この度、WordPressプラグイン「unifyキーワード」をリリースしました!
キーワード管理や順位計測などを、WordPress上で一元管理できるようにするプラグインです。
弊社実績ですが、キーワード周りの作業時間を30%削減した機能も盛り込んでいます。
プラグインの概要は以下の通りです。
unifyキーワードの3つの機能
- キーワードディスカバー:投稿画面上で順位等の確認ができる。
- GSCトラッカー:設定した順位等の情報を保存できる。
- キーワード管理:WordPress上でキーワードを一元管理ができる。
簡単なダイジェスト動画を用意しています。今回初めて知った方は是非チェックしてください!
unifyキーワードの機能①|キーワードディスカバー
キーワードディスカバーは、投稿ページ上でGoogleサーチコンソールの週ごとのリアルタイムな順位変動等を確認することができる機能です。
計測できるのは以下の通りです。
計測結果 | 表示期間 |
---|---|
|
|
Googleサーチコンソールと連携して、全ての計測結果と2ヶ月前までの計測結果を表示することができます。
順位を見る時に使えるのはもちろんですが、真価を発揮するのはリライト時。
例えば、意図しないキーワードで知らない間に順位を獲得してたって事はよくある話ですよね。(3語キーワードとか、検索意図が違うキーワードとか)
キーワードディスカバーを使えば、記事が獲得しているキーワードが即座に判るので、検索意図の見直しや情報追加の際の精査が一気に楽になります。
言い換えると、記事品質を上げる要因にも気づきやすいということ。
そして…
チームでブログ運営してる方向けの話ですが、キーワードディスカバーはユーザー権限を指定して表示制御できます。
例えば、上記画像のように投稿者に権限を与える事で、ライターさん・ディレクターさんに、キーワードディスカバーを表示できます。
もちろん、管理者権限・編集者権限・投稿者権限を指定可能なので、運営手法によってフレキシブルに対応可能。
キーワードディスカバーのまとめ
- 投稿ページ上でキーワードと順位等の確認ができる。
- リライト時に新キーワード発見等で、真価を発揮する。
- 【チーム運営者向け】ユーザー権限を指定して表示可能なので、ライターやディレクターにも見せる事が可能。
unifyキーワードの機能②|GSCトラッカー
GSCトラッカーは、Googleサーチコンソールと連携して事前に設定したキーワードの計測結果を一覧で確認することができる機能です。
最大1,000キーワードまで保存する事ができますが、スマホ・PC両方取得してるので実質2,000キーワード保存しています。
保存期間は1ヶ月、3ヶ月、半年から選択可能。
そしてGSCトラッカーの最大の魅力は、キーワード単位・URL単位でGoogleサーチコンソールの情報が即座に見れること。
キーワードやURLに関する情報を深堀したい時は、即座に「GSC」ボタンをクリックしてGoogleサーチコンソールを開きましょう。
そうするとGSCトラッカーと同じ検索条件でGoogleサーチコンソールが見れちゃいます。
GSCトラッカーのまとめ
- 検索順位等を保存できる機能。
- スマホ・PCそれぞれで1,000キーワード、実質2,000キーワードのトラッキングが可能。
- Googleサーチコンソールの目次としても使える。
unifyキーワードの機能③|キーワード管理
キーワード管理は、WordPress上でサイト全体のキーワードを一元管理できる機能です。
通常、キーワードを管理するツールってスプレッドシートやExcelであることが多いですよね。
その時面倒なのが、キーワードとURLの紐づけ作業。
スプレッドシートに書き終わった記事のURLを書いたり、リライトを依頼する時はスプレッドシートとWordPress両方探して…
これらはブロガーの当たり前の作業でした。
ライターやディレクターがいるともっと大変。
スプレッドシートは自由すぎるので、ディレクターにシートの運用方法を説明して、ライターにはキーワードを渡して…
キーワード管理機能はWordPressで記事を作成すると同時にキーワードの紐づけが行えます。
もちろん、新規記事だけじゃなく過去記事にキーワード設定も可能です。
加えて、Googleサーチコンソールと連携できるので、順位がついてるキーワードまで判ります。
過去記事へのキーワード設定も楽になるし、カニバリチェックとかも簡単になります。
そして…
キーワード管理も複数人で運営してる方向けに、ユーザー権限による制御ができます。
ちなみに弊社でもこの状態になっていました。
でも、キーワード管理を丸投げするからって、ディレクターに管理者権限を渡すわけにもいきません。
unifyキーワードの「キーワード管理」ではこのような設定が可能です。
もちろんキーワードの閲覧権限を編集者以上にすることもできます。
キーワード管理ツールを使って貰えれば、ライターへの指示出しも簡単なので、勝手にディレクターが動く状況が作れます。
最初はスプレッドシートで頑張ってたんですが、このツールを開発してからディレクターのキーワード周りの作業時間が30%程削減できました。
ブログ運営のキーワード周りが一気に効率化するので、個人・法人関係なく是非使って欲しいです。
キーワード管理のまとめ
- WordPress上でキーワードを管理する機能。
- キーワードと記事を連携できるので、初期設計時・リライト時全てで利用可能。
- 権限設定可能なので、ライター運用・ディレクター運用の作業コストを減らせる。
unifyキーワードの料金
一部有料ライセンスキーにて機能解放していますが、プラグインダウンロードは無料・利用も無料です。
「無料でも入れておいた方が良いプラグイン」という所を目指して作成しているため、無料機能でも普通に使えます笑
ライセンスキーを販売しており、それをプラグインの設定画面にて利用すると、機能が解放されるようになっています。
ライセンスキー無し・有料ライセンスキー有りの違い
ライセンスキー無し | 有料ライセンスキー有り | |
---|---|---|
キーワードディスカバー | 投稿画面での表示キーワード数 1個 |
投稿画面での表示キーワード数 最大50個 |
GSCトラッカー | 設定可能キーワード数 最大10個 |
設定可能キーワード数 最大1,000個 |
キーワード管理 | 設定可能メインキーワード数/GSC連携するメインキーワード数 1個 |
設定可能メインキーワード数 無制限 |
有料と無料で大分差があるようにも見えますが、実は無料でもかなり使えます。
例えば「脱毛 xxx」というキーワードしか作らない場合は、キーワード管理は無料版で十分です。メインキーワードは「脱毛」で作るだけなので。
キーワードディスカバーも1件のみの表示ですが、それでも順位変動を追いかけることができます。
GSCトラッカーも重要キーワードを10キーワード追いかけられますし。
ですが…
更に深く機能を使いたい方は、有料ライセンスをご検討いただけると幸いです。
ライセンスを追加しても、無料時のデータは引き継ぐようになってるので特に手間なく移行できます。
unifyキーワードの有料ライセンスキー料金
unifyキーワードの有料ライセンスキーは、2つのプランがあります。
プラン | 料金 |
---|---|
1ヶ月プラン | 490円(税込)/月 |
1年間プラン | 4,900円(税込)/年 ※2ヶ月分お得になります。 |
実はこの金額、当初予定していた金額よりかなり下げています。
元々はキーワード管理機能だけで月額500円で考えてたので、直前まで月額800円でした笑
ですが、「とにかく沢山の方に手に取って貰いたい…!!」という気持ちから、初心者にも優しい金額に落として販売する事にしました。
その代わりライセンスはドメインごとに制限をかけてるので、「サイトをいっぱい持ってる=稼いでる」方からはサイト数の分いただければと思ってます(もちろん有料ライセンスの分だけ)
unifyキーワードβ版利用者の声
リリース前に何名かの方に、β版を利用していただいて使用感をツイートして頂きました。
ちなみに、β版のフィードバックが元になってかなり機能が進化しています。
unifyキーワードの注意点と留意事項
このプラグインを使う際の注意点や留意事項を紹介します。
WordPress専用プラグイン
unifyキーワードは、WordPress専用のプラグインです。
「はてなブログ」や「Amebaブログ」「Livedoorブログ」「FC2ブログ」などで作ったサイトには適用できません。
100%GPLライセンスの採用
unifyキーワードは、「100%GPLライセンス」を採用しております。
当プラグインを利用してお客様に生じた損害について、当社は一切の責任を負いませんので、予めご了承ください。
また、推奨環境は「WordPress6系以上」かつ「PHP7.4系以上」となります。
※GPLライセンスは、有料ライセンスキーの”ライセンス”ではなく当プラグインのプログラムのライセンスです。
サブスクリプションで返金不可
unifyキーワードは、有料ライセンスキーはサブスクリプションによる販売です。
有料ライセンスキー購入後の途中解約による返金はありません。また、通信販売のためクーリングオフの対象外となります。
キーワードや順位等、サイトが秘匿したい情報は一切取得しません
unifyキーワードはライセンスキーの確認のために、ドメイン名とライセンスキーは皆さんのサイトから受け取るようになっています。
ですが、キーワードやGoogleサーチコンソールの情報など、ブログ運営におけるコアになる情報は弊社では一切取得してません。そして今後も取得のために動くような事はしません。
(そういった狡い事やって稼ぎたいとか思ってないですし、現実問題そんな膨大なデータを受けて保持し続けられるインフラを用意できないです。)
unifyキーワードの初期設定サポート
「unifyキーワードを利用したいけど設定方法が分からない」という方のために、Zoomを利用した初期設定サポートも準備しています。
担当スタッフが、画面共有をしながら30分程度で設定の説明をします。
料金は、2,200円(税込)となっています。
設定マニュアルページも用意していますが、それでも難しい場合はこちらより初期設定サポートをお問い合わせください。
unifyキーワードに関するまとめ
この記事のまとめ
- Googleサーチコンソールと連携することで、WordPress上で順位やキーワードの一括管理ができる。
- 権限周りの設定ができるので、ライター運用・ディレクター運用での作業コストを下げられる。
- ライセンス無し(無料)でもかなり機能解放しているので、とりあえず使って試すのが吉◎
- 設定が難しい方のために、Zoomを利用した初期設定サポートも用意しています。(有料)
unifyキーワードは、キーワード周りの作業を徹底的に効率化するために作りました。
当初弊社で使ってた機能はキーワード管理機能だけでしたが、「サチコと連携すればもっと良いプラグインになるのでは?」という所が走りです。
今後皆さんのご意見を取り入れつつ、更に良いプラグインにしていこうと思ってます。
そして、「使える!」と思って有料ライセンスにする際も、私にハイボールを1杯ご馳走するくらいの感覚だと嬉しいです笑
それを糧に、更に良い機能をご提供できるよう、馬車馬のように開発していきます。
(実はその売上を利用して、もう1つ弊社で利用している超効率化プラグインを世に出す計画があります。)
それでは…!!
無事リリースを迎えられた事を、この開発でご助言頂いた方々、β版ユーザーの方々、これから手に取って頂く方々全員に感謝して締めたいと思います。
本当に皆さま、ありがとうございました!