ブログ記事の構成案を作るとき、こんなことを思ったことはないでしょうか?
- ブログ構成の作り方がわからない
- 記事の書き方がわからない
- 読者を惹きつけるブログ構成を作りたい
いざ記事を書こうとしたら、上手く書けず手が止まりますよね。
でも、ちょっとしたテクニックを使えば、ブログ構成案は意外と簡単に作れちゃうんです。
この記事では、ブログ構成案を作るときの考え方や、知らないと損するテクニックなどを解説していきます。
この記事を読むことで、あなたも今日からブログの構成案を10分くらいで作れるようになりますよ。
㈱Woo代表。WordPressを魔改造してSEO戦争する人です。 WordPressプラグイン・テーマ「unify」開発者。 中央大学卒。元WEB系エンジニアでCMSやECサイト開発等をしてました。 2018年10月頃にブログ運営を開始。2020年独立し、2021年法人化。
ブログ記事の構成に必要な6ステップ
ブログ記事の構成を上手く作るためには、次の6つがポイントになります。
- 【ここが重要】事前準備
- 見出しを作成する
- タイトルを決める
- 冒頭文(リード文)を書く
- 本文を作成する
- まとめ部分を作成する
①【ここが重要】事前準備
ブログ記事を効果的に作成するためには、事前準備が欠かせません。
良い記事ができるか否かは、この事前準備に掛かっているんです。
良い記事を書くためには、3つの事前準備を行ない記事を書くための土台を作ります。
事前準備
- キーワード選定
書くテーマの需要を調べ、読者の悩みを明確にするための作業 - ペルソナの設定
どんな人に読んでもらうかを想定する作業 - 競合記事の調査
GoogleやYahooで上位(10位くらいまで)のブログ記事の内容を調査する
1.キーワード選定
ユーザーがGoogleやYahooなどの検索エンジンで入力するであろう言葉やフレーズのこと
キーワード選定は、どんな記事にするか内容を決める大切な工程になります。
キーワード選定の方法ですが、以下のフローで決めていきましょう。
- メインキーワードの候補を決める
- キーワードの検索ボリュームを調べる
- サジェストキーワードを調べてみる
記事のベースとなるメインキーワードの候補を選定したら、一度検索ボリュームを調べてみましょう。
検索ボリュームの数値が高いほど、需要があるということになります。
でも、需要が高いということは、他のライバルも狙っているキーワードということ。
ライバルが多いと、上位に表示されるのも難しくなるので、初心者にはおすすめできません。
初心者のうちは、検索ボリュームが1000以下のキーワードを狙っていくと、SEO対策も行ないやすいでしょう。
また、キーワードと一言でいっても色々と種類があります。
2.ペルソナを設定する
簡単に「あなたが想定している読者像」のこと
例えば「ブログ記事 書き方」というキーワードだと、こんなペルソナが考えられます。
年代 | 20代 |
---|---|
性別 | 男性 |
検索意図(キーワード) |
|
ペルソナは「誰に向けて記事を書くのか」を明確にする重要な工程です。
ペルソナが決まっているからこそ、ユーザー評価が高く上位に表示されやすい記事になります。
でも、これまで記事を書いたことがない人がいきなり、キーワードからペルソナをイメージするのは難しいですよね。
身近な人に情報を伝えるイメージでブログの構成を作っていけば、作りやすくなりますよ。
上記のペルソナ例なら、副業に挑戦してみたい、または挑戦中の後輩や友人とかですね。
ブログでの「ペルソナ設定やコツを知りたい!」という方は以下の記事が参考になりますよ。
3.競合記事を調査する
キーワードとペルソナが定まったら、既存の競合記事を調査しましょう。
目的やジャンルが同じ上位のサイトのこと
競合記事の調査では、次のような部分を調べていきます。
調査項目 | わかること |
---|---|
流入キーワード | 競合サイトがどんなキーワードでアクセスされているかわかる |
記事の見出しとタイトル | 「記事の内容」や「ユーザーが知りたいこと」を知ることができる |
アクセス数(検索流入)が多い記事 | どんな内容の記事がユーザーの興味を引いているのかわかる |
競合記事の調査で注意したいのが、あくまで「参考」にすることです。
記事の構成や見出し、タイトルを全く同じにしてはいけません。
競合記事を参考にして、その中で「もっと深堀りできること」「競合にはない情報」を記事に盛り込んでいきましょう。
そうすることで競合との差別化を図りながら、ワンランク上の記事に仕上がります。
②見出しを作成する
見出しを作るとき、まずは難しく考えず、競合記事を参考にしながら見出し候補を作成しましょう。
見出し候補を作ったら、その見出しを読者が知りたい順に並べましょう。
例えば「ゲーム名 ボス 倒し方」というキーワードで見出し構成を作るとします。
このキーワードからは「ボスを効率よく倒したい」という意図がありそうですよね。
この場合は、ボスを倒す方法を最初の見出しにします。
良い例 | 悪い例 |
---|---|
|
|
良い例だと「ボスを効率よく倒したい」という検索意図を満たせそうですよね。
逆に悪い例だと、ボスに関連する情報ではありますが、「効率よく倒したい」と思っている人が見ると「これじゃない感」がありますよね。
悪い例だと、すぐに離脱されちゃいそうです。
検索意図を最初の見出しにすることで、ユーザーが記事を読んでくれやすくなります。
見出し候補を作ったら、ユーザーの知りたい(検索意図)に合わせて、見出し候補の順番を並べ替えてみましょう。
③タイトルを決める
見出し構成まで作成したら、記事のタイトルを決めましょう。
タイトルと言えば、「最初に決めなくていいの?」と思われる方もいるかもしれません。
でも、タイトルを最初に決めてしまうと記事の内容とズレることも。
記事の内容とタイトルが違えば、いわゆる「タイトル詐欺」になっちゃいます。
それに、もう一度タイトルを修正する手間も増えてしまって面倒です。
なので、見出しを作成して記事の大まかな内容が決まった後にタイトルを決めましょう。
また、記事のタイトルを作る際は、いくつかポイントがあります。
タイトルを決める際のポイントの例
- 記事のタイトルは30文字程度に
- キーワードを意識する
- キーワードは重複させない
この他にも、タイトルを工夫するだけでSEO効果が上がるポイントはたくさんあります。
「SEOに強いタイトルを作りたい」「クリック率を上げたい」そんな方法を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
④冒頭文(リード文)を書く
冒頭文(リード文)は、最初に読まれる文章のことです。
ブログ構成の中で上位に入るほど、重要な部分になります。
冒頭文で、ユーザーに関心を持ってもらわないと、記事を読んでもらえません。
冒頭文を書く際は、以下のポイントを意識しましょう。
ポイント
-
- 検索意図に共感を示す
- 記事の内容を紹介する
- 記事を読むメリットを示す
- 筆者の権威性を示す
1.検索意図に共感を示す
冒頭文の始めは、読者が共感する文章を書きましょう。
読者が「確かに」「うんうん」と思える文章を始めに書くことで、記事に興味をもってもらえます。
【例文】
- ブログの構成作りって難しいですよね
- ブログの見出しが上手く作れないと悩んでいませんか?
色々と書くより、短い文章で共感を示したほうが、読者の心を掴みやすいです。
読者の心を掴めれば、以降の文章も読んでもらいやすくなります。
まずは「読者の共感を示す」を意識して、記事を書き出してみましょう。
2.記事の内容を紹介する
読者の興味を引きつけた後は、記事の内容を簡潔に紹介しましょう。
記事の内容を紹介する際は、2つのポイントを意識します。
- 長く書かず簡潔にまとめる
- 記事のタイトルや本文と違いがないようにする
ブログに訪れた読者の多くは、記事を上から下まで読んでくれません。
なので、記事の最初で記事の内容をまとめた「要約」を書く必要があるんです。
記事を読み始めた段階で、大まかな内容がわかれば、その先も読んでくれやすくなります。
3.記事を読むメリットを示す
あなたが書いた記事を読むことで、得られるメリットを解説するのも大切です。
読むメリットを示す際は、次のことを意識すると書きやすくなります。
- 「どんな疑問や悩みを解決できるのか」を示す
例:初心者でも、簡単にブログ構成の作り方がわかりますよ。 - 「読んだ後に、読者はどんな状態になれるのか」を示す
例:ブログの見出し作りで悩むことはなくなります。
記事を読みに来たユーザーの多くは、検索を行なってブログへ訪れています。
わざわざ検索して情報を探しているのに、メリットが曖昧だったり、なかったりする記事は読まれません。
記事を読むことで得られるメリットをしっかり伝え、記事の続きを読んでもらえるようしましょう。
4.筆者の権威性を示す
簡単に言うと実績や専門性のこと
権威性を示すことで、読者に信頼性を与えます。
ブログのジャンル | 権威性(実績や専門性)を示す例文 |
---|---|
子育て系のブログ | ママ・パパ歴〇年の~ |
ブログノウハウ系 | ブログ収入〇〇万円~
月間PV〇〇万を達成した~ |
ダイエット系 | 〇〇kgだった私が半年で〇〇kgに~ |
ただ、実績や専門性をアピールするときは、長文にならないようにしましょう。
前置きが長くなると、読むのに疲れて離脱に繋がります。
⑤本文を作成する
記事の本文を書く際は、いくつかのポイントがあります。
本文を作成する際のポイントの例
- 続けて同じ文末を使わない
- 一文一義で書く
- 文字に装飾を入れる
続けて同じ文末は使わない
文の最後が同じ文末だと、読みにくい文章になります。
同じ文末を連続した例 | 文末を変えている例 |
---|---|
今日の天気は晴れです。
でも、明日は雨のようです。 外出時は傘を持っていくのがおすすめです。 |
今日の天気は晴れです。
でも、明日の天気は雨になっています。 外出時は傘を持っていくのが良いでしょう。 |
例文では、文末を「です」を連続で使用しています。
同じ文末を連続で使用すると、リズムが取りにくく、どこか読みにくい感じがしないでしょうか。
一方の文末を変えている方は、同じ文末の連続よりは、リズムが取りやすい文になっているはず。
読者にストレスを与えると、記事を読んでもらえません。
読者にストレスを与えないように、同じ文末を連続で使わないように工夫が必要です。
- 「できます」→「可能です」
- 「おすすめです」→「おすすめします」 など
一文一義で書く
一つの文章の中に、伝えたい情報を一つだけ入れること
1文が長すぎると、読者が文章を読むのに疲れてしまいます。
今日の天気は晴れでとても気持ちの良い一日となりましたが、天気予報によると明日は雨が降るとされているため、外出する際には傘が必要です。
今日の天気は晴れで、とても気持ちの良い一日でした。
ですが、天気予報によると、明日は雨となっています。
外出時には、傘を持っていくのがおすすめです。
赤のボックス内のような文章が記事で続くと、読むのに疲れないでしょうか。
それに、伝えたいことがわかりにくいですよね。
文章だけで何かを伝えるためには、わかりやすくないといけません。
読みやすくて、わかりやすい記事を書くために、一文一義で書くようにしましょう。
文字に装飾を入れる
記事の本文は、適度に文字を目立たせたり、背景色を使ったりしましょう。
黒い文字だけだと、大切なことが伝わりにくくなります。
例えば、以下の例文だと、明日は雨だということを伝えたい文です。
今日の天気は晴れで、とても気持ちの良い一日でした。
ですが、天気予報によると、明日は雨となっています。
外出時には、傘を持っていくのがおすすめです。
今日の天気は晴れで、とても気持ちの良い一日でした。
ですが、天気予報によると、明日は雨となっています。
外出時には、傘を持っていくのがおすすめです。
下線で目立たせた方が、1番に伝えたいことを視覚的に知らせることができます。
ブログ記事を書くコツは「書く」ではなく「伝える」を意識することです。
適度に文字を目立たせて、読みやすく、わかりやすい記事にしましょう。
「文章を上手に書きたい」「読まれやすい文章を書きたい」と思っている方は、以下の記事が参考になります。
⑥まとめ部分を作成する
まとめとは、記事の要点を箇条書きでまとめたものです。
まとめを書く際は以下のポイントを意識してみましょう。
まとめ部分の作成ポイント
- 記事の重要なポイントを箇条書きにする
- 読者に行動を促す
- 長くならいないようにする
まとめは、情報を整理して読者の理解を深めてもらうのが目的です。
記事の中で重要な部分を箇条書きでまとめて、読者に理解を深めてもらうようにしましょう。
また、まとめ文章は記事の下部になります。
まとめの最後まで見てくれているのであれば、記事に興味を持ってくれている可能性が高いです。
なので、関連記事や広告、サービスのリンクを貼って、読者の次の行動を促しましょう。
そうすることで、回遊率も上がりGoogleからの評価も上がりやすくなります。
ブログ記事の構成案の作り方【10分で完成】
ブログ記事の構成案を作るのは難しくありません。
使い方は簡単で、ダウンロードしたCSVファイルをツール内に貼り付けるだけです。
必要な見出しの種類や記事情報をセレクトして、競合記事の構成案を参考にできます。
ブログ記事の構成に使えるテクニック
ブログ記事の構成を作る時に、知らないと損をする5つのテクニックがあります。
- PREP法
- 検索意図の答えを最初に提示する
- サジェストキーワードを活用する
- 関連キーワード(他の人はこちらも検索)を活用する
- 「関連する質問」を活用する
PREP法
PREP法とは、最初と最後に結論を伝えて、文章に説得力をもたせる文章構成の一つです。
以下の構成で文章を書いていきます。
PREP法の構成
- Point…結論
- Reason…理由
- Example…具体例
- Point…結論
ちょっと構成を見ただけではわかりづらいですよね。
Point(結論) | 効果的なダイエットには、バランスの取れた食事と適度な運動を組み合わせることが重要です。 |
---|---|
Reason(理由) | ダイエット成功の鍵は、単にカロリーを減らすことだけを意識してはいけません。
栄養バランスの良い食事を摂り、身体を動かすことが大切。 そうすることで、無理なく健康的に体重を減らすことができるからです。 |
Example(具体例) | 例えば、野菜、果物、たんぱく質をバランス良く摂取して、週3回のウォーキングを続けたことで、半年で10キロ減量に成功したケースがあります。 |
Point(結論) | そのため、バランスの取れた食事と運動を心掛けることが、効果的なダイエットには重要です。 |
最初に結論を伝えることで、読者の興味を引き、説得力を与えることができます。
「最初に結論を出せば、残りは読まれないんじゃ…」と、思う方もいるかもしれません。
でも、勿体ぶらずに結論を最初に出す方が「どうして?」と興味を持ってもらえます。
興味を持ってもらえれば、理由を知りたくなるものです。
なので、積極的に結論から書いちゃいましょう。
PREP法をもっと詳しく知りたいという方は、以下の記事が参考になります。
検索意図の答えを最初に提示する
ブログ記事の構成を作成する場合、第1見出しで検索意図(結論)を伝えましょう。
遅くても、第2見出しまでには、検索意図の答えを出す必要があります。
前置きが長くなりすぎると、読者は違うブログへ行ってしまいます。
そうならないためにも、結論を最初に伝え、読者の心を離さないようにしましょう。
サジェストキーワードを活用する
検索バーに入力すると、下にキーワードが表示される機能のこと
たとえば、「SEO タイトル」と検索窓に打つと、以下のように表示されます。
サジェストキーワードは以下を基準にGoogleから候補として提案されています。
サジェストキーワードの提案基準
- 月間検索ボリュームが高いもの
- ユーザー属性(過去に検索された履歴など)
- トレンド性が高いキーワード など
サジェストキーワードは、ユーザーの興味や関心がある情報ということです。
こんな素敵な機能を活用しないのは勿体ないですよね。
とはいえ、詰め込みすぎるのはよくありません。
あくまで、メインキーワードに合ったサジェストキーワードを選び参考にしましょう。
関連キーワード(他の人はこちらも検索)を活用する
関連キーワードとは、検索結果のページで「他の人はこちらも検索」として出てくるキーワード。
例えば「ブログ 構成」と検索したとしましょう。
関連キーワード(他の人はこちらも検索)は、以下のように表示されました。
関連キーワードで表示されるキーワードは以下を基に表示されます。
- 検索したキーワードに関連するもの
- 検索したキーワードに連想するもの
「サジェストキーワードと同じじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、表示されるキーワードの種類が違うんです。
関連キーワード | サジェストキーワード |
---|---|
|
|
関連キーワードは、同義語や類義語も考慮されているので、サジェストとは違ったキーワードが表示されます。
関連キーワードの調査は、競合とは違う切り口から情報を深堀りするキッカケを得られるチャンスです。
積極的に活用しましょう。
「関連する質問」を活用する
「関連する質問」は、キーワードで検索すると、結果ページに表示される以下の部分です。
Q&Aを明確に示すことで、「関連する質問」で記事の内容が取り上げられる可能性もあるんです。
タイトルだけでクリックしてもらうのが難しい場合でも、ここから記事に誘導できるかもしれません。
ブログ記事の構成の例【テンプレート】
ブログ記事の構成を、以下のジャンルごとにテンプレートとして作成しました。
- 悩み解決系の記事
- 評判・口コミ系の記事
- ノウハウ・解説系の記事
悩み解決系の記事
悩み系解決系の記事は、以下の構成がおすすめです。
- 原因・特徴
- 悩み・疑問の解決
- ポイントやコツ
- 悩みを解決させたい人への誘導
1.原因・特徴
悩み解決系の場合は、記事の最初に検索意図の答えを提示しましょう。
構成例
- ブログで稼げないのは〇〇が原因。
- ブログで収益化できていない人の特徴 など
悩みを解決するために、そもそもの原因などを記事の最初にすることで、読者の興味を引くことができます。
読者の心を掴むために、最初に悩みの原因や特徴を詳しく解説しましょう。
2.悩み・疑問の解決
原因や特徴を解説したら、具体的な解決策や回答を解説しましょう。
構成例
- スムーズに書くには情報収集がカギ
- ブログ収益化には〇〇が必須 など
悩みの原因や特徴を知った読者は、原因を解決する情報に興味を持つはずです。
具体的な方法を詳しく解説する構成にしましょう。
3.ポイントやコツ
解決策を実践する際のポイントやコツを解説しましょう。
つまずきやすい部分や選択に悩む部分など、ちょっとしたポイントを解説するだけでも効果的です。
合わせて、実践する際の注意点なども解説してあげると、より読者に寄り添った記事になります。
4.悩みを解決させたい人への誘導
読者がさらに情報を得るために他記事やサービスへ誘導を行いましょう。
関連記事や商品などのリンクを張るのがおすすめです。
悩みの原因や、その対処法を知って解決の糸口を見つけた読者に、追加情報を提示することで収益増加も見込めます。
例
ブログで稼ぐための方法を詳しく知りたい方は以下の記事がおすすめです。
【対象記事のURL】
評判・口コ系の記事
評判・口コミ系の記事だと、「使いやすいのか」「耐久性はあるか」など、実際に使用した感想を求めています。
なので、次のような構成がおすすめです。
- 評判・口コミ
- 特徴
- 比較
- デメリット・メリット
- おすすめな人
- よくある質問
順番に解説していきます。
1.評判・口コミ
評判や口コミ系の記事は、良い商品か否か使ってみた感想などを知りたいという検索意図があります。
なので、記事の最初に口コミや、レビューなどを示しましょう。
ネット上の口コミを引用して記事に掲載する際、 X(Twitter)などのSNSの口コミも効果的です。
リアルな声なので、ユーザーの興味を引くことができます。
ただ、アフェリエイトなどで、他社製品の口コミを引用するときは注意しないといけません。
- 攻撃的な口コミ
- 著しくマイナスイメージを与えるような批判
リアルな声といっても、上記のような極端に、他社製品にマイナスイメージを与える口コミの引用は控えましょう。
2.特徴
口コミを紹介した後は、商品やサービスの特徴を詳しく解説します。
紹介する、商品やサービスの一押し部分を紹介しましょう。
また、特徴である部分を使用して、読者がプラスになることも伝えます。
構成例
- 「〇〇ツールで構成が10分で作れる」
その製品やサービスを使ったときの、将来の自分を想像できる内容だと、読者もより興味を持ってくれます。
また、アフェリエイトだと購買意欲を高めることもできるので、特徴をしっかりと伝えましょう。
3.比較
他の商品やサービスとの比較を行います。
比較するときは、表やリストを使用して見やすくしましょう。
【比較表の例】
機能 | A社サービス | B社サービス |
---|---|---|
登録できるキーワード数 | 20 | 50 |
料金 | 無料 | 無料 |
表やリストで比較することで、文章で説明するようり直感的でわかりやすいです。
また、似ている商品と比較することで、記事で紹介する商品やサービスがより魅力的に見えます。
4.デメリット・メリット
商品の紹介や比較の解説後は、メリット・デメリットを解説します。
人間は、最後に提示された記憶が残りやすいと言われています。
「新近性効果」と呼ばれるものです。
なので、デメリットを先に提示して、メリットを解説した方が、良い点の記憶が残りやすくなります。
5.おすすめな人
記事にする商品やサービスがどんな人におすすめなのか伝えましょう。
構成例
- 「〇〇はこんな人におすすめ」
- 「〇〇に悩んでいる人におすすめ」 など
見出し内の本文には「なぜ、おすすめなのか」理由も一緒に解説すると、より説得力も増します。
6.使い方など
商品やサービスの具体的な使い方を解説します。
使い方の解説は、画像を使用するとわかりやすいです。
また、可能であれば使用する画像に矢印や丸を付けましょう。
- どこをクリックすればいいのか
- どのボタンをどの順で押せばいいのか
画像だけで、上記のことがわかるようにすると読者も理解しやすくなります。
7.よくある質問
読者が抱きやすい質問とその回答を簡単にまとめましょう。
【よくある質問の構成例】
見出し例 | 本文例 |
---|---|
このツールはずっと無料で使える? | ずっと無料で使えます。 |
データーを共有できる? | 無料版だと2人まで共有可能です。
有料版では~ |
よくある質問の内容は、知恵袋などの質問掲示板を利用するのがおすすめです。
また、SNSも参考になります。
知恵袋もSNSもリアルな質問なので、ユーザーに目線の質問内容をまとめることができますよ。
Nobilista(ノビリスタ)の評判と口コミ|人気SEOツールを徹底調査!2022年頃からSNSでの口コミが広がり、ユーザーが右肩上がりに増えている検索順位チェックツールのNobilista。 &nb…
ノウハウ・解説系の記事
ノウハウや解説系の場合「情報を知りたい」「知識を得たい」という検索意図があります。
なので次のような構成がおすすめです。
- 結論
- 方法
- コツやポイント
- 注意点orおすすめツール
- よくある質問
順番に解説していきますね。
1.結論
記事の最初で解説するテーマの結論を伝えましょう。
結論を最初に知ることで「なんでそうなるの?」と、結論の理由に興味を持ってくれます。
また、読者が結論を先に知っていることで、その後に解説する理由や対応策への理解も深めやすいです。
2.方法
解説した結論を実現するための方法を解説します。
「方法」の見出しを作るときのコツは、簡単にできることをアピールしましょう。
構成例
- たった〇分でできる
- 〇ステップで完了 など
「これくらいならできそう」と思ってもらうように作りましょう。
特に、初心者向けのノウハウ記事だと「難しそう」というイメージを持っている人も多いです。
「思ったより簡単かも」と前向きな気持ちになるような、見出し・本文を意識して構成案を作成しましょう。
3.コツやポイント
つまづくポイントや、スムーズに行なえるコツを紹介しましょう。
構成例
- 〇〇が表示された時の対処法
- 〇〇と合わせて使うと効果的 など
読者が迷う部分や、効果的な使い方などを解説することで、実践しやすくなります。
4.注意点orおすすめツール
実践する際の注意点や役立つツールを紹介します。
構成例
- 〇〇におすすめのツール
- ブログは〇〇を使って作る
- 〇〇を行なう前にやるべきこと など
読者目線で「気を付けてほしい点」や「効率よく実践できる」ような情報をまとめるように意識しましょう。
5.よくある質問
読者が抱きやすい質問とその回答をまとめます。
「評判・口コミ系の記事」と同じですが、Yahoo知恵袋などの質問掲示板を利用してリアルな悩みを集めましょう。
また、SNSを利用して質問内容を探すのも有効です。
ブログ記事の構成に役立つツール
当社で開発した、ブログ記事の構成案作りに役立つツールを紹介します。
- 競合解析ツール
- unifyキーワード
- unifyキーワード
これから紹介するツールを使用すれば、構成案作りにかかる時間を大幅に短縮できます。
さっそく解説していきますね。
競合解析ツール
競合解析ツールは、競合サイトに訪問せずとも競合記事の構成を確認できるツールです。
ラッコツールズで抽出した競合の記事構成を一気に見られるようになります。
競合解析ツールを使用すれば、これまで数時間かかっていたブログ構成を、10分単位で作れちゃいます。
ブログ構成作りに「時間が掛かりすぎる」「上手くまとめられない」という方には、おすすめのツールです。
unifyキーワード
unifyキーワードは、Wordpressのプラグインとして開発したものです。
unifyキーワードの主な機能
- 投稿画面で記事の順位を確認できる
- 設定したキーワードの順位を保存できる
- WordPress上でキーワードの管理ができる
記事の順位を確認するのはもちろんのこと、リライト時に非常に便利なプラグインです。
unifyキーワードは、記事ごとに獲得しているキーワードを確認できます。
なので、キーワードを確認しながら検索意図の見直しや、情報の追加・修正などを行ないやすくなるんです。
- 狙ったキーワードでアクセスを得ているか
- リライト時の情報収集を効率よく行ないたい
上記のような方に、ぜひ使ってほしいプラグインです。
【作業時間30%削減】キーワード管理xGoogle連携プラグインをリリースしました!キーワード管理や順位計測などを、WordPress上で一元管理できるようにするプラグインです。 弊…
unifyナビゲーション
unifyナビゲーションは、固定ヘッダーを挿入してくれるプラグインです。
豊富なデザインパターンから、ブログのテーマやデザインに合った固定ヘッダーを挿入できます。
また、HTMLやPHPといった、プログラミンの知識は必要ありません。
項目から、あなたに必要な部分を選択するだけでOK。
- 見やすいナビゲーションメニュー作りたい
- 記事の途中で離脱されるのを防ぎたい
- スムーズな誘導を行ないたい
unifyナビゲーション|固定ヘッダー挿入WordPressプラグインプラグインの名前はunifyナビゲーション。ページ上に配置するナビゲーションメニューが作成できるWordPress用プラグインです。 単純な…
まとめ
この記事のまとめ
- 記事の構成は選定・調査などの事前準備がなにより大切
- 構成作りはサジェスト・関連キーワードを参考にするのが便利
- 記事を読んでもらうためには冒頭文が重要
ブログ記事の構成は、競合記事の調査などの事前準備が欠かせません。
どれだけ事前準備ができているかで、ブログ記事の質が変わってきます。
その事前準備を短い時間で効率よく行なうには、ツールの使用は必須です。
ツールを使用することで、読者が求めている潜在的なニーズを発見することも。
読者が求めている情報を、競合と違った切り口から解説した魅力的な記事を作ることもできます。
ぜひ、当社が提供している、ブログ構成に役立つツールも使用してみてくださいね。
当社が開発した「競合解析ツール」を使用すれば、初心者でも10分ほどで構成案を作成できちゃいます。