図の正解とも言えるんです。

内容や構成を参考にするために、徹底的に調べましょう。

競合調査を行なう時は、ブラウザのシークレットモードを使用しましょう。

通常のブラウザーは、パーソナライズド検索という機能があります。

これは、ユーザーの検索履歴や好みに合わせて検索順位を変えて表示する機能です。

競合調査の際は、あなたの好みや検索履歴を基に表示されては意味がありません。

シークレットモードであればパーソナライズド検索機能が無効になり、公平な順位が分かります。

上位表示されている記事(1~10位くらい)の見出し構成を、スプレッドシートやメモ帳に抽出しましょう。

そして、検索意図に合いそうなものは残し、合わないものは除外しながら、見出しを選定していきます。

SEOコンサル&WPテーマ開発
ドム(工藤逸世)のコメント
ドム(工藤逸世)

以下の記事から、競合10記事の見出し抽出が簡単にできます!

競合解析ツール|記事作成時の競合チェックを時短する。
競合解析ツール|記事作成時の競合チェックを時短する。
  記事を書く前に競合サイトを訪問する時代は終わりました。 わざわざ競合のPV数を増やしてあげながら、記事構成を作るのにあなたの貴…

④言葉を変えてクリックを誘う

抽出した見出しを基に、あなたの記事の見出しを作っていきます。

見出しを作成するときは以下のポイントを抑えましょう。

見出しの文章を作るポイント

  • キーワードを含める
  • 可能な限りキーワードは左側に
  • シンプルにわかりやすく
りん
大切なのは、「自分が読者として、この記事を読んだら?」を考えながら作ること。

たとえば、「ブログ 初心者」キーワードの競合調査で、以下の左側のような見出しが抽出されたとします。

(実際に抽出される見出しではありません)

この見出しを元に、言葉を変えてみましょう。

抽出した見出し 作成した見出し
  • h1:初心者でもできる!ブログの始め方と運営ポイント
  • h2:ブログサービスを選ぶコツ
  • h2:ブログの始め方を10ステップで解説
  • h3:1.ブログのジャンルを決める
  • h3:2.ブログタイトル・ドメイン名を決める
  • h3:3.ブログを開設する
  • h1:ブログ初心者でも簡単!始め方とおすすめサービスを完全攻略
  • h2:初心者におすすめのブログサービス
  • h2:ブログの始め方と5つのポイント
  • h3:テーマ(ジャンル)を決める
  • h3:ブログ名とドメイン名を決める
  • h3:ブログサービスに登録する
  • h2:ブログの開設後にやることリスト

タイトルは特にキーワードの登場順を意識し、左詰めにすることが大切。

関連語の「ブログ 初心者 おすすめ」や、共起語の「完全」「テーマ」なども可能なところで入れていきます。

また、競合記事との差別化を図るため、「10ステップ」部分を、ブログ開設前と開設後で2つの見出しに分けました。

注意点として、競合記事から抽出した見出しの言葉を、そのまま使用するのはNGです。

コピー記事として、Googleからの評価が下がり、ブログ全体の評価が下がってしまいます。

場合によっては、著作権侵害の可能性も。

気に入ったフレーズや見出しがあっても、そのまま利用するのは避けましょう。

⑤読者が知りたい順に配置する

検索意図に合わせて、見出しの順番の調整を行ないます。

「④言葉を変えてクリックを誘う」で作成した見出し順を少し調整してみました。

調整前 調整後
  • h1:ブログ初心者でも簡単!始め方とおすすめサービスを完全攻略
  • h2:初心者におすすめのブログサービス
  • h2:ブログの始め方と5つのポイント
  • h3:テーマ(ジャンル)を決める
  • h3:ブログ名とドメイン名を決める
  • h3:ブログサービスに登録する
  • h2:ブログの開設後にやることリスト
  • h1:ブログ初心者でも簡単!始め方とおすすめサービスを完全攻略
  • h2:ブログの始め方と5つのポイント
  • h3:テーマ(ジャンル)を決める
  • h3:ブログ名とドメイン名を決める
  • h3:ブログサービスに登録する
  • h2:ブログの開設後にやることリスト
  • h2:初心者におすすめのブログサービス

「h2:初心者におすすめのブログサービス」の順番を変えています。

ブログの始め方を先に解説すれば、読者もブログへのイメージができた状態でサービスを選びやすいでしょう。

調整時のポイントは、見出しを並び変える時に、必ず「結論」から配置すること。

少し極端な例えにはなりますが、以下のような見出し順は離脱される可能性が高まります。

離脱率が高い見出しの例

  • h1:WordPressの開設方法は簡単!スタートまでの5ステップ
  • h2:ブログとは

タイトルを見る限り、WordPressの開設方法を知りたい読者がアクセスしてくれそうです。

しかし、クリックして最初の見出しが「ブログとはどんなサービスなのか」の解説から始まっています。

これだと「WordPressの開設方法を知りたい読者」の検索意図をすぐに満たせません。

少しでも離脱率を下げるために「必ず結論から配置する」を意識しましょう。

りん
「PREP法」と言って、記事全体の説得力も上がります。

ブログの見出しでSEOを強化するポイント

ブログの見出しはSEOにも影響する部分です。

効果的なSEO戦略を行なうには、6つのポイントを抑える必要があります。

  1. 見出しの数字順を飛ばさない
  2. h1・h2にキーワードを入れる
  3. 小見出しはなるべくh4までに留める
  4. 同じワードを繰り返さない
  5. 読んだときのリズムを意識する
りん
簡単なポイントを押さえるだけでSEOに強い見出しになります。

①見出しの数字順を飛ばさない

見出しは、h1~h6までありますが、数字の順番を飛ばさないようにしましょう。

悪い例 良い例
  • <h1>記事タイトル</h1>
  • <h2>ブログを成功させる〇つのコツ</h2>
  • <h4>1.〇〇を意識しよう</h4>
  • <h3>ブログは〇〇が大切</h3>
  • <h1>記事タイトル</h1>
  • <h2>ブログは〇〇が大切</h2>
  • <h2>ブログを成功させる〇つのコツ</h2>
  • <h3>1.〇〇を意識しよう</h3>

見出しタグは、数字の小さい順から使わないといけません。

h3を使うならばh2のあとに、h4を使うならばh3のあとに続けるのが必須条件です。

見出しタグの数字を正しく使うことで、クローラーはコンテンツの構造を理解してくれます。

正しく理解してもらえれば、記事の評価も上がりやすくなるので、見出しタグの数字順は飛ばさず使いましょう。

②h1・h2にキーワードを入れる

h1・h2タグには、記事のキーワードをいれましょう。

主要なキーワードを含めることで、Googleに対して記事のテーマを明確に伝えることができます。

h1・h2を使用するときは、次のポイントを意識しましょう。

ポイント

  • 見出しを読むだけで本文の内容がわかるようにする
  • h2の見出しは20文字程度に
  • できるだけ左寄せに配置する

キーワードを左寄せにする理由は、最初に目に入るためです。

キーワードは、記事のテーマになります。

例えば「ブログ記事 書き方」というキーワードで見出しを作ったとしましょう。

キーワードを含めただけ キーワード左寄せ
  • 5つのコツを使ってブログ記事を書く方法
  • ブログ記事の書き方5つのコツ

最初にキーワードが目に入ると、これから読む本文の内容がすぐに理解できそうですよね。

また、Googleは、見出しやタイトルの最初に含まれるキーワードを重視しているといわれています。

なので、キーワードを左寄せにすることは、SEO対策としても効果的なんです。

不自然な日本語にならない限り、キーワードは左寄せに配置しましょう。

③小見出しはなるべくh4までに留める

多くのブログでは、使用するとしてもh4までです。

h5やh6を使用するほど細かく分けると、記事自体がかなり複雑になってしまいます。

細かく読みづらい記事は、離脱率を高めてしまう可能性も。

なので、小見出しはなるべくh4までに留めて、記事が複雑にならないように意識しないといけません。

もし、h5以降の見出しを使う場面が出てきた場合は、h2やh3を新たに作れないか検討してみましょう。

「h5以降を使わないと小見出し内が長くなる」という場合、記事のテーマや検索意図が抽象的過ぎるかもしれません。

検索意図やテーマをもう少し具体的に決めて、記事を分割することも検討してみましょう。

④同じワードを繰り返さない

見出しにキーワードを含めるのは、SEO対策にとって重要です。

とはいえ、同じワードを繰り返すのはおすすめできません。

タイトルや見出しに同じワードを繰り返すと、読者が違和感や読みにくを感じます。

「キーワードを入れる」を意識し過ぎて、以下のような見出しになると逆効果です。

同じワードを繰り返した例

  • h1:ブログの書き方を解説!ブログの書き方がうまくなるポイント
  • h2:ブログの書き方5つのコツ
  • h3:ブログの書き方 コツ1
  • h3:ブログの書き方 コツ2
  • h3:ブログの書き方 コツ3

「ブログの書き方」が重複しています。

タイトルも見出しも同じワードが繰り返し使われているので、読みにくいというか、しつこい感じですよね。

キーワードを含めることも大切ですが、あくまでもユーザーの読みやすさ、わかりやすさを最優先にしましょう。

りん
基本的には、タイトルとh2に重要キーワードが1つ含まれていればOKです。

⑤読んだときのリズムを意識する

見出しを作るときは、読んだ時のリズムを意識しましょう。

ポイント

  • 文字数を同じくらいにする
  • 表記ブレに気を付ける
  • 20文字くらいで長すぎずシンプルに

ちなみに、表記ブレとは、同じ言葉の表記がズレていることです。

表記ブレの例

  • h2:ツイッターとブログの連携はアクセスアップに重要
  • h2:Xとブログの連携方法

最初の見出しでは「ツイッター」と記載しているのに、以降の見出しでは「X」と書いています。

どちらも同じサービスですが、場所ごとに表記が違うと読者が違和感を感じてしまうことも。

この違和感が、リズムを乱す原因にもなります。

リズムを整えるためには、見出しの長さや構成を工夫し、読みやすさを重視しましょう。

SEOに強い見出しを作れるおすすめツール

ブログの見出し作成には、ツールは欠かせません。

見出しを作成するためのおすすめツールを、5つご紹介します。

  • ラッコキーワード
  • 競合解析ツール
  • Ubersuggest
  • Semrush
  • unifyキーワード
りん
ツールを活用すれば、数時間かかる作業も数十分で出来ちゃいます。

ラッコキーワード

ラッコキーワードは、無料で使えるキーワードリサーチツールです。

ラッコキーワードの主な機能

  • 関連・サジェストキーワードのリサーチ
  • 競合調査・分析
  • AIライティング

有料版もありますが、無料版でも様々な機能を使用できちゃいます。

また、競合サイトの分析もかなり細かく調査可能。

流入キーワードや、上位表示されているページの割合など、詳細な情報を確認できます。

競合解析ツール

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ドム(工藤逸世)のコメント
ドム(工藤逸世)

競合解析ツールを使用すれば、競合調査・構成づくりを数十分できるようになります。

使い方は簡単。

ラッコキーワードで抽出したCSVファイルを、競合解説ツールにドラック&ドロップするだけです。

これだけで、競合記事の構成を一気に確認可能。

競合解析ツールを利用すれば、競合サイトに訪問せずとも競合記事の構成を確認できちゃいます。

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ドム(工藤逸世)のコメント
ドム(工藤逸世)

わざわざ、ライバルサイトのアクセス数と滞在時間を増やしてあげるのは、面白くないですからね。

「見出し作りに何時間もかかる」という方には、おすすめのツールです。

Ubersuggest

Ubersuggestは一部の機能は有料ですが、無料でも利用できるリサーチツールです。

Ubersuggestの無料版で使える機能

  • キーワードリサーチ
  • 競合分析
  • 自サイトの監視
  • AIライティング(1記事/日)

Ubersuggestの凄いところは、自分のサイトを24時間監査してくれる機能があること。

自サイトのサイト表示速度や、SEOに影響を与える問題などを、24時間チェックしてくれます。

SEOの問題があった場合「重大な問題」「警告」「推奨」といったタブで問題を分けてくれているので、優先して解決すべき問題もすぐに把握可能。

無料の会員登録が必要ですが、キーワード選定や競合調査もできるので、登録しておいて損はありません。

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買い切りプランがお得


Semrush

Semrushは有料のツールではありますが、ドメイン分析やキーワード調査など、SEO対策をこのツール一つで出来ちゃいます。

Semrushの主な機能

  • キーワード選定
  • 競合サイトのトラフィック分析
  • 競合の流入キーワード調査
  • 被リンク調査
  • 自サイトの改善自動診断
  • 競合と自サイトの流入ワードの比較…etc

有料版だけあって、無料ツールでは用意されていない様々な機能が用意されています。

Semrushを利用すれば、競合サイトとの順位比較を行ない、足りないキーワードなどの調査も可能です。

14日間の無料トライアルがあるので、興味がある方はぜひ使ってみましょう。

多機能なのにリーズナブル


unifyキーワード

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ドム(工藤逸世)

unifyキーワードは、Wordpressのプラグインとして当社が開発したサービスです。

ポイント

  • WordPressの投稿画面で記事順位を確認できる
  • 設定したキーワードの順位を保存・管理ができる

記事の順位を確認するのにも便利ですが、unifyキーワードはリライト時に非常に便利なプラグインなんです。

unifyキーワードは、記事ごとに獲得しているキーワードを確認できます。

なので、「狙ったキーワードでのアクセス」を確認可能です。

検索意図ズレを発見したり、ニーズの見直しをしたり、情報の追加・修正などを行ないやすくなります。

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まとめ

この記事のまとめ

  • 見出しを配置すると読む前に記事の要点を伝えられる
  • h1はタイトル、h2以降は本文の見出しに使用する
  • 複雑にならないよう、見出しタグの使用はh4までがおすすめ

見出し一つで記事の離脱率や、アクセス数は大きく変わります。

それだけ、読者は見出しで大まかな内容を判断し、読むかどうかを決めているということです。

他にも、読みやすさだけではなく、SEO効果にも大きく影響します。

見出しは、ブログの魅力を引き出す、大切なパーツ。

キーワード選定や競合調査など、ツールを使えるところは積極的に活用するのが手です。

りん
読者だけではなくSEOにも効果的な見出しを作成しましょう。

キーワード周りの作業時間を30%削減する。

unifyキーワードは、ブログ運営の無駄を無くすために作られたWordPressプラグインです。