ブログ運営に必要な独自ドメイン、取得できるサービスが多くて迷っていませんか?
独自ドメインの種類や特徴、メリット・デメリットが知りたいという人も多いでしょう。
この記事で分かることは以下の通り。
この記事のまとめ
- ブログの独自ドメインの種類と特徴が分かる
- ブログの独自ドメインのおすすめ取得サービスが分かる
- ブログの独自ドメインを使うメリット・デメリットが分かる
- ブログの独自ドメイン取得後の設定が分かる
ブログの独自ドメイン4選
手っ取り早く独自ドメインの正解を知りたい方に、先におすすめのドメインを紹介しちゃいます。
ブログの独自ドメインのおすすめは以下の4つです。
- .com
- .net
- .jp
- .org
ドメインは他にもたくさんありますが、一般的に使われるドメインは上記4つ。
.com
「.com」は、ウェブサイトで最も一般的に広く使われるドメインです。
「commercial」を意味するドメインで、もともとは商業組織向けに設計されていました。
現在は誰でも取得可能です。
.net
「.net」は「.com」と同様、一般的に広く使われるドメインです。
「network」を意味するドメインで、もともとネットワーク組織向けに設計されていました。
こちらも現在は、誰でも取得可能です。
.jp
「.jp」も一般的に使われるドメインです。
「.jp」は「Japan」を意味するドメインで、日本を拠点に持つ個人や組織が使用できます。
読者にとって日本のサイトであると認識しやすいメリットがあります。
.org
「.org」は「organization」を意味するドメインで、もともと非営利組織向けに設計されていました。
現在は限定されておらず、誰でも取得可能です。
「.com」や「.jp」ほどは普及していませんが、ドメインを取得しやすい傾向があります。
独自ドメインの特徴
独自ドメインは、希望する「https://」以降がすでに使われている場合は取得できません。
- blog.jp(ライブドアブログのドメイン)
- blogus.jp(当サイトのドメイン)
ドメインを取得する際は、「https//」以降の候補をいくつか考えておく必要があります。
ブログの独自ドメインのおすすめ取得サービス5選
ブログの独自ドメインを取得できる、おすすめのサービスは以下の5つ。
サービス毎に取り扱っているドメインの種類が違い、独自ドメインは取得・更新に費用がかかります。
少しでも安く、希望のドメインが取得できるサービスを利用しましょう。
お名前.com
お名前.comはGMOインターネット株式会社の運営で、580種類以上の豊富なトップレベルドメインを扱っています。
主な特徴は以下の通り。
- 価格が安い
- 国内シェアNo.1
- 管理が簡単
「.com」か「.net」であれば、それぞれ1人1個0円で取得でき、2個目以降でもリーズナブルです。
また、国内シェアがNo.1とユーザーが多いので、安心して利用できます。
Xserverドメイン
Xserverドメインは、レンタルサーバー提供会社「エックスサーバー」の提供ドメインです。
主な特徴は以下の通り。
- エックスサーバーと連携できる
- ドメイン取得・更新の価格が最安
- Whois情報公開代理が無料
Xserverドメインはエックスサーバーと連携でき、ブログの開設が簡単にできます。
「.com」や「.net」の取得が1円で、取得も更新も国内最安値です。
また、「Whois情報公開代理」が無料でできるのも魅力的。
個人情報を一般公開したくない人が、氏名・住所・電話番号を非公開にしプライバシーを保護するもの
個人を特定されることなく、安心・安全にブログを運営できます。
さくらのドメイン
さくらのドメインは、さくらインターネットが提供するドメイン登録サービスです。
主な特徴は以下の通り。
- さくらのレンタルサーバーと連携できる
- ドメインに関することを電話やメールで気軽に相談できる
- ドメイン登録実績75万件以上で、安心して利用できる
さくらのドメインは、「さくらのサーバー」のコントロールパネルから簡単に登録可能です。
また、契約の前から相談でき、登録実績もあるので安心して利用できます。
ConoHa WING
ConoHa WINGはGMOインターネットが提供するレンタルサーバーサービスです。
Conoha WINGの主な特徴は以下の通り。
- ドメインとセットプランがあり簡単に登録できる
- セットプランが便利
Conoha WINGはレンタルサーバーとドメインのセットプランがあり、これが簡単に登録でき便利です。
サーバーとドメインが1つの管理画面で完結しており、DNSサーバー設定を自動で行ってくれます。
ドメイン名とIPアドレスを紐付けて変換すること
また、「WINGパック」というもので契約すると、好きなドメインが2つまで永久無料で利用できます。
バリュードメイン
バリュードメインは、GMOインターネットが提供するレンタルサーバーサービスです。
バリュードメインの主な特徴は以下の通り。
- 多種多様なドメインの取得ができる
- 低価格
- シンプルな操作性
バリュードメインでは、一般的な「.com」や「.net」から「.jp」や「.co.jp」など、さまざまなドメインの取得ができます。
また、バリュードメインはシンプルな操作性で、初心者でも安心して利用可能。
価格も国内最安級なので、ブログを始める人にはおすすめのサービスです。
ブログの独自ドメインを使うデメリット
独自ドメイン取得の注意点を、事前に知っておきましょう。
ブログの独自ドメインを使うデメリットは以下の通り。
- 取得費用と更新費用がかかる
- 手間がかかる
- プライバシーの問題がある
取得費用と更新費用がかかる
独自ドメインは、取得費用が数百円〜数千円、更新費用が年間で数千円かかります。
また、サービスが同じでも、取得するドメインによって価格も違い、変動していくのが特徴。
お名前.com | Xserverドメイン | さくらのドメイン | ConoHa WING | バリュードメイン | |
---|---|---|---|---|---|
.com | 0円 | 1円 | 2,790円 | 1,408円 | 500円 |
.net | 0円 | 1円 | 2,708円 | 1,408円 | 500円 |
.jp | 330円 | (日本語)1円 | 3,982円 | 3,058円 | 2,035円 |
.org | 860円 | 946円 | 2,493円 | 1,518円 | 500円 |
この価格は、キャンペーンなどによって常に変動していきます。
お名前.comのように、定番のドメインが0円で取得できるサービスもあるので、うまく活用しましょう。
手間がかかる
ブログで独自ドメインを使用するには、自分で設定する必要があります。
ブログを始めるには、他にもいろんな設定が必要なので、手間が増えるのはデメリットでしょう。
苦手な方は、「Xserverドメイン」や「ConoHa WING」のように、独自ドメインとレンタルサーバーを一緒に簡単設定ができるサービスを選ぶのも手です。
サーバー会社によっては、設定を代行してくれる場合もあります。
有料の場合もありますが、少しでも手間を減らしたい人はサポートしてくれるサービスを利用しましょう。
プライバシーの問題がある
ブログの独自ドメインを取得すると、登録者の情報を開示する義務があり、Whoisデータベースに以下の情報が公開されます。
Whoisデータベースに公開される情報
- 氏名
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
これはスパムや詐欺、個人情報漏洩のリスクを高める可能性があります。
しかし、ドメイン会社が提供している「Whois情報公開代理サービス」を利用すれば、情報悪用のリスクを回避できます。
利用している会社によっては有料の場合もありますが、個人情報を守るため、必ず利用しましょう。
ブログの独自ドメインを使うメリット
ブログの独自ドメインを使うメリットは、以下の通り。
- SEO対策になる
- 信頼性が高まる
- 更新すれば永久に使える
SEO対策になる
ブログの独自ドメインは、SEO対策になり、上位表示されやすくなります。
独自ドメインの文字列そのものには、SEO効果はありません。
上位表示されやすくなるのは、独自ドメインにあなたの名前やサイト名、関連キーワードを含めることで読者の利便性が高まるためです。
あなたの名前やサイト名が入ってれば、ファンは安心してアクセスできます。
また、関連キーワードが入っていればどんな内容のサイトか想像できますよね。
読者の利便性を高めることで、クリック率が上がるので、SEO対策になります。
信頼性が高まる
ブログの独自ドメインを使うと、読者があなたのサイトだと認識できます。
同じ読者がよく訪問してくれるようになれば、あなたが運営するサイトを信用し始めた証拠になります。
この「ブログの再訪問=信用」こそが、購買意欲のカギ。
共有ドメインではブログを印象付けられないので、覚えて貰うため・信頼を獲得するために独自ドメインは有効です。
更新すれば永久に使える
ブログの独自ドメインは更新さえすれば、永久に利用可能です。
共有ドメインの場合、突然サービスが終了する可能性があります。
実際、「ヤプログ!」は2020年1月30日で、サービスが終了しました。
告知があったのは、サービス終了の半年前です。
独自ドメインであれば、突然サービス終了の心配はないので、安心して長期利用ができます。
ブログの独自ドメインは定番以外でもいい?
ブログの独自ドメインは、扱うジャンルと相性が良ければ定番以外でもアリです。
先ほど紹介した「.jp」などのドメインは、正確に言うと「トップレベルドメイン」と言います。
このトップレベルドメイン(TLD)と相性のよいジャンルの例は、以下の通り。
TLD | ジャンル |
---|---|
.blog | ブログ関連 |
.io | テクノロジー関連 |
.tv | テレビやビデオ関連 |
.info | 情報関連 |
.bzi | ビジネス関連 |
.coop | 協同組合関連 |
上記のように、TLDと相性がよいジャンルを運営している人は定番以外でもOKです。
独自ドメインが使えるブログサービス一覧
独自ドメインが使えるブログサービスは、以下のようなものがあります。
- WordPress
- はてなブログ
- ライブドアブログ
- Bloogger
- FC2ブログ
- Wix
- Tumblr
ブログで独自ドメインを使うなら、圧倒的にWordPressがおすすめです。
他のブログサービスでは、下記のようなデメリットがあります。
主なブログサービスのデメリット
- 独自ドメインの利用に高額な費用がかかる
- 広告に制限がある
- カスタム性に劣るな
一方、WordPressのメリットは以下の通り。
WordPressのメリット
- 費用はドメインの取得・更新のみ
- デザインは自由自在
- 広告に制限なし
独自ドメイン以外にも多少費用はかかりますが、ブログ運営するならWordPressがお得で初心者にも簡単です。
ブログの独自ドメイン取得後の設定
ここでは、ブログの独自ドメインをレンタルサーバーで使えるようにする設定を解説します。
独自ドメインの取得がまだの人は、先にこちらから取得しましょう。
また、レンタルサーバーについては以下の記事で分かります。
ドメイン取得サービスのネームサーバーを変更する
ドメイン取得サービスとレンタルサーバーが別の場合、ドメイン取得サービスのネームサーバーを変更する必要があります。
ドメイン取得サービスとレンタルサーバーが同じ場合、この作業は不要です。
まず、ConoHa WINGのコントロールパネルにログインします。
次に、「WING」から「ドメイン」→使用中のドメインをクリックします。
「ネームサーバー設定」を開き、「ConoHa(標準)」になってればConoHaでネーム設定がされています。
「ConoHa(標準)」になっていない場合は、カスタムになっています。
そのときは「ConoHa(標準)」をクリックし、ネームサーバーを入力します。
これでネームサーバーの変更が完了です。
ConoHaからカスタムに変更する際も、同様にできます。
最大で24時間から72時間で、変更の情報が浸透するので待ちましょう。
独自ドメインをブログに導入する
管理画面にログインします。
「WING」→「サイト管理」→「サイト管理」→「WordPress」の順にクリック。
「+WordPress」→「新規インストール」の順に開きます。
各項目を入力し「保存」をクリックしたら完了です。
このとき「URL」に独自ドメインを入力します。
ブログの独自ドメイン取得サービスおすすめNo.1
ブログの独自ドメイン取得サービスおすすめNo.1は、「Xserverドメイン」です。
XserverドメインがおすすめNo.1である理由はこちら。
ポイント
- ドメイン取得・更新の価格が最安値
- Whois情報公開代理が無料
- エックスサーバーとの連携で面倒な設定が不要
ユーザー数も多く、安心して利用できるので迷ったらXserverドメインを利用しましょう。
まとめ
この記事のまとめ
- 独自ドメインは費用がかかるが、読者からの信頼を得やすく永久に利用可能。
- 定番は「.com」や「.net」だが、ブログの運営ジャンルと相性がよいドメインもある。
- ドメイン取得サービスおすすめNo.1は「Xserverドメイン」。
ブログの独自ドメインは、本気でブログ運営するなら必須です。
選ぶ際は基本、広く使われており価格も安い「.com」や「.net」を選びましょう。
独自ドメインを取得するサービスは、迷ったら「Xserverドメイン」で間違いありません。