Googleアドセンスで収益に必要なPVの目安│稼ぎ方とポイントを完全攻略

Googleアドセンスで収益に必要なPVの目安│稼ぎ方とポイントを完全攻略

Googleアドセンスは初心者でも始めやすいですが、単価が低くて悩む人もいます。

この記事では、Googleアドセンスで収益に必要なPVの目安と稼ぎ方について徹底解説。

この記事で分かること

  • Googleアドセンスで収益を上げるために必要なことがわかる
  • アドセンス単価を落とさないための対策がわかる
  • アドセンス収益化に便利なツールがわかる
りん
アドセンス収益を上げるために必要な要素を抑えましょう。

この記事を書いた人
りん
りんメディアディレクター

㈱Wooのメディアディレクター。BLOGUSを専任しています。 元副業ライター、現副業ディレクターです。 BLOGUSでは主にビジネス・恋愛・ブログに使える行動心理学について発信しています。本業は児童館の先生です。

この記事の監修者
ドム(工藤逸世)SEOコンサル&WPテーマ開発

㈱Woo代表。WordPressを魔改造してSEO戦争する人です。 WordPressプラグイン・テーマ「unify」開発者。 中央大学卒。元WEB系エンジニアでCMSやECサイト開発等をしてました。 2018年10月頃にブログ運営を開始。2020年独立し、2021年法人化。

Googleアドセンスで収益を増やすにはPVが必要

アドセンスで収益を増やす場合、PV数が最も重要です。

アドセンスの平均単価は20〜30円と単価が低いため、稼ぐためにはPV数で勝負する必要があります。

まずは1記事ごとのPV数を上げることを1番に考えましょう。

りん
以下でアドセンス収益の算出方法を解説します

Googleアドセンス収益の算出方法

Googleアドセンス収益の算出方法は以下です。

Googleアドセンス収益の算出方法

アドセンス収益=クリック単価 × PV × クリック率

収益はクリックされる広告の単価と、クリック数で決まります。

クリック数は広告の表示回数つまりPVと、クリック率で決定。

よって収益=クリック単価 × PV × クリック率で算出できます。

りん
以下で、月の収益を想定し、具体的に計算してみましょう。

アドセンスで収益化するPVと単価の目安

先述しましたが、​​Googleアドセンスのクリック単価は約20〜30円程度です。

クリック率は一般的に平均1%ほどといわれています。

今回は以下の条件で計算し、アドセンスの目標収益に必要なPV数の目安を金額別で紹介します。

  • クリック単価:20円
  • クリック率:1%

月1万円の場合​​

月1万円のアドセンス収益に必要なPV数は以下のとおり。

月1万円の場合

  • アドセンス収益=クリック単価 × PV × クリック率
  • 10,000=20×PV×0.01
  • PV=10,000÷20÷0.01=50,000
りん
よって必要なPV数は5万PVです。

月5万円の場合

月5万円の場合は以下の計算になります。

月5万円の場合

  • アドセンス収益=クリック単価 × PV × クリック率
  • 50,000=20×PV×0.01
  • PV=50,000÷20÷0.01=250,000
りん
必要なPV数は25万PVに増えました。

月10万円の場合

月10万円を目標とする場合、必要なPV数も倍増します。

月10万円の場合

  • アドセンス収益=クリック単価 × PV × クリック率
  • 100,000=20×PV×0.01
  • PV=100,000÷20÷0.01=500,000

1つの個人ブログで50万PVを出すのは、なかなか容易ではありません。

そこで、PV数だけではなく、クリック率やクリック単価も上げれば収益を増やせます。

りん
それぞれの要素を上げる方法について解説します!

アドセンスで収益化する方法│①PV数の上げ方

上記の計算から分かるように、​​アドセンスの収益は、1PVあたりせいぜい0.5円と低単価。

PV数を上げることは最重要の課題です。

りん
ここでは、アドセンスでPV数を稼ぐ方法を5つ紹介します。

PVを稼げるジャンルを選ぶ

​​PVを稼ぐためには、ジャンル選びが大切。

そもそも検索数が少ないジャンルでは、PVが稼ぎにくいからです。

PVを稼ぎやすいジャンルは、常に需要があり検索数が多い、恋愛やお金関係などがあります。

しかし、上位表示しないとPVは稼げません。

検索ボリュームがあり、競合があまり強くないジャンルがおすすめです。

りん
以下の「稼げるジャンル」から選んでみましょう。

記事数を増やす

​​記事数を増やせばPV数は増えやすくなります。

記事数が多い分、読者がサイトに訪れる確率も高くなるからです。

記事数が増えれば、その分上位表示される確率も上がるでしょう。

また、記事同士を内部リンクで繋げれば、読者が自サイトを回遊するのでPV数が稼げます。

SEOに沿った記事を書く

​​SEOに沿った記事を書くことで記事を上位表示できます。

当然、上位表示できればPV数が稼げます。

ある調査によると、2023年の検索順位別のクリック率は下記のようでした。

検索順位別のクリック率

  • 1位:約13.94%
  • 2位:約7.52%
  • 3位:約4.68%

参考:【2023年最新】検索順位別クリック率!1位〜10位のCTRは?より

順位が高ければ訪れてくれる読者が増える、つまりPV数が上がります。

上位表示を目指し、SEOライティングに沿った記事を書きましょう。

記事をリライトする

記事を上位表示させるためには、既存記事をリライトする必要があります。

ツールで分析し、記事の改善点を見つけましょう。

リライト時の記事の注目ポイントは以下です。

  • 含まれていないキーワードがないか
  • 内部リンクを繋げられる関連記事の有無
  • 最新の情報になっているか

記事は書きっぱなしにせず、定期的にリライトしましょう。

りん
他にもリライトのポイントはたくさんあります。

ライバルが少ない市場で勝負する

​​参入する市場は、なるべくライバルが少ないところにしましょう。

単純にライバルが少なければ、その分上位表示しやすいからです。

アフィリエイト広告がないジャンルだと、企業などはあまり参入してこないので狙い目です。

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アドセンスで収益化する方法│②クリック率の上げ方

先ほどの計算式の中で、上げやすいのがPVとクリック率です。

りん
ここではアドセンスのクリック率の上げ方を5つ紹介します。

広告の配置を工夫する

​​広告は読者の目に触れやすく、クリックされやすい場所に配置しましょう。

広告をいくら貼っても、クリックされなければ意味がありません。

りん
広告は、下記の3箇所のどこかに配置するのがおすすめです。

広告を貼る位置

  • タイトルの下
  • 見出しの上(見出し内の文章の最後)
  • 記事の最後

上記の場所はクリックされやすい場所なので、迷ったら上記のどこかに配置しましょう。

誤クリックする配置にしない

​​アドセンス広告は、誤クリックしやすい場所の配置は避けましょう。

誤クリックが増えると単価が下がるためです。

Smart pricing
個別単価設定による拡張クリック単価を使用している場合は、Smart Pricing でディスプレイ キャンペーンや検索キャンペーン(ディスプレイ ネットワーク対応)のクリック単価が調整される場合があります。これにより、クリックの価値を推測して入札単価が自動的に調整されるため、時間と手間が軽減され、目標達成に向けてパフォーマンスが改善されます。

Smart Pricing では、ウェブページでのクリックが具体的な行動につながるビジネス成果(オンラインでの売り上げ、登録、電話での問い合わせ、ニュースレターの購読申し込みなど)につながる可能性が低いと、Google 広告データから判断された場合は、そのページでの入札単価が引き下げられます。単価の調整においては、広告の表示につながったキーワードやサイトのテーマ、広告が配信されたウェブページやアプリの種類など、さまざまな要素が考慮されます。

Google 広告 ヘルプより引用

スマートプライシング(Smart Pricing)により、クリックされても成果に繋がらない場合、単価が下がります。

広告を誤クリックされるような場所の配置や必要以上の配置は避けましょう。

セールスライティングを磨く

​​クリック率を上げるならセールスライティングを磨きましょう。

セールスライティングとは

商品やサービスを売るためのライティングのこと

広告はクリックして購入してもらう必要があるので、読者の購買欲を刺激することが重要です。

クリック率を上げるため、クリックしてもらえるような文章のスキルを磨きましょう。

りん
以下の記事で、セールスライティングに使える手法も解説しています。

広告をレスポンシブ化する

レスポンシブ広告とは

広告の枠に合わせてサイズや表示形式、フォーマットが自動で調整される広告のこと

広告をレスポンシブ化することで、読者の環境に応じて最適な広告を表示できます。

読者にとって最適な広告を表示すればクリック率はあがるので、レスポンシブ化しましょう。

りん
広告を自動で調整してくれるWordPressテーマもあります。

自動広告を使う

​​自動広告を使うことでクリック率の上昇が期待できます。

クリックされやすい広告をクリックされやすい場所に、自動で貼ってくれるためです。

しかし、思い通りに配置してくれないこともあり不完全なのがデメリット。

表示広告が増えるので、読者からの印象が悪くなる場合もあります。

りん
メリット・デメリットそれぞれを考慮して使用しましょう。

アドセンスで収益化する方法│③クリック単価の上げ方

​​クリック単価を上げるのは簡単ではありません。

しかし、単価が上がればアドセンス収益は大幅に上昇します。

りん
クリック率を少しでも上げるためにできることを4つ紹介します。

視認性を高める

​​クリックしてもらうために、視認性を高める必要があります。

視認性を高める主な要素は以下の3つです。

視認性を高める要素

  • 読者にとって見やすいデザインにする
  • メインコンテンツの近くに広告を配置する
  • ページや広告の表示速度を上げる

文字の大きさや配色を工夫し、見やすいデザインにしましょう。

広告の配置は、サイトの注目を集めるメインコンテンツの近くにすると視認性が高まります。

また、読者がスクロールしたときに広告が表示されていないと視認できません。

広告の表示速度にも気を配る必要があります。

りん
広告を配置しすぎると、表示速度が遅くなるので注意しましょう。

高単価ジャンルを狙う

​​単価を高くしたい場合は、はじめから高単価のジャンルを選択しましょう。

途中から単価を上げるのは簡単ではありません。

最初から単価の高いジャンルを選ぶことで効率よく収益をだせます。

以下は単価の高いジャンルの一例です。

単価の高いジャンルの例

  • 金融
  • 投資
  • 恋愛
  • 保険
  • 就職
  • 美容
  • 健康
りん
しかし、高単価ジャンルの中には「YMYL」に含まれるものもあるので注意が必要です。

YMYLとは

  • Your Money or Your Lifeの略
  • 幸福や健康、金融など、人の将来に大きく関わる情報のこと

これらのジャンルは通常よりも高品質な記事が求められます。

基本的には専門性や権威性のある、政府や医療の機関の記事が上位表示されるようになっています。

高単価ではありますが上位表示はかなり難しいので注意しましょう。

ブロックする広告を最小限にする

​​ブロックする広告を最小限にすることで、クリック単価が上がります。

アドセンス広告では、サイト運営者が広告をブロックできます。

しかし、たくさんブロックすると貼れる広告が少なくなり、単価が下がる場合も。

ブロックする広告を最小限にすることで、案件を増やせます。

関連記事を内部リンクに設定

​​関連記事は必ず内部リンクとして設置しましょう。

読者が内部リンクからサイト内を回遊してくれるからです。

回遊してもらうことで、広告を視認してもらいやすくなり、クリックされる確率が上がります。

また、読者がサイト内を巡回するのはSEO効果にもなり、上位表示されやすくなります。

記事を書いたら、関連する記事を内部リンクとして必ず設置しましょう。

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スマートプライシングと4つの対策

スマートプライシングとは

広告主のアドセンスネットワークに対して信頼を高め、広告の入札単価の向上につながるよう設計されたもの。

広告単価の向上のために設計されたスマートプライシング。

しかし、広告をクリックした読者の成約率が低いと判断された場合、単価が下がる仕組みにもなっています。

ここでは、アドセンスの収益に影響する、スマートプライシングの対策手順を紹介します。

  1. 誤クリックを確認
  2. Googleへ報告する
  3. 広告の種類と配置を見直す
  4. プログラムポリシーを見直す
りん
自サイトを「把握」することが何より大切です!

1.誤クリックを確認

読者が誤クリックしていないか、誤クリックしやすい場所に広告を配置していないか確認しましょう。

誤クリックした読者は成約しないので、成約率が低くなります。

りん
あなたがサイトを見ていて誤クリックした場合、すぐに戻りますよね。

誤クリックはマイナス要素が大きいので、広告の配置を確認しましょう。

2.Googleへ報告する

報酬単価が0円や1円になっているなど、異変を感じたらGoogleに報告しましょう。

また、PV数に対して明らかにクリック数が多い場合、いたずらされている場合があります。

不正な誤クリックだと思われ、ペナルティをもらう可能性があるので、異変を感じたときはすぐに報告することが大切です。

Googleアドセンスに関する連絡フォームはこちら

3.広告の種類と配置を見直す

広告の種類と配置は必ず定期的に見直しましょう。

単価を下げないためには成約率を高める必要があり、成約率は広告の種類と配置が重要です。

自分のジャンルに適した広告が貼られているか、広告の配置は定番の場所であるかを確認し、問題がある場合は改善します。

4.プログラムポリシーを見直す

プログラムポリシーに違反した場合、広告の停止や、アカウント無効化となる場合があります。

プログラムポリシーの違反になるジャンルは以下です。

プログラムポリシーの違反となるジャンル

  • 暴力
  • 差別
  • アダルト
  • ドラッグ

また、自己クリックも違反の対象になります。

プログラムポリシー違反になるジャンルや表現などしていないか、自己クリックしていないか確認しましょう。

アドセンスの収益化に便利なツール

アドセンスで収益化する際に便利なツールとして、以下の3つを紹介します。

  • キーワードプランナー
  • Googleアナリティクス
  • unifyキーワード
りん
それぞれアドセンスで収益化するには必要なツールなので、うまく活用しましょう。

キーワードプランナー

キーワードプランナー

​​​​キーワードプランナーは、Google広告が開発したキーワード調査ができるツールです。

キーワードごとの検索ボリュームを調べられるので、PV稼ぎが重要なアドセンスでは必須のツールでしょう。

キーワードプランナーでできること

  • キーワードごとの検索ボリューム調査
  • 関連キーワード調査
  • クリック単価の確認

キーワードの検索ボリュームをキーワードプランナーで調査し、参入するジャンルやキーワードを決めましょう。

Googleアナリティクス

GoogleAnalytics

​​Googleアナリティクスは、Googleが提供しているアクセス解析ツールです。

Googleアナリティクスでわかること

  • リアルタイムの利用状況がわかる
  • 年齢や性別といった記法情報がわかる
  • 読者がどこから来たのかわかる
  • サイト内の読者の動きがわかる

読者の年齢・性別はもちろん、どこから来たのか、どのサイトを見てどのくらい滞在したのかなど、細かいことまで分析できます。

無料で高機能なので、サイトを解析するのに必須のツールです。

unifyキーワード

記事のPV数、クリック率などの解析にはunifyキーワードが最適。

unifyキーワードでできること

  • CTR、クリック数、表示回数(PV数)、順位が記事ごとに分かる
  • WordPressの管理画面でブログのアクセス情報を全て網羅できる
  • アクセス解析に必須なGoogleサーチコンソールと連携しているため、リアルタイムな変動を見られる
SEOコンサル&WPテーマ開発
ドム(工藤逸世)のコメント
ドム(工藤逸世)

たくさんの方のブログ運営をお手伝いできるよう、無料で十分に使えるツールにしました!

以下の記事で機能の詳細を紹介しています。

【作業時間30%削減】キーワード管理xGoogle連携プラグインをリリースしました!
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まとめ

この記事のまとめ

  • Googleアドセンスで収益を増やすにはPV数が最も重要。
  • Googleアドセンス収益はクリック単価×PV×クリック率なので、PV以外にも改善点がある。
  • アドセンスの収益にはスマートプライシングが影響するため、広告やプログラムポリシーを見直し、対策する。
  • アドセンス収益の分析にはツールを使用する。

Googleアドセンスで収益を出すには、とにかくPV数を稼ぐのが重要です。

まずはPVを稼ぐための対策や改善をしましょう。

PVの他にも、クリック単価やクリック率を上げると大幅に収益を上げられます。

また、単価を下げないため、スマートプライシングの対策も必須です。

りん
それぞれ対策しながらツールで分析・改善を繰り返し、アドセンス収益を上げましょう。

キーワード周りの作業時間を30%削減する。

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