ブログのタイトルを決めようと思っても良いアイデアが浮かばす、なかなか決められないですよね?
今回は、ブログのタイトルを決めるときのポイントや注意点、参考になる人気ブログをご紹介します。
この記事を読めば、初心者でも魅力的なブログのタイトルを付けられるようになりますよ。
ブログのタイトルの決め方
ブログのタイトルの付け方として、以下3つのポイントをおさえましょう。
- ブログのコンセプトを決める
- 候補を多めに出す
- 1つに決める
いきなり決めようと思っても、迷うばかりで無駄に時間だけが過ぎてしまいます。
①ブログのコンセプトを決める
ブログのタイトルの付け方で重要なのは、コンセプトを決めることです。
コンセプトを決めれば、ブログタイトルと記事の内容に統一感が出るので、読者にどんなブログなのかを伝えやすくなります。
ポイント
- 読者のどんな悩みを解決するのか
- 誰を対象にしているか
たとえば、投資ブログであれば、「これから投資を始めようとする20代30代の人へ、投資の基本や買うべき銘柄を発信する」のような感じです。
②候補を多めに出す
コンセプトが決まったら、次にブログタイトルの候補案を考えます。
候補を出す際は、20~30個くらい出すのが理想です。
候補を多めに出す理由は、他のブログタイトルと被るのを避けるのもありますが、 ドメインの空きも関係してくるからです。
候補を出す時のポイントは、とりあえず頭に浮かんだ言葉を書き出してみることです。
頭の中であれこれ悩んでもなかなかいい案は浮かんできません。
なので、まずは紙やメモアプリなどに書き出しましょう。
③1つに決める
候補案がそろったらその中から最終的に1つに決めましょう。
とはいえ、どんな基準で選べばいいかわからない方もいるでしょう。
全て取り入れる必要はないので、参考になりそうなものを選んでいきましょう。
ブログのタイトルを決める時のポイント
それでは、ブログタイトルを決める時のポイントを見てみましょう。
ブログタイトルは、アクセス数に影響し収益に直結するので、以下のポイントを取り入れると効果的です。
- 短いほど覚えやすい
- インパクトでSEO効果を上げる
- 一目で読める言葉にする
- ブログのコンセプトを取り入れる
- 語呂とリズムを意識する
- 濁音・半濁音・促音を意識する
- 個性を出す
短いほど覚えやすい
ブログのタイトルはできるだけ短くシンプルにしましょう。
なぜなら、短いと読者が覚えやすいからです。
基本的に読者は悩みを解決するためにブログに訪れるため、ブログのタイトルはそれほど気にしていません。
そのため、記事の内容に満足した読者に対し、少しでも印象に残るように覚えやすくする必要があります。
具体的には、5~10文字程度にするのがおすすめです。
インパクトでSEO効果を上げる
短くシンプルにしつつも、インパクトがあるブログタイトルにするのも効果的です。
インパクトが強く覚えやすいと、サイテーションや指名検索される可能性もありますよ。
他のブログやSNSで自分のブログが言及されること
Googleなどの検索エンジンでユーザーが検索窓にブログタイトルを入力して検索すること
どちらも検索エンジンにブログの信頼性をアピールでき、SEO効果が期待できますよ。
一目で読める言葉にする
難しい漢字や直感的に読めない外国語などは使わないようにしましょう。
いろんな思いを込めたくてオシャレな言葉を選んでも、読者が読みづらいと感じてしまえばストレスになってしまいます。
漢字を使うか迷った場合は、「ひらがな」「カタカナ」を併用し、読みやすさを重視したタイトルにしましょう。
ブログのコンセプトを取り入れる
ブログで扱うテーマを連想させる言葉を含めると覚えやすさにつながります。
たとえば、「投資」をコンセプトにしたブログだと、「投資成長日記」のような感じ。
これだと、ブログの内容を簡単にイメージできますし、「成長」というキーワードから投資に関して勉強できそうだと感じてもらえる可能性があります。
また、テーマを絞ったタイトルにすると、専門性が高いと思われ、信頼されやすくなりますよ。
語呂とリズムを意識する
語呂とリズムが良いと、声に出したときに心地よく覚えやすくなります。
例
- メルカリ
- ココナラ
- リクシル
- インスタ
このように、誰もが知る企業や商品は語呂が良いものばかりです。
さらに、4文字だと語呂やテンポが良く覚えやすくもあります。
濁音・半濁音・促音を意識する
濁音・半濁音・促音(小さい「っ」のこと)の使い分けを意識するのも有効です。
例
- 濁音(力強い響き):ウーバーイーツ
- 半濁音(ポップな響き):カプリコ
- 促音(かわいらしい響き):プリッツ
声に出した時の響きがそれぞれ違うため、使い分けることで印象を変えられます。
ブログのコンセプトやイメージに合わせて活用してみましょう。
個性を出す
あなただけのオリジナリティのある要素を含めれば、他のブログとの差別化になります。
どこにでもあるような名前にしてしまうと、読者に興味を持ってもらえず読まれない可能性があります。
オリジナリティを出すときのポイントは、「数字」「造語や略語」を盛り込むこと。
たとえば、Web制作に関する情報を発信している「サルワカ」というサイトが良い例です。
「サルワカ」は【サルでも分かるよう】という、専門知識がない初心者でも理解できるように分かりやすく解説することをコンセプトにしています。
しかし、ウソの内容や必要以上の煽りはNGです。
ブログタイトルと記事の内容に差がありすぎると、読者の不信感につながりかねません。
過剰な演出は控えつつ、読者の興味を引くような言葉を選びましょう。
人気ブログのタイトルの実例【ジャンル別】
ここでは、実際に人気のあるブログを例にタイトルを見てみましょう。
美容・ファッション系
「アイテム通信」という言葉から最新情報を受け取れるイメージを与えられます。
また、深い知識が得られそうな「マニア」という響きが読者の関心をひきつけるタイトルです。
誰もが知っている「UNIQLO」をタイトルに含めることで、多くの読者に興味を持ってもらえます。
趣味・雑記系
ブログ界隈では知らない人がいないというくらい有名なヒトデさんの雑記ブログ。
ブログタイトルからは内容を想像しにくいですが、何だか楽しそうなイメージが伝わってきます。
株・金融系
話題の金融商品や投資信託などの内容がわかりやすく解説されているブログです。
「怠け者」というワードは読者の共感を得やすく、「20代」とすることでターゲットを絞っています。
日々の株取引の内容と損益を公開しているブログ。株取引で成功している投資家の銘柄選びが勉強できる内容になっています。
タイトルを見ただけで投資系のブログだと一目で分かり、「1000」という数字からは経験豊富で信頼できそうなイメージを与えています。
インターネット系
WebデザインやWeb制作について学べるブログです。
Webに関する情報やおすすめ書籍などを紹介しています。タイトルを見ただけでどんなブログなのかが想像しやすいのが特徴です。
恋愛・結婚系
出版や漁師などさまざまな経歴を持つ坂本さんの思いを綴ったブログです。
ブログタイトルからは恋愛系とは想像できませんが、タイトルとのギャップが印象を強くしています。
失恋や復縁を望む人が元気をもらえるような内容になっています。
一見何のサイトか分かりませんが、 URLやサイトを見ると納得できるようになっています。
占い系
1日30万アクセスをあつめる田宮陽子さんのブログ。
ブログタイトルからは、どんな時でも希望を捨てずに前を向こう、というメッセージが読み取れます。
願望を達成する方法や女性の幸福について発信しています。
シンプルで短いタイトルにこだわりました。
資格取得・勉強系
さまざまな資格を取得しているゴンゾウさんが運営するブログ。
これまでに取得した資格の内容や試験対策情報を発信しています。
「1000」という数字を使って権威性をうまくアピールしています。
ブログのタイトルの注意点
ブログのタイトルを付けるときの注意点を解説します。
ブログのタイトルを付ける時には、以下7つの注意点があります。
- ドメイン名の空きを確認する
- タイトルとドメイン名はなるべく揃える
- 発音しにくい言葉は避ける
- 既存ブログと似ているワードはNG
- 「ありがち」を避ける
- キーワードを不自然に入れない
- 一度設定したら変更しない
いろんなアイデアを出していくうちに、「避けるべきポイント」を見逃してしまう可能性があるので気をつけましょう。
ドメイン名の空きを確認する
まずは、希望するドメイン名が取得できるか空きを確認します。
ドメインはブログ(Webサイト)のネット上での住所のようなモノで、世界中で同じドメインは取得できないようになっています。
しかし、もし空きがなかった場合でも、希望するドメイン名の後ろに数字や英字を付け加えれば取得可能なのでそこまで心配する必要はありません。
タイトルとドメイン名はなるべく揃える
ブログのタイトルとドメイン名はなるべく揃えるのが理想です。
たとえば、投資系のブログタイトルなのにドメイン名が「sweets-review」だと違和感を感じますよね。
全ての読者がドメイン名を見ているわけではありませんが、気にしている人も中にはいます。
信頼を失わないためにも、ブログタイトルとドメイン名の内容は揃えるようにしましょう。
ちなみに、ドメイン名とSEOには直接的な影響は無いと言われていますが、ブログのタイトルと揃っていればドメイン名による検索も増える可能性があり、結果的にアクセス増が期待できます。
発音しにくい言葉は避ける
声に出しやすい言葉は読者に覚えてもらいやすく好感が得られます。
そのため、発音が難しい言葉は避けるようにしたほうが良いですね。
自分だけの特別なブログにしようと、おしゃれな言葉や横文字を選びたくなってしまいますが、読者の負担になってしまってはいけません。
読者目線に立って、発音しやすい言葉を選びましょう。
既存ブログと似ているワードはNG
他のブログと似ている、もしくは同じようなワードを使っていないか確認しましょう。
他のブログと似ていた場合、検索したユーザーが混乱する原因になり、既存ブログの運営者にも迷惑がかかってしまいます。
ブログタイトルを決めるときには、事前に検索して似たような名前のブログが無いか調べておきましょう。
「ありがち」を避ける
誰でも思いつくようなありがちなタイトルは付けないようにしましょう。
- 平凡サラリーマンの筋トレ日記
- 体力ゼロからの筋トレ日記
前者に比べ、後者はどんな人が書いているのか気になるのではないでしょうか。
インパクトがないと読者の興味を引かずアクセスを集められません。
なので、簡単に思いつくようなタイトルは避けましょう。
キーワードを不自然に入れない
よく「タイトルにキーワードを入れた方が良い」と言われていますが、これはブログ記事のタイトルのことです。
ブログのタイトルは、どんなテーマを扱っているかがイメージできればOKです。
もちろん、キーワードを含めた案が思い浮かべば良いですが、難しそうであれば無理に入れる必要はありません。
一度設定したら変更しない
ブログを書き続けていくと、途中でテーマを変更したくなる場合があります。
しかし、最初に決めたタイトルは変更しないようにしましょう。
既存読者が混乱する原因になりますし、SEO的に評価が下がる可能性があるからです。
その結果、検索順位が下がってしまいアクセス数の減少に繋がってしまいます。
ブログを始めたばかりの頃であれば、読者も少ないのでタイトルを変更しても影響ありません。
ただ、ブログ運営が軌道に乗ってきた段階での変更は避けるのが無難です。
ブログの記事タイトルの決め方
ブログでタイトルを決めるのは、いわゆる「ブログ名(サイト名)」だけではありません。
ブログは記事ごとにもタイトルを決める必要があります。
ここではブログ記事のタイトルの決め方とポイントをご紹介します。
ブログのタイトル同様、記事タイトルの付け方でアクセス数に大きく影響するので、ぜひ参考にしてください。
①キーワードを決める
まずは、どんなキーワードで記事を書くのかを決めます。
最初にキーワードを決めておくと、記事の方向性がハッキリして一貫性のある内容になります。
キーワードを決めるときは、思い付きではなく事前に調査して選ぶようにしましょう。
ラッコキーワードのようなキーワード調査ツールで、需要のあるキーワードを洗い出せます。
②ペルソナを絞る
記事を書き始める前に、ペルソナを決めると執筆しやすくなります。
「ペルソナ」とは、自分のブログを読む想定読者のこと
ペルソナで設定する内容は、以下のようなものがあります。
ブログのペルソナ設定で考える項目
- 年齢
- 性別
- 検索意図
- 今年中に資格を取得したい30代の男性
- 転職先が見つからない20代の男女
ペルソナを設定しないと、誰に向けて書いている記事なのかハッキリせず、結果的に誰にも届かない内容になってしまいます。
上記で紹介したようなペルソナを設定することで、読者像が明確になり伝わりやすい記事が書けるようになりますよ。
③狙っているキーワードは左寄せに
キーワードは記事タイトルの左寄せにするのが基本です。
なぜなら、Googleの検索結果で記事タイトルを見たときに、キーワードが左寄せになっていれば読者の目に付きやすいから。
日本人は左から文字を読む習性があり、タイトルをパッと見た時にキーワードがあれば、記事に興味を持ってもらいやすくなります。
読者は記事を読むかどうかを瞬時に判断しているので、いかに読者の関心をひくかが重要になります。
④全角30文字前後がベスト
ブログ記事のタイトルの文字数は、全角30文字前後にするのが理想。
Google検索結果で表示される文字数に制限があるからです。
表示される文字数は以下のようになっています。
(ブラウザによって表示される文字数は異なります。)
表示される記事タイトルの文字数
- スマホ…43文字
- PC…33文字
規定の文字数を超えた場合は「…」と表示されてしまい、記事タイトル全体が表示されません。
読者に記事内容を伝えやすくするためにも、適切な文字数にしましょう。
⑤発音のリズムを意識する
声に出した時にリズムが良いかどうかもチェックしましょう。
読者が声に出して読むことはほとんどありませんが、タイトルを目で追う場合でも頭の中で読みやすいかどうかを判断しています。
少しでも読者の印象に残るためにも、リズムの良い言葉を選ぶようにしましょう。
⑥数字を活用する
記事タイトルに具体的な数字を入れると、説得力が増して読者の信頼を得やすくなります。
以下の例だと、後者の方が記事の内容をイメージしやすいのではないでしょうか。
- 英語学習におすすめの参考書を紹介
- 英語学習におすすめの参考書5選
また、数字を活用すると、記事の全体像も伝わるので読者がクリックするきっかけにもなります。
⑦記事を書いたあとに調整する
記事タイトルを付けるタイミングに決まりはありませんが、最終的な決定は記事を書いたあとにしましょう。
よくあるのが、記事タイトルを先に決めて本文を執筆した場合、タイトルと記事の内容にズレがあることです。
執筆を進めていくうちに方向性が変わってしまうのは初心者のうちはありがち。
そのため、記事を書き終わった後に記事の内容をチェックして、タイトルを調整するようにしましょう。
ブログのタイトル作成に役立つおすすめツール
Googleアナリティクス
Googleアナリティクスとは、Googleが提供している無料解析ツールです。
Googleアナリティクスでは以下のことがわかります。
- どんなユーザーが訪れたか
- どこからユーザーが訪れたか
- どれだけユーザーが訪れたか
- どのページを見ているか
このようにブログに訪れるユーザー情報の集計ができます。
検索結果、もしくはSNSを経由して訪れたのか、年齢や性別、どの地域からアクセスがあったかなどを調査できます。
また、良く見られているページもチェックできるのでブログを改善するときの参考になりますよ。
競合解析ツール
競合解析ツール|記事作成時の競合チェックを時短する。記事を書く前に競合サイトを訪問する時代は終わりました。 わざわざ競合のPV数を増やしてあげながら、記事構成を作るのにあなたの貴…
競合サイトの記事タイトルやURL、見出し情報を一覧で表示可能です。
自分が必要な情報のみ表示させることもできます。
一覧で各競合を比較しながら最適な情報のみ抜き出せば、効率よく競合調査できますよ。
unifyキーワード
【作業時間30%削減】キーワード管理xGoogle連携プラグインをリリースしました!キーワード管理や順位計測などを、WordPress上で一元管理できるようにするプラグインです。 弊…
unifyキーワードは、キーワード管理ができるWordPressプラグインツールです。
通常、キーワード管理ツールというと別ソフトを立ち上げて利用することが多め。
ですが、「unifyキーワード」はWordPress上で一括管理できるので手間が掛かりません。
unifyキーワードはGoogleサーチコンソールと連携しており、リアルタイムでキーワードごとの順位変動をチェックできます。
まとめ
この記事のまとめ
- ブログのコンセプトと方向性に沿って候補を多く出すことで、魅力的なタイトルに絞る。
- 「短さ」「インパクト」「響きやリズム」を意識する。
- 記事の場合はキーワードを左寄せに、30文字前後で設定する。
ブログのタイトルは、看板とも言える大切な要素。
魅力的なタイトルであれば読者にインパクトを与え、覚えてもらいやすくなりアクセス数にも影響します。
今回ご紹介したポイントを活用すれば初心者の方でも、最適なタイトルを付けられるようになります。