ブログのキーワード選定でSEO強化!手順5ステップと簡単なコツを解説

ブログのキーワード選定でSEO強化!手順5ステップと簡単なコツを解説

「ブログ記事を書いているけど、なかなか上位表示できない」

「正しいキーワード選定の方法を知りたい」という人は多いでしょう。

この記事では、ブログのキーワード選定の重要性や手順、コツについて解説。

選定に役立つ便利なツールもご紹介します。

ドム
必要なプロセスをこの記事で学び、適切なキーワード選定でブログを運営しましょう。

キーワード周りの作業時間を30%削減する。

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この記事を書いた人
ドム(工藤逸世)
ドム(工藤逸世)SEOコンサル&WPテーマ開発

㈱Woo代表。WordPressを魔改造してSEO戦争する人です。 WordPressプラグイン・テーマ「unify」開発者。 中央大学卒。元WEB系エンジニアでCMSやECサイト開発等をしてました。 2018年10月頃にブログ運営を開始。2020年独立し、2021年法人化。

ブログではキーワード選定が重要

ここではブログ運営で重要なキーワード選定について、下記の2点を解説します。

  • キーワード選定とは
  • キーワード選定が必要な理由

キーワード選定とは

キーワード選定とは

ターゲット(読者)が検索すると思われるキーワードを考え、整理すること

キーワードを選定すると、「検索意図」が予測できるので、読者に寄り添った記事が書けます。

例えば、「ブログ」について発信しているとしましょう。

この場合、ざっくり下記のキーワードと検索意図が考えられます。

  • 「ブログ 始め方」→ブログの始め方が知りたい
  • 「ブログ 無料」→無料でブログを運営できるサービスが知りたい
  • 「ブログ 稼ぐ」→ブログでの稼ぎ方を知りたい

検索意図を明確にし、検索ボリュームや競合性を分析するとより良い選定ができます。

しかし、実際にはもっと対象読者を明確にし、潜在意識までの把握が必要です。

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これらは読者満足度に大きく関わるので、後述でしっかり解説します。

キーワード選定が重要な理由

キーワード選定が重要な理由は以下の3点です。

キーワード選定が重要な理由

  • 対象読者が明確になる
  • 検索意図が分かる
  • 読者の悩みを解決する記事が書ける

ブログは読者満足度が1番大切です。

読者満足度を高めるためには、対象の読者を明確にし、悩みや検索意図を正確に予測した上で読者に寄り添った記事を書く必要があります。

これらを把握するため、キーワード選定は必要不可欠です。

ブログのキーワード選定の手順5ステップ

ブログのキーワード選定の手順は、以下の5ステップです。

  1. ブログのジャンルを決める
  2. ジャンルに合うキーワードをピックアップする
  3. キーワードの検索ボリュームをチェックする
  4. キーワードを絞り込む
  5. キーワードの競合を調査する

それぞれ解説します。

①ブログのジャンルを決める

まずは、ブログのジャンルを決めましょう。

決まっていない方は、経験があること・興味のあることがおすすめです。

ブログは継続が大切なので、興味の持てないジャンルは避けましょう。

収益を狙う場合は、最低でも1,500円以上の広告があるジャンルで、市場が大きいものがおすすめです。

高単価で市場が大きいジャンルの例

YMYLジャンルは除く

  • 転職
  • 副業
  • VOD
  • オンラインスクール
  • マッチングアプリ
  • 宅配サービス
  • インターネット回線

悩みすぎてもよくないので、決められない方は上記の中から少しでも興味のあるものを選びましょう。

②ジャンルに合うキーワードをピックアップする

ジャンルを決めたら、ジャンルに関連したキーワードをピックアップしましょう。

例えば、ジャンルが「転職」なら下記のようなものがあります。

  • 転職 おすすめ
  • 転職 サイト
  • 転職 履歴書
  • 転職 理由
  • 転職 営業
  • 転職 20代

キーワードのピックアップにはツールを使うのが便利です。

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使い方や検索ボリュームの選び方について、下記の項目でくわしく解説します。

③キーワードの検索ボリュームをチェックする

ピックアップしたキーワードの検索ボリュームをチェックしましょう。

こちらも後ほど詳しく紹介しますが、「Ubersuggest」や「unifyキーワード」などのツールを使うのがおすすめです。

先ほどピックアップしたキーワードの検索ボリュームは以下の通り。

キーワード 月間検索数
転職 おすすめ 4,400
転職 サイト 110,000
転職 履歴書 14,800
転職 理由 14,800
転職 営業 880
転職 20代 8,100

上記のように、ピックアップしたキーワードが月間どのくらい検索されるのかチェックしましょう。

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④キーワードを絞り込む

検索ボリュームを調べたら、さらにキーワードを絞り込み、1つに決めましょう。

月間検索ボリュームが1万以上の大きいものは、競合が強い傾向があります。

はじめは検索ボリュームが100〜1,000程度のものを選ぶのがおすすめです。

上記で挙げたキーワードでは「転職 サイト」や「転職 履歴書」は避け、「転職 営業」から取り組むのがいいでしょう。

⑤キーワードの競合を調査する

キーワードの絞り込みができたら、競合を調査しましょう。

上位表示できているサイトはGoogleが読者の役に立つと判断しているサイトなので、現段階の正解とも言えます。

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競合調査には「競合解析ツール」をぜひ使ってみてください。

競合解析ツール|記事作成時の競合チェックを時短する。
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  記事を書く前に競合サイトを訪問する時代は終わりました。 わざわざ競合のPV数を増やしてあげながら、記事構成を作るのにあなたの貴…

上位サイトのタイトルや見出し構成を調査し、読者の検索意図を把握しましょう。

上位表示されているサイトが、企業や政府機関のサイトの場合は上位表示が難しいので、他のキーワードに変更します。

簡単!ブログのキーワード選定のコツ

ここではブログのキーワード選定のコツを5つ紹介します。

  • ロングテールキーワードから取り組む
  • キーワードのクエリを意識する
  • ユーザーの潜在意識を考える
  • Googleの検索窓を活用する
  • 関連キーワードを取り入れる

それぞれ解説します。

ロングテールキーワードから取り組む

ロングテールキーワードとは

月間検索数が1,000以下の複合キーワードのこと

例えば「転職」テーマでいうと、「転職 面接 メール」のようなキーワードのことです。

個人ブログでは、月間検索数が1万を超えるようなビックキーワードの上位表示はなかなかできません。

しかし、ロングテールキーワードであれば個人ブログでも十分に上位表示を狙えます。

はじめはロングテールキーワードを上位表示していき、読者を集めドメインパワーを上げていきましょう。

キーワードのクエリを意識する

クエリとは

読者が検索窓に入れて実際に検索した単語のこと

キーワードとクエリの違いは、 ブログで言えば「ブロガーか読者か」です。

扱うのは同じ単語でも、ブロガー目線(広告運用をする側)では「キーワード」、読者目線では「クエリ」と呼びます。

読者の検索クエリは、以下の4つに分類できます。

検索クエリの分類

  • Goクエリ
  • Doクエリ
  • Knowクエリ
  • Buyクエリ

下記では、どのようなキーワードがどのクエリに該当するか解説します。

Goクエリ

Goクエリ

どこかに「行きたい」という検索意図

例えば、「東京 ラーメン屋」「YouTube ログイン」などがGoクエリにあたります。

一般的にGoクエリは固有名詞で検索するため、個人ブログでの上位表示が難しい傾向があります。

Doクエリ

Doクエリ

なにかを「したい」という検索意図

例えば、「ブログ 始め方」「ホテル 予約」などがDoクエリです。

Doクエリは成約に結びつきやすいので、上位表示できれば収益が見込めます。

しかし、市場が大きいものは競合が強いので注意が必要です。

Knowクエリ

Knowクエリ

なにかを「知りたい」という検索意図

例えば、「ブログ 稼ぎ方」「検索意図とは」などがKnowクエリ。

Knowクエリは、1番多いキーワードの種類といわれています。

Buyクエリ

Buyクエリ

なにかを「買いたい」という検索意図

例えば、「PC おすすめ」「マウス ランキング」などがBuyクエリになります。

商品やサービスを購入したくて検索するキーワードなので、比較的収益に繋げやすいクエリです。

ドム
クエリは単体ではなく、組み合わせて意識することで読者満足度を高められます。

例えば「転職 サイト」は、おすすめの転職サイトが知りたいというKnowクエリです。

しかし、多くの読者は知るだけでなく、「登録したい」「転職活動したい」といったDoクエリも潜在意識としてあるはず。

このような潜在意識に気づければ、書くべき情報が分かり質の高い記事が書けます。

ユーザーの潜在意識を考える

読者の検索意図には、顕在意識と潜在意識があります。

顕在意識 見出し
自覚している意識のこと 自分でも自覚していない意識のこと

潜在意識は同じキーワードでも、対象読者によって異なります。

年齢・性別・性格などを予測し、対象読者を明確にしましょう。

難しければ、身近の人や過去の自分を設定するのがおすすめです。

潜在意識まで見極めると入れるべきキーワードが見えてきて、ライバルとの差をつけられます。

Googleの検索窓を活用する

キーワード選定時にGoogleの検索窓を活用するのも有効です。

サジェストキーワードとも言われ、検索するとき連想されるキーワードのことをいいます。

例えば、キーワードが「転職」の場合、サジェストキーワードは以下の通り。

サジェストキーワードの例

これらのキーワードはよく検索されるキーワードなので、選定や検索意図の調査に役立ちます。

関連キーワードを取り入れる

関連キーワードは、検索キーワードと関連性の高いキーワードです。

再検索キーワードとも言われ、メインキーワードを検索した読者が次に検索しやすいキーワード。

メインキーワードが「転職」の場合、関連キーワードは以下の通り。

関連キーワードの例

関連キーワードは読者の検索意図を満たすための参考になるので、活用しましょう。

サジェストキーワードと関連キーワードは似ていますが、別物なので注意が必要です。

サジェストキーワード 関連キーワード
  • 対象キーワードと一緒に検索されることが多いキーワード
  • 過去に検索したキーワードも表示される
  • 検索キーワードと関連性の高いキーワード
  • 次に検索しやすいキーワード

キーワード周りの作業時間を30%削減する。

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ブログでキーワードを入れる位置【SEO強化】

SEO的にブログでキーワードを入れるべき場所を3つ紹介します。

  • タイトル
  • 見出し
  • 記事の本文
ドム
上位表示するために重要な要素なのでしっかり抑えましょう。

タイトル

タイトルは読者が1番はじめに見るところであり、検索エンジンも重要視している場所なので必ずキーワードを入れましょう。

その際、なるべくキーワードは左端に入れるのがおすすめです。

読者が最初に目にする部分にキーワードがあると、クリックしてもらいやすくなります。

ただし、不自然になる場合は必ずしも左端でなくても構いません。

また、文字数は検索したときに表示される32文字以内がベストです。

ドム
こちらの記事にくわしい情報を載せています。

見出し

必ずではありませんが、できる限り見出しにもキーワードを入れましょう。

検索エンジン的に、h2見出しには極力キーワードを入れるのがおすすめです。

ドム
こちらも、なるべく左端にキーワードを入れましょう。

記事の本文

記事の本文中のキーワードは、多く入れれば順位が上がるというわけではありません。

記事の本文にキーワードを入れすぎると、検索エンジンからスパム通告をされる可能性もあります。

あくまでも読者満足度を高める読みやすい文章が最優先なので、注意しましょう。

ブログでのキーワードの出現率は、 4~6%が目安とされています。

以下のページでキーワード出現率を確認できるので、活用しましょう。

キーワード出現率チェック

ブログのキーワード選定・分析に役立つツール

ここでは、ブログのキーワード選定・分析に役立つツールを5つ紹介します。

  • ラッコキーワード
  • キーワードプランナー
  • Ubersuggest
  • GetKeyword
  • unifyキーワード
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どれもブログ運営で重宝するツールばかりです!

ラッコキーワード

ラッコキーワードは、無料で使える初心者から専業ブロガーまで使用する高機能のツールです。

ラッコキーワードでできることは以下の通り。

ラッコキーワードでできること

  • サジェストキーワードの抽出
  • 上位20サイトの見出し抽出
  • 共起語の把握

ラッコキーワードは、上位サイトの見出し抽出が非常に便利です。

ダウンロードも簡単にできるので、競合解析ツールと合わせて競合調査するのがおすすめです。

月々440円の有料プランを使えば、月間検索数も調べられます。

キーワードプランナー

キーワードプランナー

キーワードプランナーはGoogleが提供しているツールで、ブログのキーワード選定に非常に有効なツールです。

キーワードプランナーでできることは以下の通り。

キーワードプランナーでできること

  • 月間検索数の調査
  • 関連キーワードの抽出
  • 広告のクリック単価の調査

キーワードプランナーでは月間検索数や、関連キーワードを調査し、あなたのサイトに適したキーワードを選定できます。

基本無料で利用可能なので、初心者にもおすすめです。

Ubersuggest

Ubersuggest

Ubersuggestは、キーワード選定から競合分析までできるツールです。

Ubersuggestでできることは以下の通り。

Ubersuggestでできること

  • 月間検索数の調査
  • SEO難易度の調査
  • クリック単価の調査

無料版でもキーワード検索数や競争度などの情報を得られ、有料版を利用すればさらに詳細なデータを得られます。

競合サイトの被リンクなども確認できるので、ライバルの分析にも効果的です。

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GetKeyword

GetKeyword

GetKeywordは、無料で使えるキーワード抽出や競合調査ができるツールです。

GetKeywordでできることは以下の通り。

GetKeywordでできること

  • キーワードの抽出
  • 再検索ニーズの把握
  • 上位同時ランクキーワードの把握
  • SEO難易度の調査

GetKeywordでは、月間検索数や検索数の増減、広告単価も調査できます。

再検索ニーズや同時ランクキーワードが調べられるので、含めるべきキーワードの漏れを防止でき、より深い検索意図の調査ができます。

YMYLジャンルに属していないか、競合の強さも調査可能です。

ただし1日4回までしか利用できず、有料版もないので注意しましょう。

unifyキーワード

unifyキーワードはWordPress上で、キーワードの管理ができる効率化プラグインです。

ドム
「WordPress上だけで全部できる」ように開発しました!

unifyキーワードでできることは以下の通り。

unifyキーワードでできること

  • キーワードディスカバー
  • GSCトラッカー
  • キーワード管理

キーワードディスカバーはWordPressの投稿画面でGoogleサーチコンソールと連携し、キーワードを見つけられます。

GSCトラッカーもGoogleサーチコンソールと連携し、キーワードの順位履歴を保存可能です。

順位だけでなくクリック率や表示回数、CTRも分かります。

キーワード管理では、記事とキーワードを紐付け、キーワードの重複やまだ作成していないキーワードの調査が可能です。

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くわしい機能はこちらにまとめたので、ぜひご覧ください!

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まとめ

この記事のまとめ

  • キーワード選定は、検索意図を把握するために重要なプロセス。
  • 初心者のうちはロングテールキーワードから攻めると上位表示しやすい。
  • 選定ツールを活用して作業効率を上げる。

ブログは読者の満足度が最重要です。

満足度を高めるため検索意図を正確に把握する必要があり、そのためキーワード選定が必要です。

キーワードを設定しなかったり、検索意図が間違っていたり、競合が強すぎたりすると上位表示はできません。

紹介したツールを活用して、しっかり調査をし、ロングテールキーワードから少しずつ対策していきましょう。

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