記事の執筆や広告、マーケティングなどは、ターゲットに響く文章が求められますよね。
しかし、「いい文章が思い付かない!」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。
この記事では、文章作成の様々な場面で使えるサービス「Catchy」についてご紹介。
このサービスを使えばあなたの選択肢が広がり、効率よく文章を作れるようになります。
Catchyの特徴や料金、メリデメを見ていきましょう。
㈱Woo代表。WordPressを魔改造してSEO戦争する人です。 WordPressプラグイン・テーマ「unify」開発者。 中央大学卒。元WEB系エンジニアでCMSやECサイト開発等をしてました。 2018年10月頃にブログ運営を開始。2020年独立し、2021年法人化。
Catchy(キャッチー)とは
記事制作・広告・企画案の提案などをAIが行ってくれるサービス
Catchyは2022年7月にリリースされた、AIライティングアシスタントサービスです。
会員数はリリース後4ヶ月で1万6000人を突破。(2022年11月時点)
テレビやwebメディアにも多数取り上げられています。
Catchyのメディア掲載実績
- TBSテレビ「THE TIME」
- 日経新聞
- マイナビニュース
- デイリー
- ねとらぼ
- Techable
特にwebメディアを運営している人にとっては、効率化・SEO対策に使える大注目のサービスなんです。
Catchy(キャッチー)の3つの特徴
文章作成がグッと楽になる、Catchyの3つの特徴を紹介します。
- ワンクリック10秒で複数案を作成
- 自然な日本語を生成してくれる
- シンプルな料金形態
ワンクリック10秒で複数案を作成
例えば、広告のディスクリプションを生成したい場合。
以下の画像のように、サービス名と説明文を入力し、「作成する」ボタンを押します。
すると、たった10秒程度で、複数のディスクリプションを提案してくれるんです。
「さらに作成する」ボタンを押すと、初回とは異なる案を追加で提案してくれます。
自然な日本語を生成してくれる
例えば、Catchyに以下の文章を入力したとします。
“CatchyはAIライティングアシスタントサービスです”
この短文の入力だけで、Catchyでは次のような文章を生成してくれるんです。
(実際の文章を引用)
Catchyは、高品質でフォーマルな文書を素早く簡単に作成する手助けを必要とする、多忙なプロフェッショナルに最適なAIライティングアシスタントです。Catchyを使えば、より早く、より少ないストレスで文章を完成させることができるので、あなたにとって最も重要なことに集中することができます。
Catchyは、厳しい納期で高品質で正式なコンテンツを作成する必要がある企業にとって、最適なAIライティングアシスタントです。
Catchyは、明確で簡潔な文書を作る手助けが必要な、忙しいプロフェッショナルのための完璧なAIライティングアシスタントです。高度な人工知能機能を持つCatchyは、面倒なライティング作業をすべて代行してくれるので、より重要なことに集中することができます。
まるで人が考えたかのような、自然な文章ですよね。
また、必要な情報はAIが自動で収集し、加筆までしてくれます。
シンプルな料金形態
Catchyの料金プランは「Free」「Pro」「Enterprise」の3つと、いたってシンプル。
無料の会員登録では、全生成ツールを毎月10クレジット使用可能です。
※クレジットは、ツールにより消費量が異なります。
プラン名 | Free | Pro | Enterprise |
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料金 | 0円 | 9,800円/月 | 要お問い合わせ |
機能 |
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無料会員のまま利用回数を増やしたい場合は、クレジットの単発購入もできます。
100クレジット | 3,000円 |
200クレジット | 5,700円 |
300クレジット | 8,100円 |
利用制限を無くしたい場合は、「Pro」「Enterprise」プランを検討しましょう。
Proでも、無制限使い放題・チャットサポートの特典は必ず付いてくるのでお得ですよ。
Catchy(キャッチー)の生成ツール
Catchyでは、用途に応じて100種類以上の生成ツールを利用できます。
主な生成ツールはこちらです。
Catchyの主な生成ツール(一例)
- キャッチコピー
- ディスクリプション
- AI画像生成
- マーケティング
- 広告
- 記事制作
- …
この他、SNSやYouTubeなどのコンテンツも生成してくれます。
実際にCatchy生成ツールの一覧ページを見てみましょう。
例えば「キャッチコピー」だけで見ても、生成ツールは7種類も。
どの生成ツールも、複数の提案からあなたに合ったものを選べます。
Catchy(キャッチー)の使い方【用途別】
では実際に、Catchyを使ってみましょう。
ここでは、「記事制作」に焦点を当ててツールを使っていきます。
ターゲット像を鮮明にする
記事を作る際、始めに考えるのはペルソナ(ターゲット像)ですよね。
Catchyでは、この「ターゲット像」もイメージしやすくしてくれます。
例えば、「犬を飼っている男性」がターゲットだとしましょう。
以下のように、そのまま簡潔に入力していきます。
※「ビジネスのターゲット層」とありますが、記事制作のペルソナ設定にも使用できます。
「作成する」ボタンを押すと、ご覧のような文章が出力されました。
この下にも、まだまだ候補が。
「犬を飼っている男性がどうしたいか」など、ターゲット像についてより広い視野を持つことができます。
記事タイトル(トピックをもとに作成)
Catchyでは、トピックを元にして記事タイトルの生成も可能。
例文の入力に従い、「プログラマーになる方法」と入力してみます。
ボタンを押すと、5つの候補が生成されました。
1つひとつでは足りない部分もありますが、いくつか組み合わせるとタイトルが充実します。
記事作成ワークフロー
Catchyの「記事作成ワークフロー」を使うと、生成ツールを組み合わせて記事の全てを作成できます。
メニュー表示から、「記事制作」をクリックして使っていきましょう。
以下のように段階を踏み、コピーしながら作成していきます。
- タイトル作成
- 導入文作成
- 見出し作成
- 本文作成
STEP4にて、STEP1~3で作ったコンテンツを貼り付ければOK。
以下のように、タイトル・見出しを含む1記事が完成します。
あとは、ここから文章を広げて装飾するだけ。
Wikipediaや上位記事から必要な情報を集めているので、重要な部分はCatchyが自動で書いてくれます。
Catchy(キャッチー)を使うデメリット
CatchyはAIが文章を作成するため、信頼性が気になるところ。
Catchyのデメリットとして考えられることを上げてみましょう。
- 無料で使うには制限がある
- 新しい情報には使えない可能性がある
しかし、これらのデメリットには改善策があります。
無料で使うには制限がある
前述どおり、無料で使えるのは月に10クレジットまで。
例えば先程ご紹介した「記事作成ワークフロー」をSTEP4まで全て使うと、8クレジットを消費します。
無料で使うのは、「お試し」程度に捉えると良いでしょう。
しかし、この記事作成を誰かに依頼すると、もっと料金がかかります。
例として、単価0.3円で3,000字の記事を依頼した場合と、Catchy使用の場合を比較しましょう。
単価0.3円の記事を3,000字で依頼 | Catchyで1記事作成 |
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単価0.3円で3,000字の記事だと、1記事に900円支払うことになりますよね。
その料金を払って満足するコンテンツ量を書いてもらえるかは、ライターの力量次第です。
Catchyでクレジットの単発購入をすれば、3,000円で100クレジット。
つまり、1クレジット=30円です。
1記事の生成に8クレジット使っても、240円分しかかからない計算になります。
Catchyは有料でもかなりお得なことが分かりますね。
新しい情報には使えない可能性がある
Catchyの文章生成は、以下の情報が元になっています。
Catchyの文章生成の情報源
- Wikipediaの全てのページの情報
- 検索上位10記事圏内に記載されている情報
そのため、まだ世に出ていないような新情報では、文章が正しく生成されない可能性も。
しかし、Catchyはあくまでも「参考」と捉えれば、文章を自身で考える時間は大幅に削減できます。
既存情報にCatchyを有効活用すれば、新情報の文章作成に時間をあてることができるでしょう。
Catchy(キャッチー)を使うメリット
反対に、Catchyを使うメリットは以下のようにたくさんあります。
- 簡潔な入力と1クリックのみで文章が生成される
- 文章作成にかかる時間を大幅に削減できる
- 必要な情報は自動で収集され、調べる手間がかからない
- 自分では思い浮かばないアイディアをもらえる
- 無料・または低価格で欲しい文章が手に入る
特に使ってみると分かるのが、文章の情報の正確さ。
上記の例では「プログラマーになる方法」と入力するだけで、プログラミング言語まで出力されていましたね。
たびたび検索・調査する時間が一気に削減され、必要な知識も同時に入手できます。
また、翻訳・変換アプリのように直訳的な文章になることは少なく、日本語が自然な点も◎。
漢字とひらがなの割合も良く、読みやすさが重視されています。
SNSでの口コミ
実際にCatchyを利用したユーザーも、上記のようにメリットを感じています。
友達が作った「AIがコピーライティングしてくれるサービス」を使ったらすごかったので、ユーザーの声を提供させていただきました。
文言考えるのが面倒なので、このサービスを使って出てきたのを渡したら、気づかれなかったので、すごいなと思いました。https://t.co/OIXNMaZ1XT
— けんすう (@kensuu) July 1, 2022
…きこえますか…AIのためのAIでバズったCatchyです…実はクリエイターのための「締め切りが間に合わないときの言い訳」や…「仕事の依頼を断りたいときの文章」が作れるAIがあるんです…
…返信に悩む必要はもうないのです…
本当はこっちがバズって欲しいのです…https://t.co/itCsasltOR pic.twitter.com/J6s4MsjaA4— 古川渉一@先読み! ChatGPT 著者 (@sho_furu) August 29, 2022
これ個人的に優秀過ぎて感動した。断りの文章、心のこもった褒め言葉、ステキな誕生日メッセージ、広告文言など100種類以上の状況に対応した文章作成をAIが手伝ってくれる。マジでオススメ pic.twitter.com/uAdwqyWH69
— オクシン (@OKU_MAYA) September 3, 2022
断りの文章や、誕生日のお祝いメッセージにも役立ったようですね。
文章が作れず悩む事案が、Catchyによって解消されています。
Catchy(キャッチー)についてよくある質問
Catchyについて、ユーザーが疑問に思うことと回答をまとめました。
Catchyで出力される文字数はどのくらい?
キャッチコピー生成の場合だと、60文字前後の文章が出力されます。
文章の作成では、最大で1,200文字の出力が可能です。
「メモ帳」機能を使えば、生成された文字を貼り付けながら長文の作成もできます。
Catchyの文章を使ってコピー判定されることはない?
Catchyで出力される文章が同じになることは、ほとんどありません。
ただ、基本的には文章をそのままお使いいただくのではなく、提案として「参考にすること」を推奨しています。
何個かパターンを出し、組み合わせるなどのご利用方法がおすすめです。
使いたいツールが見つからない
「お問い合わせ」フォームから、ツールの要望を受け付けています。
また、 Enterpriceプランなら自分でツールを作成できるので、検討してみましょう。
まとめ
この記事のまとめ
- Catchyは欲しい文章を自動で生成してくれる、AIライティングアシスタントサービス。
- Catchyの料金は3つのプランから選べ、有料プランでは100以上のツールを使い放題。
- Catchyのデメリットは「無料プランの制限」と「新情報への非対応」だが、改善は可能。
- Catchyのメリットにより、実際にユーザーの悩みが解消されている。
CatchyのAI知能の高さは、100種類以上の様々なシーンで役立ちます。
Catchyを使えば、文章作成で手が止まるあなたの悩みも解消されるでしょう。
思い付かなかった新鮮なアイディアを、Catchyが何パターンでも提案してくれます。
まずは無料プランから、生成ツールを試してみましょう。
料金に不安がある方・月によって利用頻度が変わる方には、単発のクレジット購入がおすすめです。
お財布に優しく、あなたの利用に合わせて料金を選べます。
特にブログやHPなどwebメディアを持っている人は、使って損がありません。
記事執筆の効率化・コンテンツの充実も期待できるCatchy、ぜひ取り入れましょう。