ブログを始めようと思った方のほとんどは、身バレを気にします。
正直なところ、ブログを続けていると気持ちが緩んで身バレのリスクは上がります。
なので、絶対に身バレを防ぎたい方はそれ相応の対策を行う必要があります。
この記事では、身バレの原因となりやすい例をご紹介した後で、身バレをしないためにすべき事を解説します。
ブログで身バレする4つの原因
ブログで身バレの原因は主に4つ。
ブログで身バレする原因
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- ブログの投稿内容
- SNSの投稿内容
- 実生活での会話
- Whoisの情報
油断は禁物!
小さな情報が徐々につながり最終的に身バレ、というケースが多いんです。
例えば、下記のようなケース。
- 疑念:加工されているけど写真の背景・髪型になんとなく見覚えがある
- 確認:ブログを読んだら、知り合いの状況と似てる
- 確信:SNSともリンクしてるから見てみたら「あ、、、あいつだわ」とわかる
あり得る話ですよね。
①ブログの投稿内容
ブログでは、自分に関連するテーマを選ぶことが多いです。
- 趣味
- 会社で得た知識
- 自分の苦労体験
- 育児
そのため、ブログにあなた特有の情報が記載されがち。
特殊な情報を公開しない限り、ブログだけで身バレする可能性は低いです。
ですが、他の理由で疑念を持たれたまま読まれると「これは・・・」と気づかれることがあるかもしれません。
②SNSの投稿内容
ブログの集客手段としてSNSとブログを連携している場合、うっかり個人情報を書いてしまいがち。
- 人物写真
- 位置情報
- 気象情報
- 体調
- 社内情報
- 学校情報
- お出かけ
例えば「地震めちゃくちゃ揺れた~」と発信すると、地震の揺れが大きい地域に住んでいると絞り込まれます。
一つ一つの情報量は少なくても、過去に遡って投稿内容を集めていくと個人特定につながってしまいます。
③実生活での会話
ブログで収益化してくると、実生活でも誰かに伝えたくなってしまいます。
一部友人に教えたつもりが、知らない間に広まっていて..ということはよくある話。
④Whoisの情報
知らずに個人情報が公開されているもので、最もあり得るのがコレ。
Whoisを公開していると個人情報も一緒に公開されていることがあります。
Whoisとは、IPアドレスやドイン名の登録者などに関する情報を、インターネットユーザーが誰でも参照できるサービスです。
ざっくり話すと、URL(ドメイン)から誰が運営しているか判ってしまうという事。
WHOIS検索 というサイトで、誰でもでもブログのドメイン情報を調べられます。
例えば、以下のようにドメインを保有する時に入力した情報(名前・Email・住所など)が見れちゃいます。
なお、Whoisで個人情報を公開しないようにする事もできます。
ブログで身バレしないための6つの対策
今すぐできる身バレ対策は以下の6つ。
身バレ対策
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- 写真の映り込みに注意
- 写真の位置情報の削除
- 個人情報の出し方の工夫
- Whois代行
- ブログは内密にする
- ブログ専用のSNSアカウント
①写真の映り込みに注意
写真は、わずかな映り込みも削除しましょう。
最近は写真の解像度が上がっています。
過去には写真に写りこんだレシートの店名から、住んでいる地域がバレたという話もあるくらいです。
自分で撮った写真を使わないのが一番安全ですが、もし使う場合は以下に注意しましょう。
- 小さくても個人情報(名前、住所など)が映り込んでいないかチェック
- 近所で撮影した写真は控える
- 特徴的な背景(山や建物など)が移った写真は控える
よくある景色でも、見慣れている人が見たら一発で気づきます。
②写真の位置情報の削除
スマホやカメラで撮った写真には、画像情報のほかに位置情報(GPS)が入っているので削除が必要です。
写真をそのままブログに貼ってしまうと、撮影場所を特定される危険性があります。
簡単にできる対策として「EWWW Image Optimizer」というプラグインを入れること。
画像圧縮のプラグインで、写真の位置情報を自動で削除してくれます。
③個人情報の出し方の工夫
以下のように、個人情報は出し方を工夫ましょう。
- あいまいな表現を使う(25歳→20代、北海道在住→寒い地域在住)
- 特殊な情報は控える(アフリカ駐在歴5年)
読者の共感を引き出すために、ブログに個人情報をあえて出すことはあります。
ですが、身バレしたくない場合は出し方を工夫しましょう。
④Whois代行
ブログを始めるとき、Whois代行すると個人情報を隠すことができます。
基本的にドメイン取得時に設定しますが、後から追加設定もできます。
ドメイン会社によっては有料ですが、身バレしたり家の住所などを公開したくない場合は設定するのが無難です。
ただし、ドメイン会社によって、一部ドメインはWhois代行ができない場合があります。(例:jp/orgなど)
⑤ブログは内密にする
絶対に特定されたくないのであれば、ブログをやっていることを他人に教えるのは避けた方が無難。
たとえ、信頼している人にだけ伝えたとしても、話は知らない間に広がるものです。
⑥ブログ専用のSNSアカウント
SNS運用を行う場合は、ブログ専用のアカウントを作りましょう。
身バレのリスクが減るのはもちろん、そもそも発信内容がブログの内容に沿ったものになります。
そのため、フォロワーも増えやすく、ブログ読者も増えやすいんです。
上記でご紹介した対策しておけば、身バレの可能性はかなり下げられます。
ブログで身バレするとどうなるの?
ブログで身バレすると発生する可能性がある事を例にあげると以下のようなものがあります。
身バレで起こるデメリット例
- 会社と揉める
- 私生活が筒抜けになる
- ブログの削除
会社と揉める
副業を禁止している会社も多いため、バレると揉める可能性が高いです。
就業規則に副業を禁止する記載があれば、戒告や減給などの処分を受ける可能性があります。
不安な方は、会社の就業規則を一度読んでおくとよいでしょう。
私生活が筒抜けになる
ブログの内容にもよりますが、周りの人には知られていない一面が筒抜けになってしまいます。
例えば以下のような事を書いていて身バレした場合、面倒な事になるのは予想がつくかと思います。
- 資産
- 愚痴や批判
- 色恋沙汰
ブログの削除
会社・知人・第三者に身バレすることで、ブログの削除に追い込まれるケースもあります。
努力して積み上げたブログを削除するなんてしたくないですよね。
ブログで身バレした時はどうすべき?
ブログで身バレしたからと言って、即座にブログを削除するのは避けましょう。
自分の状況を見極めて、対処法を決めていく必要があります。
私生活よりブログが優先の場合
ブログの優先度が高い場合、身バレによる悪影響を受け入れることをおすすめします。
身バレが起きたとしても、影響が出るのは一部の知り合いの間だけでしょう。
ブログが収益化している場合、生活していく上での大事な資金源になります。
自分にとって何を優先したいのか、今一度考えてみてもよいかもしれません。
ブログより私生活が優先の場合
ブログを削除する以外の手もあります。
傷口の小さい選択を選んでいきましょう。
ブログは非表示or削除
ブログをサイトごと非表示にすることが可能です。
サイトごと非表示にする方法
- Basic認証で非公開
- プラグイン(WP Maintenance Mode)で非公開
ここでは「非公開にする方法がある」ということだけ知っておけば十分です。
ブログには、あなたの貴重な時間が詰まっています。
そのまま削除してしまうのはとてももったいない。
一度非表示にして、今後の作戦を練ることをお勧めします。
- ほとぼりが冷めたころ再表示する
- 新たなサイトを立ち上げて、非表示にしたブログの一部を張り替える
- ブログを削除する
SNSは鍵をかけるか削除
SNSは、特定の人しかみれない設定にするか、削除しましょう。
ブログに比べてSNSの情報は、不特定多数の人に拡散しやすいので、早期に対応が必要です。
正直、ブログって身バレするもの?
正直なところ、名前隠してやってれば普通は身バレしません。
皆さんはいままで、周りの人がやっているブログを特定したことがありますか?
そういうことです、かなりのレアケースと言えます。
とはいえ絶対はないので、身バレが嫌なら対策はしておくべきでしょう。
まとめ
この記事のまとめ
- 普段の発言等に注意していれば基本的にブログで身バレはしない。
- Whois情報だけは注意。公開したくない場合は、必ずWhois代行設定しよう。
この記事で書いていた対策を行ってれば安心してブログ運営ができます。
ただし何事も絶対は無いので、発言等には注意してくださいね。