ブログ運用をしていると、「ブログとX(Twitter)は連携させるべき」という話を聞きます。
でも、こんな疑問や不安がないでしょうか?
この記事のまとめ
- ブログとX(Twitter)の連携でなぜ収益が増えるの?
- X(Twitter)で何を投稿すればいいかわからない
- ブログに投稿一覧を表示させるのは難しそう…
特にブログを始めたばかりの人だと「やってみたいけど自分にできるかな…」という不安も大きいでしょう。
でも大丈夫です。
この記事では、ブログとX(Twitter)を連携させることで収益が増える理由や、Xでポスト(ツイート)する時のポイントなどを詳しく解説していきます。
また、ポストやタイムラインをブログに埋め込む方法も紹介。
㈱Woo代表。WordPressを魔改造してSEO戦争する人です。 WordPressプラグイン・テーマ「unify」開発者。 中央大学卒。元WEB系エンジニアでCMSやECサイト開発等をしてました。 2018年10月頃にブログ運営を開始。2020年独立し、2021年法人化。
ブログとX(Twitter)の連携で収益が増える理由
ブログとX(Twitter)を連携することで、収益が増える理由は5つあります。
- X(Twitter)で権威性ができる
- SNSの拡散力でブログへ誘導できる
- フォロワーが増えてアクセスが安定する
- ブログへ再来する読者が増える
- 読者に記事をリポストしてもらえる
X(Twitter)で権威性ができる
ブログ運営やSEOにおける、「権威性」を簡単に伝えると以下のような感じです。
- 自分のブログやWebサイトを信頼してもらっているか
- 価値があると思われているか
- ユーザーから認められているか
権威性が高まることで、記事の内容をより信頼してもらえるようになります。
ブログ運営において、権威性は欠かせない要素です。
X(Twitter)を利用して権威性を高めることで、信頼も得られるためフォロワーが増えます。
フォロワーが増えることで、記事を拡散してもらえたり、X(Twitter)を通して他サイトでブログを紹介してもらえたりすることも。
ブログの信頼も増すため、自然とブログに足を運んでくれるフォロワーも増えていきます。
SNSの拡散力でブログへ誘導できる
X(Twitter)では、リポスト(リツイート)や引用ポストといった、情報を共有できる機能があります。
情報を広める、拡散するともいいますが、これが非常に強力な機能なんです。
共感を得られるものだと、何気ないポストでも「いいね」の数が数万件を超えることも。
この拡散力を利用すれば、ブログのアクセス増加も期待できます。
あなたが投稿した記事をリポストや引用ポストしてもらえれば、たくさんの人に見てもらえます。
たくさんの人に見てもらえることで、新しいユーザーをブログへ誘導できるチャンスも増えますよ。
フォロワーが増えてアクセスが安定する
X(Twitter)でフォロワーが増えると、安定したアクセス数が期待できます。
フォローしてくれたユーザーは「あなたのファン」です。
定期的なポストやブログを更新したことをポストすることで、フォロワーがブログを覗いてくれるようになります。
また、フォロワーが記事の内容について感想や質問などを送ってくれることも。
フォロワーの意見や感想といったリアルな声は、ブログのクオリティを高めるには欠かせない要素です。
フォロワーの声を参考にすることで、よりターゲットに合った記事やコンテンツ作成を行なうことができます。
ニーズを満たす記事を作成することで、新規ユーザーの獲得やフォロワーの再訪問率が向上しアクセス数の安定や増加が期待できるというわけです。
ブログへ再来する読者が増える
X(Twitter)でポストや交流を行なうことで、ブログへの再訪問者が増える可能性が高くなります。
フォロワーは、あなたの記事更新のポストなどをリアルタイムで受け取ることが可能です。
なので、一度訪れたフォロワーが新しい情報を求めて、再度訪問してくれる可能性も高くなります。
再訪問してくれる読者を確保するためには、継続的なX(Twitter)での活動が欠かせません。
X(Twitter)の活動を続けることで、ブログのアクセス数が増加だけではなく、再訪問をしてくれるリピーターを確保しやすくなります。
読者に記事をリポストしてもらえる
X(Twitter)上で、読者にブログ記事をリポストしてもらうことで、広範囲に記事が拡散されます。
リポストは、旧ツイッターでリツイートと呼ばれていました。
リポストすると、読者のフォロワーのタイムラインにも表示されるため、新たな読者を獲得できるチャンスです。
また、リポストされることでブログの評価も向上するため、権威性もより高まるといったメリットもあります。
ブログとX(Twitter)で収益UPする発信内容
ブログとX(Twitter)を連携して収益UPを目指す場合、押さえておきたいポイントが3つあります。
- ブログとX(Twitter)の内容を統一する
- 反響のあるポスト(ツイート)を記事にする
- ポスト(ツイート)の内容を記事で深堀りする
ブログとX(Twitter)の内容を統一する
ブログとX(Twitter)を上手に活用して収益を上げていくには、内容の統一が重要です。
少し極端な例えですが、ブログでは化粧品をテーマにしているのに、X(Twitter)ではダイエット系の投稿をしている…といった感じだと、ターゲットが違うため収益UPは望めません。
収益UPを目指すなら、ブログで取り上げたテーマや記事の内容を、X(Twitter)でも発信するようにしましょう。
【お知らせ】
「unifyイメージャー」WordPressプラグインをリリースしました。ワンクリックでテキスト付画像を、
アイキャッチ・見出し直後にぶち込みます。↓ブログ運営者は要チェック!https://t.co/XXmQMKeHrd pic.twitter.com/zvvoeFztqz
— ドム@SEOとWEB開発 (@domblog_jp) July 22, 2023
反響のあるポスト(ツイート)を記事にする
「いいね」やコメントが多いなど、反響の多いポストは、ブログ記事のネタになります。
フォロワーの反応が良かった内容は、多くの人にとって関心が高いテーマであるということ。
「関心が高い=ニーズがある」ということなので、記事としてそのテーマを深堀りするとアクセス増加が期待できます。
具体的に記事にするには、以下の方法が効果的です。
ポイント
-
- 反響のあったポストの内容確認
- ポスト内容を深堀り
- 情報の追加や自信の見解を加える
上記のポイントを押さえて記事を仕上げることで、ブログへのリピーター増加も期待できます。
ポスト(ツイート)の内容を記事で深堀りする
X(Twitter)のポスト(ツイート)機能は、文字数制限があるため短い文章で情報を伝えないといけません。
Xの短い文章だけでは、ユーザーの「もっと知りたい」を満足させることは難しいものです。
なので、X(Twitter)では簡潔に記事の内容を伝えて関心を持ってもらい、記事へ誘導して詳しく解説しましょう。
Xのポストで関心を持ってもらいことで、ブログへの誘導も行ないやすくなるはずです。
そして、誘導先のブログでユーザーの疑問や問題に答えることで満足してもらえます。
ブログにX(Twitter)を埋め込む方法【画像解説】
X(Twitter)の投稿一覧などを埋め込む方法は2種類あります。
- タイムライン(投稿一覧)を埋め込む
- ポスト単体を埋め込む
どちらも簡単に実装することができます。
タイムラインを埋め込む方法
※ブラウザー版での埋め込み方法です。
アプリが開いてしまう場合は、新しいタブでURLを開いてみてください。
まずは、X(Twitter)にアクセスして表示させたいタイムラインのページに移動します。
移動したら、ブラウザのURLをコピーしましょう。
URLのコピーが完了したらPublish.twitterへアクセスします。
以下の画面が表示されるので、最初にコピーしたURLを貼り付けましょう。
埋め込み時の表示画面の選択が表示されるので「Embedded Timeline」を選択します。
長さや横幅を調整したいときは、右上の「set customization options」をクリックしましょう。
サイズや背景色の変更ができます。
①タイムラインの表示サイズを変更 |
|
---|---|
②タイムラインの背景色を変更 |
|
③タイムラインの上部「Posts from 〇〇」の言語を変更 | 変更しなくても問題ありません。 |
④「おすすめアカウント」としての表示 | チェックを入れると「表示しない」 |
調整が完了したら、右側の黒いボタン「Update」をクリックします。
最後に「Copy Code」をクリックしましょう。
下の画面が表示されれば、コードのコピーは完了です。
コピーしたアドレスを記事内の表示したい部分に貼り付けましょう。
記事を開くと、タイムラインが表示されているはずです。
注意
WordPressの記事内に貼り付ける場合は、テキストタブからコードを貼り付けないとコードが正常に動作しません。
「ビジュアルタブ」から「テキストタブ」に切り替えてからコードを貼り付けましょう。
カスタムHTMLとしてポストを埋め込む
続いて、カスタムHTMLとして埋め込む方法です。
埋め込みたいポスト(ツイート)に移動して、右上の「…」マークをクリックします。
メニューが開くので「ポストを埋め込む」をクリック。
ポストのタイプ選択が表示されるので「Embedded Post」をクリックしましょう。
プレビュー画面が表示されるので「Code Copy」をクリックします。
ポストの背景色などを変更したい場合は「Set customization options」へ移動して、設定を行なった後に「Copy Code」をクリックしましょう。
下の画像が表示されればコピー完了です。
最後に、記事内の表示させたい部分に、コードを貼り付けるとポストが表示されます。
ブログとX(Twitter)を連携するポイント
ブログとX(Twitter)を連携させる場合、いくつかのポイントがあります。
- 読者からの声を分析・改善する
- X(Twitter)のプロフィール欄を充実させる
- ハッシュタグを活用する
- 重要なポスト(ツイート)は固定する
- X(Twitter)内でブログ仲間を作る
読者からの声を分析・改善する
X(Twitter)ではポストした内容に対して、読者から意見や感想を貰うことがあります。
読者から届いたコメントやリプライ、ダイレクトメッセージは積極的に分析を行ないましょう。
「読者の声」を基に、ブログの記事内容や、発信方法を改善することで、読者の満足度も高まります。
「読者の声」は、そのテーマに対するリアルなニーズです。
ニーズに応じたコンテンツを提供することができれば、ブログへの再訪問率も高くなります。
X(Twitter)のプロフィール欄を充実させる
プロフィール欄は、Xでの活動を左右するくらい重要な部分です。
プロフィール欄を見てフォローするかを判断する人もいます。
プロフィールを書く際は以下のポイントを意識して作成してみましょう。
ポイント
- アカウントの特徴を伝える
どんな内容(趣味とか職業とか)をポストしていくのかを書きましょう。 - 得意分野やジャンルを書く
「/」「|」などの記号で区切って見やすくしましょう。 - 一文は短くする
一文一義を意識して、できるだけ短く書きましょう。
プロフィール欄が空欄や「よろしく」だけでは、どんなアカウントか伝わらず、フォローしてもらうのが難しくなります。
そうならないためにも、プロフィール欄は充実させて、自分がどんな活動をしていくのか伝えるようにしましょう。
ちなみに私は、こんな感じで書いています。
㈱Woo代表|SEOコンサル|ワードプレス開発|11年目エンジニア ブログ/ライター育成/自動化/ディレクション/WordPress unify( wp-unify.jp) BLOGUS( blogus.jp) お仕事(SEOコンサル/プラグイン開発等)のご相談はDMまでお願いします。
引用元:ドム@SEOとWEB開発
「どんな活動をしているのか」「得意なこと」が、短い文章でわかりやすく記載しましょう。
ハッシュタグを活用する
X(Twitter)にあるハッシュタグの活用は、安定したアクセス、収益UPに有効な方法です。
ハッシュタグを活用すると、あなたをフォローしていないユーザーにもポスト(ツイート)を見てもらえる可能性が高くなります。
例えば「#ブログ」というハッシュタグでポストすることで、ブログ関連に興味があるユーザーから、あなたの投稿を見つけてもらえるんです。
ポスト内容と関連性の高いハッシュタグを付けることで、ターゲットに対して効果的に宣伝できます。
また、トレンドになっているハッシュタグを上手く取り入れることで、タイムリーな話題に便乗してアクセス数を増やすことも可能です。
ハッシュタグを上手に使うことで、新しいフォロワーや読者を獲得するチャンスが増えます。
重要なポスト(ツイート)は固定する
固定ポストはプロフィールを訪れた人が最初に目にする情報です。
重要な情報や、特に読んでほしいブログ記事へのリンクはプロフィールページに固定ポストとして設定しましょう。
固定ポストにする内容は、以下のようなものがおすすめです。
固定ポストにする内容の例
- 最新の記事
- キャンペーンやイベント情報
- 特に反響のあったっポスト
固定ポストを利用することで、ユーザーに対して重要な情報を確実に伝えることができます。
X(Twitter)内でブログ仲間を作る
他のブロガーや関連するインフルエンサーと積極的に交流を行なうのも重要です。
交流を行ない、ブログ仲間やインフルエンサーと交流を行なうことで次のようなメリットがあります。
- お互いのフォロワーにブログを紹介できる
- コラボ企画の実施
- 知識や情報の共有ができる
とはいえ、いきなり知らない人のプロフィールへ行きDMやコメントを送るのは抵抗がありますよね。
そんなとき、X(Twitter)には、コミュニティ機能というものがあります。
同じ趣味や目的を持った人たちが集まる、ネット上のサークルのようなものです。
コミュニティなら、参加後の挨拶をきっかけに、気軽に交流を始めることができます。
いきなり、知らない人のプロフィールへ行くよりは、難易度は低いはずです。
ブログ仲間とのネットワークを広げることで、より多くの読者を獲得し、ブログの認知度を高めることができます。
ブログとX(Twitter)連携時の注意点
ブログとX(Twitter)を連携させることで得られるメリットが多いですが、注意点もいくつかあります。
- 他のSNSよりも流し読みされやすい
- URL入りのポストは表示回数が少ない
- 競合を増やす可能性がある
他のSNSよりも流し読みされやすい
X(Twitter)では同じユーザーが1日に何度もポストすることがあります。
次から次にポストされていくので、情報の流れが非常に速いんです。
新しい情報がすぐに入ってくるため、一つひとつのポストを流し読みされる傾向があります。
そのため、X(Twitter)だけではなく、他のSNS併用してブログ運用をするのがおすすめです。
インスタグラムは、X(Twitter)同様に幅広いユーザー層が利用しています。
引用元:令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書
上記を見ると、10代~50代までの男女が、インスタグラムとツイッターをよく使っているのが分かります。
アクセス数の安定・増加を行なうために、ツイッターとインスタグラム両方を上手く使い、ブログへの入り口を広げてみましょう。
インスタグラムの特徴や収益化の方法について、詳しく知りたい方は以下の記事が参考になります。
URL入りのポストは表示回数が少ない
X(Twitter)では、URLを含むポストの表示回数が少なくなることがあります。
これは、X側が他サイトの外部リンクを貼られることで、Xから離脱されることを嫌っているためです。
X側としては、ユーザーが離脱することで広告収入にも影響するため、離脱されるのは面白くありませんよね。
なので、外部リンクを含むポストは、他のポストと比べて優先度が低くなっちゃうんです。
- 記事URLはリプ欄に貼りつける
- 固定ポストに読んでほしい記事URLを貼り付ける
ただ、リプ欄にURLを貼る戦略は、今後ツイッターのアップデートで対策が行なわれる可能性も否定できません。
なので、新着記事の紹介ポストだけではなく、ユーザーとコミュニケーションがとれるポストも行なうようにしましょう。
例えば「ブログのネタを探すとき皆はどうしてる?私は~」という感じの簡単なポストでも問題ありません。
URL付きのポストの表示回数が減っても、その他のポストが表示されれば、ブログを見てもらえる可能性も高くなります。
競合を増やす可能性がある
X(Twitter)上では、同じテーマを扱う他のブロガーやインフルエンサーも多く存在します。
以下のような内容を惜しみもなく発信してしまうと、競合も似たような発信をしてしまう可能性があり注意が必要です。
- 「〇〇をしたらアクセス数、収益が増えた」などの内容
- 実装の目途が立っていない作成中の機能やコンテンツなど
タチの悪い人だと、平気で丸パクリしてくる人もいるんです。
SNSを利用することで、ブログ仲間を増やしたりアクセス数を増やしたりといった、自分自身に大きなメリットがあります。
ですが、発信内容次第では、自分自身の首を絞めてしまう可能性も。
ブログの運営状況やノウハウは、飲食店などがよく言う「秘伝のタレ」と同じ“核”となる部分。
ユーザーが喜んでくれるからといって、安易に詳細を公開するのはおすすめできません。
X(Twitter)内でもブログ記事を書ける!【2024年最新】
X(Twitter)では、Xプレミアムプラス加入者向けに、新機能「Articles」が実装されました。
「Articles」はツイッター上で、ブログ記事のような長文コンテンツを投稿できる機能のことです。
Articlesの特徴
- 最大10,000文字の長文での投稿できる
- 大見出し・小見出しを設定できる
- 本文の中に画像や動画を挿入できる(インライン表示)
「Articles」機能を利用することで、X(Twitter)上でもブログ記事を書けるようになります。
おすすめは、X(Twitter)上でブログ記事を公開して、最後に関連するブログ記事へのリンクを追加するという方法。
関心を高めた状態でフォロワーをブログに誘導することが可能です。
また、X(Twitter)のブログ記事が、GoogleやYahooなどの検索エンジンに表示されるようにもなります。
これにより、検索エンジンからのアクセスも期待できるため、ブログ全体のアクセス数の増加も期待できますよ。
まとめ
この記事のまとめ
- X(Twitter)を同時投稿すると、ブログの権威性を高められる。
- 拡散力を利用してアクセス数の増加が期待できる。
- 反響が高いポストを深堀りして記事にすることでアクセス数が増加しやすい。
ブログ運営で収益を得るためには、アクセスが多いほど収益が期待できます。
GoogleやYahooといった検索エンジンからのアクセスだけでは、順位が下ることもあるためアクセス数が安定しません。
XやインスタグラムなどのSNSであれば、検索エンジンの順位に影響されず、ブログへのアクセスを確保できます。
また、SNSを利用すればブログ仲間ができて、ブログ運営時の孤独感を感じることがありません。
unifyナビゲーション|固定ヘッダー挿入WordPressプラグインプラグインの名前はunifyナビゲーション。ページ上に配置するナビゲーションメニューが作成できるWordPress用プラグインです。 単純な…
実際に私も、こんな感じでXに投稿しています。