WordPress無料テーマおすすめ12選【2025年最新】有料との違いも解説

WordPressテーマは数多くあるうえ、無料のものと有料のものがあります。

どれを選べばよいのか迷いますが、適当に選びたくはありませんよね。

そこで今回は、WordPress無料テーマの中から、おすすめの12選をご紹介。

あわせて、無料テーマと有料テーマの違いも解説します。

この記事を読むことで、自分自身のサイトの方向性に合った最適なテーマ選びができますよ。

ドム
WordPressのプラグイン開発もしている、私ドムが解説します。

この記事を書いた人
ドム(工藤逸世)
ドム(工藤逸世)SEOコンサル&WPテーマ開発

㈱Woo代表。WordPressを魔改造してSEO戦争する人です。 WordPressプラグイン・テーマ「unify」開発者。 中央大学卒。元WEB系エンジニアでCMSやECサイト開発等をしてました。 2018年10月頃にブログ運営を開始。2020年独立し、2021年法人化。

WordPressの無料テーマおすすめ12選【目的別の比較表あり】

WordPressで使用できる無料テーマを12選、ご紹介します。

比較・評価方法

  • デザイン性・機能性・表示速度・SEO対策・レスポンシブの5項目で比較
  • 5段階の★で評価
無料テーマ デザイン性 機能性 表示速度 SEO対策 レスポンシブ
Cocoon ★★★☆☆ ★★★★☆ ★★★★☆ ★★★★★ ★★★☆☆
Luxeritas ★★★☆☆ ★★★★☆ ★★★★★ ★★★★☆ ★★★★☆
Sydney ★★★★☆ ★★★☆☆ ★★★★☆ ★★★★☆ ★★★★☆
LIQUID ★★★★☆ ★★★☆☆ ★★★★☆ ★★★★☆ ★★★★★
Xeory ★★★☆☆ ★★★★☆ ★★★★☆ ★★★★★ ★★★★★
LION MEDIA / LION BLOG ★★★★☆ ★★★★☆ ★★★☆☆ ★★★★★ ★★★★★
OnePress ★★★★☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆
Screenr ★★★★★ ★★★★☆ ★★★★☆ ★★★★☆ ★★★★☆
Fukasawa ★★★★★ ★★★☆☆ ★★★★☆ ★★☆☆☆ ★★★★☆
Arkhe ★★★☆☆ ★★☆☆☆ ★★★☆☆ ★★★★☆ ★★★★☆
yStandard ★★★★☆ ★★★☆☆ ★★★★☆ ★★★★☆ ★★★☆☆
Habakiri ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆

比較すると分かるように、それぞれ強みと弱みがあります。

ドム
自分のサイトに合ったテーマを選べるよう、1つずつ特徴を解説しますね。

Cocoon|機能性No.1の最強テーマ

Cocoonテーマ

Coccon(コクーン)は、日本人の「わいひら」さんによって製作されたテーマです。

機能開発や更新頻度も高く、ユーザーとのコミュニケーションも活発に行われています。

Amazonや楽天市場などの商品リンクやランキング作成も簡単にできるため、アフィリエイトにも向いていることが特徴です。

無料とは思えないほど高機能が備わっており、初心者でアフィリエイトを始めたい方が選ぶならCocconがおすすめです。

Cocoonの評判と口コミ|実際使ったメリデメ含め、がっつり評価した結果。
Cocoonの評判と口コミ|実際使ったメリデメ含め、がっつり評価した結果。
無料テーマとして、絶大な信頼を誇るcocoon。 私もcocoonからブログを始めています。   ブログを始めたばかりの私は、決め…

無料なのに高機能


Luxeritas|サイトの高速表示に特化

Luxeritasテーマ

Luxeritas(ルクセリタス)は、国内製のテーマです。

サイトの高速化の仕組みが搭載されており、高速表示に特化しています。

SEO対策やレスポンシブ対応、カスタマイズなど、豊富な機能が充実していることも特徴です。

サイトの高速表示で選ぶなら、Luxeritasがおすすめです。

Sydney|おしゃれでモダンなデザイン

LIQUIDテーマ

Sydney(シドニー)は、海外製のテーマです。

トップページのメインビジュアルにこだわりがあり、ユーザーの印象に残りやすいことが特徴です。

海外製のため、説明が英語で記載されている部分があり、やや使いにくさを感じることがあります。

写真にこだわったデザインの作成で選ぶなら、Sydneyがおすすめです。

LIQUID|シンプルで無駄のない使いやすさ

LIQUIDテーマ

LIQUID(リキッド)は、Bootsrap4ベースの国産公式テーマです。

機能面の物足りなさがあるものの、レスポンシブにも対応しており、無料テーマとしては十分。

機能面は、LIQUID関連のプラグインを導入することである程度カバーできます。

デザインにこだわりがなく、シンプルなホームページ作成で選ぶなら、LIQUIDがおすすめです。

Xeory|マーケティングとSEOに強い

Xeoryテーマ

Xeory(セオリー)は、Webマーケティングに強い「バズ部」によって開発されたテーマです。

SEOの内部対策が充実しており、ブログでも企業サイトでも使いやすいことが特徴です。

SNSのシェアボタン表示の切り替え機能も、デフォルトで装備されています。

マーケティングとSEO対策、toB向けのビジネスで選ぶなら、Xeoryがおすすめです。

LION MEDIA / LION BLOG|SEO・デザインどちらも◎

LION MEDIAテーマ

LION MEDIA / LION BLOGは、Web制作会社FITによって開発されたテーマです。

LION MEDIAが企業メディア向け、LION BLOGが個人ブログ向けとなっており、機能面に大きな差はありません。

デフォルトで文章装飾が導入されているなど、機能面が充実しており、初心者でもデザイン性のあるサイト制作ができます。

Web制作会社によるものであるため、SEO対策についても十分といえるでしょう。

デザイン性とSEO対策で選ぶなら、LION MEDIA / LION BLOGがおすすめです。

OnePress|1ページ完結で最適な見やすさ

OneOressテーマ

OnePress(ワンプレス)は、海外製の無料テーマです。

トップページの美しいビジュアルと、高機能が特徴です。

ただし、海外製のため説明が英語の部分があり、他テーマと比較すると初期設定が難しく感じるかもしれません。

デザインのこだわりで選ぶなら、OnePressがおすすめです。

Screenr|画面の可動域をフル活用した多目的デザイン

Screenerテーマ

Screenr(スクリーン)は、海外製の無料テーマです。

デザイン性が高く、画像配置やアニメーション等のカスタマイズが簡単にできることが特徴です。

プログラミング等の知識がない初心者でも、他サイトとの差別化ができます。

ダウンロードページやデモは英文ですが、Googleのページ翻訳機能を使えば問題なく使えるでしょう。

Fukasawa|ポートフォリオやECサイトに

Fukasawaテーマ

Fukasawa(フカサワ)は、海外製の無料テーマです。

ロゴやサイドバーウィジェットなどのカスタマイズが可能で、ポートフォリオやECサイトの作成に適しています。

動画形式やギャラリー形式にも対応しているため、スライドショーとして表示することも可能です。

オシャレなポートフォリオ作成で選ぶなら、Fukasawa がおすすめです。

Arkhe|オリジナリティで差別化できる

Arkheテーマ

Arkhe(アルケー)は、有料テーマ「SWELL」を開発した「@ddryo_loos」さんによって製作されたテーマです。

ホームページの作りやすさに特化した、シンプルな設計が特徴です。

機能がそこまで充実しているわけではありませんが、サイト作成後のメンテナンスがしやすくなっています。

ホームページの作りやすさで選ぶなら、Arkheがおすすめです。

yStandard|カスタマイズ性を重視したシンプルさ

ystandardテーマ

yStandard(ワイスタンダード)は、「よしあかつき」さんによって製作されたテーマです。

カスタマイズを加えることで、自分だけのサイトを自由に作成できます。

拡張プラグインを使えば、アクセス解析や広告管理も可能。

サイトのオリジナリティで選ぶなら、yStandardがおすすめです。

Habakiri|CSSでカスタマイズしたい人向け

Habakiriテーマ

Habakiri(ハバキリ)は国内製のテーマです。

デザインプレートが7つ備えられており、好みのものがあれば、時間をかけずにサイト制作ができます。

Bootstrapが搭載されているため、HTMLやCSSの知識があれば、好みに合わせてカスタマイズできることも特徴です。

CSSでカスタマイズできるものを選ぶなら、Habakiriがおすすめです。

WordPress無料テーマの選び方と確認ポイント

数多くあるテーマの中から、何を基準に選ぶべきなのか、そのポイントを6つ解説していきます。

WordPress無料テーマの選び方と確認ポイント

  • 日本語対応かどうか
  • SEO対策の強さ
  • レスポンシブデザインか必ず確認
  • サポートの有無と内容
  • 求めるデザインと機能があるか
ドム
テーマ選びに迷った際は、参考にしてください。

日本語対応かどうか

WordPressのテーマは、世界中で数多く開発されています。

ですが、マニュアルの見やすさや問い合わせのしやすさの観点から、日本国内で開発されたものを選ぶことをおすすめします。

ドム
今回紹介した12選の中で、日本製のテーマは以下の通りです。

日本語に対応しているWordPress無料テーマ

  • Cocoon
  • Luxeritas
  • LIQUID
  • Xeory
  • Arkhe
  • LIONMEDIA
  • yStandard
  • Habakiri

扱いやすさに大きな差が生じるため、テーマを選ぶ際は日本語に対応しているかどうかを確認しましょう。

SEO対策の強さ

サイトを運営する上では欠かせないSEO対策ですが、テーマによっては機能が不十分な場合があります。

ドム
使用テーマに以下の機能が備わっているかを確認しておきましょう。

無料テーマのSEOチェックポイント

  • ページの読み込み速度が最適化できるか
  • メタディスクリプションを設定できるか
  • タイトルタグ・見出しタグを適切に記述できるか
  • レスポンシブに対応しているか など

SEO対策を行うには、最低限、上記のような機能が必要とされています。

レスポンシブデザインか必ず確認

選んだテーマが、レスポンシブデザインになっているかを必ず確認しましょう。

レスポンシブデザインとは

パソコンとスマートフォンなど、画面サイズが異なるデバイスでも、最適な表示となるように適宜柔軟に調整する機能のこと

サイトやブログのユーザーが、制作側と同じようにパソコンから閲覧してくれるとは限りません。

どのデバイスでも、最適な表示がされることは必要不可欠です。

サポートの有無と内容

自分の求めるサポート体制が整っているかを確認しておきましょう。

テーマによっては、サポートやマニュアルが十分でない場合があります。

万が一トラブルがあった際、適切なサポートが受けられないと、最悪の場合サイトの運営が難しくなってしまうことも。

サポートの有無や、その内容を把握しておくことは、安全にサイト運営をしていくうえで必要不可欠です。

求めるデザインと機能があるか

デザインは、好みのものを選ぶとよいでしょう。

ですが、デザインの好みだけで選ぶのではなく、機能が充実しているかも重要なポイントです。

テーマによって、デザインや機能性が異なります。

SEO対策やプラグイン設定など、機能面も含めて総合的に自分に合ったテーマを選ぶ必要があります。

デモページの使いやすさ

デモページで、実際に使用感を確認したうえでテーマを選ぶようにしましょう。

デモページとは、編集済のページが実際にどのように表示されるのかを確認する機能のことです。

デモページの使いやすさは、作業効率に直結します。

管理画面や編集画面の使いやすさの感じ方には個人差があるため、ダウンロード前に試すのが吉です。

WordPress無料テーマの設定と使い方

紹介してきたWordpressの無料テーマには、公式のものと非公式のものがあります。

ドム
設定方法が異なるため、それぞれ解説していきます。

公式テーマ

WordPress公式テーマの場合は、管理画面からインストール可能です。

1.管理画面の「外観」メニューから「テーマ」を選択する

「テーマ」選択画面

2.画面左上にある「新しいテーマを追加」をクリックする

「新しいテーマを追加」クリック画面

3.好みのテーマを選択し「インストール」をクリックする

テーマ「インストール」選択画面

4.インストール後「有効化」をクリックする

テーマ「有効化」クリック画面

非公式テーマ

WordPress非公式テーマの場合は、公式サイトから、PC上にテーマをダウンロードする必要があります。

たいていの場合、以下のようにダウンロードボタンが表示されているので、クリックすればOK。

その後、Wordpressにアップロードしていきます。

1.管理画面の「外観」メニューから「テーマ」を選択する

テーマ選択画面

2.画面左上にある「新しいテーマを追加」をクリックする

「新しいテーマを追加」クリック画面

3.「テーマのアップロード」をクリックする

「テーマのアップロード」クリック画面

4.PC上にダウンロードしたテーマのファイルを選択する

「ファイルの選択」クリック画面

5.インストール後「有効化」をクリックする

テーマ「有効化」クリック画面

WordPressテーマの無料・有料の違い

WordPressで使用可能な無料テーマを多数紹介してきましたが、有料テーマを選択することも可能です。

無料と有料では何が違うの?

その違いについて解説していきます。

コストとリスク

無料と有料の違いをコストとリスクに分けてみていきましょう。

無料テーマ 有料テーマ
  • コスト:無料
  • リスク①機能が少ない
  • リスク②プラグインの設定が必要
  • リスク③サイトが重くなる可能性有
  • コスト:10,000~20,000円前後
    ※買いきりがほとんど
  • リスク①オリジナリティに欠ける
  • リスク②初期費用が高くなる

それぞれに、リスクがあることが分かります。

コスト面で見ると無料テーマが魅力的ですが、有料テーマはその分、機能面が充実。

一概に無料が良いとは言えません。

ドム
最初から有料テーマを利用することで、作業時間を短縮でき、結果的に利益に繋がる場合も多いです。

マニュアルやサポート

無料テーマ 有料テーマ
  • マニュアル:無い場合がある
  • サポート:適切に受けられない場合がある
  • マニュアル:完備されている
  • サポート:充実している

サイトを長く運営していると、さまざまなトラブルが予想されます。

無料テーマでもマニュアルやサポート体制はある程度整っていますが、有料テーマの方が優れていることがほとんど。

サポート体制が不十分でトラブル処理が適切に行われない場合、サイトの運営が続けられないケースも考えられます。

サイトを長期的に運営していくのであれば、サポートが手厚い有料テーマを選んだ方が安心です。

SEO対策

無料テーマ 有料テーマ
  • 対策できるが十分ではない
  • 使用するだけで十分な効果が得られる

無料テーマでも、SEO対策ができないということはありません。

ですが、有料テーマの場合、SEOに関する設定項目が豊富。

検索エンジンで上位表示させるために、最大限記事を最適化することができます。

ドム
総合すると、本格的に収益化を目指していくのであれば、有料テーマを選ぶのがいいということです。

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大人気高機能テーマ


WordPress有料テーマのおすすめはこれ!

ブログやサイトの長期運営・収益化を目指すなら、有料テーマを使いましょう。

ドム
おすすめのWordPress有料テーマはSWELL(スウェル)です。

SWELLの料金

17,600円

SWELLは、サイトを訪れた人がコンテンツに集中できるような、美しくシンプルなデザインが特徴です。

ブログ運営に必要な機能が充実しており、プログラミングに関する知識がない初心者でも快適に使用できます。

ブロックエディターにも対応しています。

初心者の方で、有料テーマ選びに迷った際は、SWELLがおすすめ。

ドム
実際に使った人からの評判もかなり良いんです!

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大人気高機能テーマ


WordPress無料テーマでよくある質問

WordPressの無料テーマに関して、よくある質問を3つ解説していきます。

初心者にもおすすめの無料テーマNo.1は?

無料テーマの中で、どれを選ぶか迷った場合は「Cocoon」がおすすめです。

ブログにもホームページにも使用することができ、日本語でのマニュアルが充実しているため、初心者でも非常に使いやすいテーマです。

また、Amazonや楽天市場等の商品リンクの作成も簡単で、アフィリエイトブログにも向いています。

無料なのに高機能


無料テーマでも収益化はできる?

無料テーマでも収益化は可能です。

ですが、機能面やデザイン性に乏しく、収益化までに時間がかかったり、トラブルがあった際のサポートが十分でなかったりする場合があります。

無料と有料どちらが稼げる?

有料テーマを選ぶと、初期費用が必要になります。

ですが、本格的に収益化を目指す場合、最終的に有料テーマの方が利益が出るケースが多いです。

有料テーマをおすすめするポイント

  • デザイン性が高い
  • SEO対策が充実している
  • 初心者でも使いやすい
  • マニュアルの充実やサポートの手厚さ
  • カスタマイズによりオリジナリティを出しやすい など

上記のように、有料テーマを利用することで得られるメリットが多くあります。

初期費用はかかりますが、長期的にみると収益化への近道となるでしょう。

まとめ

この記事のまとめ

  • テーマは6つの選定基準を元に自分にあったものを選ぼう
  • 無料テーマ選びに迷ったら「Cocoon」がおすすめ
  • 収益化を目指すのであれば有料テーマ「SWELL」がおすすめ

サイトを効率的に運営していくうえで、適切なテーマ選びは欠かせません。

今回ご紹介した6つの基準を元に選ぶと、自分のサイトに合ったテーマを選ぶことができるでしょう。

初めてのブログ運営で、テーマ選びに迷った場合は「Cocoon」テーマがおすすめ。

日本語でのマニュアルが充実しているうえ、アフィリエイトブログにも向いており、初心者でも扱いやすいテーマです!

ですが、今後本格的にブログを収益化していくのであれば、初めから有料テーマを選んでおくとよいでしょう。

初期費用はかかりますが、長期的にみると収益化への近道となります。

ドム
運営するサイトにとって必要な機能や、最終的な目標に合わせて、適切なテーマ選びをしましょう!

大人気高機能テーマ