「WordPressに貼れる広告はどんな種類があるの?」
「WordPressの広告の貼り方が分からない」
「広告が表示されない…」
登録の手続きや広告選び、設置まで、自分でやろうとすると手順がむずかしく感じますよね。
この記事では、WordPressで使える広告の種類や特徴、貼り方、表示できない時の対処法まで徹底的に解説。
画像付きで解説しているので、最後まで読めば失敗することなく広告を貼れます。
㈱Woo代表。WordPressを魔改造してSEO戦争する人です。 WordPressプラグイン・テーマ「unify」開発者。 中央大学卒。元WEB系エンジニアでCMSやECサイト開発等をしてました。 2018年10月頃にブログ運営を開始。2020年独立し、2021年法人化。
WordPressに貼れる広告の種類
WordPressに貼れる広告は以下の3種類です。
- Googleアドセンス
- 物販アフィリエイト
- ASPアフィリエイト
それぞれ特徴があるので、あなたのサイトに適した広告を貼りましょう。
Googleアドセンス広告
Googleが提供している広告で、あなたのサイトに広告を貼り、クリックされる回数に応じて広告料が払われます。
一般に「クリック報酬型広告」といわれ、クリックされるだけで報酬が発生します。
しかし、Googleアドセンスには審査があります。
近年、審査通過の難易度はあがっているので、ある程度サイトを充実させてから申請するとよいでしょう。
物販アフィリエイト
ブログやSNSで商品を紹介し、商品が売れた場合に収益の一部を受け取れます。
一般的にAmazon、楽天、Yahoo!といった物販サイトの商品を紹介します。
お気に入り商品を紹介できるので、初心者でも始めやすいアフィリエイトです。
ASPアフィリエイト
ASPは広告代理店のことで、広告を貼りたい人と広告主を繋いでくれます。
一般の人が企業と広告掲載の契約をするのは難しいので、ASPを通して企業の広告を貼りましょう。
ASPアフィリエイトでは、貼った広告から制約条件を満たした場合に報酬が支払われます。
制約条件は案件により様々ですが、Googleアドセンスや物販アフィリエイトに比べ単価が高いのが特徴です。
WordPressの広告の貼り方|Googleアドセンス
WordPressの広告の貼り方を、Googleアドセンスの場合で解説します。
Googleのアカウントをお持ちでない方は、Googleのサービスを使うのに必要不可欠なので、こちらから先に作成しましょう。
Googleのアカウントをお持ちの方は、以下の手順に従って広告を貼ります。
- アカウント登録をし、Googleアドセンスの申し込みをする
- 広告を貼る
アカウント登録
Googleのアカウントとは別に「Googleアドセンス」のアカウントを作る必要があります。
こちらからGoogleアドセンスのホームページにアクセスし「ご利用開始」をクリック。
下記の項目について順に入力します。
- あなたのサイト
- AsSenseからの情報配信を希望する
- お支払い先の国または地域
- 「AdSense利用を開始する」をクリック
これでGoogleアドセンスのアカウント作成は完了です。
次に、申し込みをしましょう。
Googleアドセンスの「ホーム」から、「お客様についてお知らせください」の「情報を入力」をクリック。
基本情報を入力し、送信します。
「ホーム」に戻り、サイトをAdSenseにリンクの「開始」をクリック。
下記の画面が表示されるので、「コピー」をクリック。
コピーした状態で、WordPress管理画面の「外観」から「テーマファイルエディター」を開きます。
下記画像のように、子テーマを使用の場合は親テーマに変更し「選択」をクリック。
「テーマファイル」の欄から「テーマヘッダー」をクリック。
<head>タグを見つけて、そのすぐ下(画像②)に先ほどコピーしたコードをペーストします。
左下「ファイルを更新」をクリック。
ここまでできたら、Googleアドセンスの画面に戻ります。
Googleアドセンス画面から、「審査をリクエスト」をクリック。
この際、「コードを配置しました」へのチェックを忘れずにしましょう。
広告コードを貼る方法
Googleアドセンスの管理画面から、下記の順でクリックします。
- 「広告」
- 「広告ユニットごと」
- 「ディスプレイ広告」
下記の順に進めます。
- 「広告ユニットの名前を入力」はなんでもいいので名前をつけます。
- 「広告サイズ」がレスポンシブ以外になっている場合はレスポンシブにしましょう。
(レスポンシブにすると、ページの表示サイズに応じて自動で対応します) - 「作成」をクリック。
アドセンス広告のコードが発行されるので「コピー」をクリックし、「完了」をクリック。
広告を貼りたい記事を開きます。
広告を貼りたい場所で「+」から「すべて表示」をクリック。
ウィジェットから「カスタムHTML」をクリック。
下記のように「HTMLを入力…」が表示されるので、先ほどコピーしたコードを貼り付けます。
他にも広告を貼りたい場合は、同じやり方で広告を貼りたい場所にコードを貼ります。
プラグインで貼る方法
WordPress管理画面の「プラグイン」から「新規追加」をクリックします。
右上キーワード検索欄に「WP QUADS」を入力。
「今すぐインストール」を押し、有効化します。
下記の画面が表示されるので「+Create Ad」をクリック。
赤枠、「Plain Text / HTML / JS」をクリック。
上記”広告コードを貼る方法”と同じやり方でHTMLコードをコピーしてきましょう。
コピーしたコードは下記、赤枠に貼り付けます。
下記の順で進めます。
- Aligin…「Center」にする
- Ad Label…チェックを入れる
- Ad Label Text…広告名を入力(なんでもOK)
- Ad Label Position…「Above Ad」にする
- 右下「Next」をクリック
次のページに写り、「Where Will the AD Appear?」を「Shortcode(Manual)」に変更するとコードが出てきます。
コードをコピーし(赤枠の部分)、右下「Publish」をクリック。
記事を開き、先ほどのコードを広告を入れたい場所に貼り付けましょう。
自動広告を貼る方法
“広告コードを貼る方法”と同じやり方でHTMLコードをコピーします。
WordPress管理画面の「外観」から「テーマファイルエディター」をクリック。
テーマファル欄から「テーマヘッダー」をクリック。
<head>タグのすぐ下にコピーしたコードを貼り付けます。
これで自動広告の貼り付け完了です。
WordPressの広告の貼り方|物販アフィリエイト
WordPressの広告の貼り方を、物販アフィリエイトの場合で解説します。
流れは以下の3ステップ。
- 物販アフィリエイトの登録
- 広告コードを取得
- 広告コードを貼り付け
物販アフィリエイトは紹介する商品も多く、初心者におすすめのアフィリエイトです。
物販アフィリエイトの登録方法
物販アフィリエイトで広告を貼るには、先にアフィリエイトサービスの登録が必要です。
「Amazonアソシエイト」にアクセス。(楽天アフィリエイトの登録はこちら)
赤枠「登録」をクリック。
住所を入力します。
Amazonのアカウントをお持ちの方は入力済みの住所をクリック。
必要情報を入力していきます。
あなたのサイトURLを入力し「追加」したら、右下「次へ」をクリック。
サイト、アプリの情報を続けて入力します。
画像に表示された文字を入力し、同意にチェックを入れ「完了」をクリック。
下記、画面が表示されれば申請完了です。
広告コードの取得
Amazonアソシエイトのメニューバーから「商品リンク」→「アソシエイト・ツールバー」をクリック。
「アソシエイト・ツールバーの設定はこちらから」をクリック。
以下2点を確認します。
- 「ツールバー表示」がオンになっているか
- 「リンク取得」と「シェア」にチェックが入っているか
紹介したい商品のページを表示し、上部アソシエイトツールバーからリンクを発行できます。
広告コードの貼り付け
広告コードの取得で作成したリンクを、サイトやSNSに貼り付けたら完了です。
Amazonアフィリエイトは、広告のクリック数や収益をトップページから確認できます。
売れ行きのよい商品など分析しましょう。
WordPressの広告の貼り方|ASPアフィリエイト
WordPressの広告の貼り方を、ASPアフィリエイトの場合で解説します。
流れは以下の3ステップ。
- ASPアフィリエイトに登録
- 広告との連携
- 広告コードの取得・取り付け
ASPアフィリエイトは、Googleアドセンスや物販アフィリエイトに比べて報酬が高額です。
ブログで稼いでいる方の多くが、このASPアフィリエイトをやっています。
ASPアフィリエイトの登録方法
登録するASPは、あなたの得意なジャンルの広告が豊富にあるASPを選ぶといいでしょう。
どちらも大手で広告が豊富で、審査がないため初心者でも始められます。
A8.netにアクセスします。(もしもアフィリエイトはこちら)
「今すぐ会員登録(無料)」をクリック。
「メールアドレス」「メールアドレス確認用」を入力。
下記の番号順に進めます。
登録したアドレスに下記のようなメールが届くので、赤枠URLをクリック。
基本情報を入力し、「サイトをお持ちの方」へ進みます。
サイト情報を入力し「口座情報を登録する」をクリック。
口座情報を入力したら確認画面へ進みます。
入力内容の確認が出るので確認し、間違っていれば修正しましょう。
確認・修正が終わったらA8.netの登録が完了です。
広告との連携
ASPにアクセス後、下記の順に入力します。
- 「ログインID」
- 「PASS」
- 「ログイン」
左上の「カテゴリー検索」から貼りたい広告をキーワードで検索します。
貼りたい広告の「詳細を見る」をクリック。
下スクロールし、「提携申請をする」をクリック。
これで申請が通れば広告の提携は完了です。
広告コードの取得・貼り付け
ASPにログイン後、メニューバーの「プログラム管理」から「参加中プログラム」をクリック。
貼りたい広告の「広告リンク」をクリック。
あなたのサイトに合うサイズの広告リンクで「素材をコピーする」をクリック。
広告を貼りたいサイトを開きます。
広告を貼りたい場所で、コピーしたコードを貼り付けましょう。
これで広告コードの取得・貼り付けが完了です。
WordPressの広告の管理方法
WordPressでの広告の管理は、サイトが増えるにつれて難しくなります。
広告を管理する方法を3つ紹介します。
- 個別管理
- 一括管理(ウィジェット・テーマ別)
- 一括管理(ショートコード別)
個別管理
サイトや広告ごとに個別で管理するやり方です。
上記で解説したやり方で1つずつ広告を貼るなどする必要があります。
サイトや広告の数が少ないうちは可能ですが、サイトや広告が増えるにつれて管理が難しくなります。
一括管理(ウィジェット・テーマ別)
WordPressの広告はウィジェットやテーマの機能で一括管理が可能です。
一括管理(ウィジェットの場合)
テーマによってはウィジェットの一括管理の機能がない場合があるので注意しましょう。
この記事ではCoccoCocconでの一括管理のやり方を解説します。
WordPress管理画面の「外観」から「ウィジェット」、「[C]広告」の順でクリック。
「タイトル下」をクリックし、「ウィジェットを追加」をクリック。
広告のコードを貼り付け、「保存」を押します。
これでウィジェットの一括管理が完了です。
一括管理(テーマ)
こちらもCocconでの一括管理のやり方を解説します。
※テーマによっては一括管理の機能がない場合があります。
WordPress管理画面から「Cocoon設定」をクリック。
「広告」をクリック。
「広告コード」に広告のコードを貼り付けます。
「[ad]ショートコード」のチェック欄があるのでチェックを入れます。
左下「変更をまとめて保存」をクリック。
これで保存した広告コードがショートコード化できました。
このショートコードを変更すると、設定した記事の広告が一括で変更可能です。
また、Cocoonでは貼りたい記事の貼りたい場所で「[ad]」と入力すると広告が貼れます。
一括管理(ショートコード別)
“プラグインで貼る方法”で解説した、ショートコードで管理する方法です。
プラグインWP QUADSのトップページを開くと設定したショートコードが表示されるので、編集でコードを一括で管理できます。
広告の変更はもちろん、広告を貼る場所など一括で変更可能です。
WordPressに広告を貼るならどこがいい?
WordPressに広告を貼る際、貼るタイミングや場所は収益に影響します。
おすすめの広告を貼るタイミングを4つ解説します。
- 読者の悩みを解決できいる場所
- 商品のメリットが分かる場所
- 体験談・口コミのあと
- 記事のまとめ部分
読者の悩みを解決できている場所
読者は悩みを解決するために検索します。
つまり、あなたの訴求している商品が悩みを解決してくれると思ったときに商品を買うということ。
そのため、記事内で、読者の悩みを解決できるポイントで紹介するとスムーズに誘導できます。
商品のメリットが分かる場所
商品のメリットが分かるポイントでの訴求もおすすめです。
メリットのあとの訴求は、読者が自分の未来を想像しやすいからです。
「〇〇ができるようになる」「〇〇のようになれる」と考え、購買意欲が上がります。
購買意欲の上昇によりクリック率や購入率が上がるので、メリットを伝えたあとの広告はおすすめです。
体験談・口コミのあと
体験談・口コミのあとの訴求も効果的です。
口コミを見て購入を決める人も多くいます。
離脱率の高いweb記事で、口コミまで読んでいる読者は訴求している商品に非常に興味がある証拠です。
よって体験談・口コミのあとに広告を貼るのはおすすめです。
記事のまとめ部分
まとめは記事の最後に記載することが多く、最後まで読む読者は広告の商品に高い興味を示しています。
興味がなければ最後まで読まず、途中で離脱します。
購買意欲が高まっている状態なので、記事のまとめ部分にも広告を貼りましょう。
WordPressの広告が表示されない時の対処法
WordPressの広告が貼り付けていても、何らかの問題で表示されないことも。
広告が表示されない時の対処法を6パターンで解説します。
- 貼り方の手順を再確認する
- 広告コードが切れていないか確認する
- 画面を更新する
- 商品管理ページを確認する
- 他の商品コードに変えてみる
- 広告ブロックを解除する
サイトに読者が訪れても、広告がなければ収益には繋がりません。
広告が表示できるよう対処しましょう。
貼り方の手順を再確認する
WordPressの広告が表示されないとき、貼り方の手順が間違っている場合があります。
WordPressに広告を貼る流れは以下の順。
【再確認】広告の貼り方
- 広告会社やASPに登録・申請する
- 広告のコードを発行する
- サイトにコードを貼り付ける
詳しくはGoogleアドセンスや物販アフィリエイト、ASPアフィリエイトの場合でそれぞれ解説しているので確認しましょう。
広告コードが切れていないか確認する
WordPressに広告が表示されないとき、広告のコードが途中で途切れている可能性があります。
発行された広告のコードをコピーし、そのまま貼り付けましょう。
広告のコード発行や貼り方は既に解説しているので、参考にし対処しましょう。
画面を更新する
画面を更新すると改善する場合があります。
また、ちゃんと貼れていても自分の画面からは広告が表示されないことも。
画面を更新し、プレビューやシークレットモードなどで確認しましょう。
商品管理ページを確認する
広告に載せている商品に問題があるかもしれません。
提携したASP会社のプログラムからちゃんと提携できているか、終了日を超えていないかを確認しましょう。
申請が通っていない場合もあるので、その場合は再申請が必要です。
他の商品コードに変えてみる
表示したい商品のコードから、一度他の商品コードに変えてみるのも手です。
他のコードでなら表示される可能性もあります。
他のコードで表示される場合は、変更前のコードの期限が切れているなどの問題があるので他の対処法を試しましょう。
広告ブロックを解除する
広告ブロックとは、画面に広告が表示されないようにするツールです。
読者がこれを使用している場合、広告が表示されないので、収益になりません。
広告ブロックの解除は、WordPressの管理画面を開き下記順番で進めます。
- 「プラグイン」
- 「新規プラグインを追加」
- キーワード「CHP Ads Block Detector」で検索
- 「今すぐインストール」から「有効化」
設定はお好みで変更しましょう。
主な変更点は以下3点です。
- チェックを外したら警告が無効になる
- 表示される警告文の内容
- 閉じるボタンの表示
「SAVE CHANGES」クリックで変更が反映されます。
WordPressの広告管理に便利なプラグイン
unifyキーワードは、Googleサーチコンソールの計測結果やキーワードの管理をWordPress上で管理できるプラグインです。
広告のクリック数など、編集ページで確認できます。
他のデータと一緒に見て分析できるので、広告管理に便利です。
くわしい機能は以下の記事で説明しています。
【作業時間30%削減】キーワード管理xGoogle連携プラグインをリリースしました!キーワード管理や順位計測などを、WordPress上で一元管理できるようにするプラグインです。 弊…
まとめ
この記事のまとめ
- WordPressでは「Googleアドセンス」「物販アフィリエイト」「ASPアフィリエイト」の広告を貼れる。
- 商品コードを作成し、編集画面にそのまま貼り付けるだけで広告が表示される。
- 広告管理は「unifyキーワード」での一括管理がおすすめ。
ブログで収益を得るために広告は必要不可欠です。
初心者は始めやすく、報酬に結びつきやすいGoogleアドセンスや物販アフィリエイトから始めましょう。
大きく稼ぎたい人はASPアフィリエイトがおすすめです。
WordPressの広告管理に便利な、[uy_text_link prod="unify-keyword" no=2 text="unifyキーワード"]というプラグインを開発しました。