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既読
18:45ドメイン名の決め方ってどうすれば良いの? -
え、私結構テキトーにブロガー名使って付けたよー。既読
19:12 -
既読
19:15あ、それで良いんだ!ありがとう。
ブログ名決める時と同じくらい、ドメイン名を決めるのって悩みますよね。
初心者ブロガーの頃は何度もドメイン名で失敗してきました。
ドメインはいわば、ブログの第二の看板。
一度取得したは良いものの、後で変えたくならないような名前を付けたいところ。
そこで…
この記事では、ブログのドメイン名の決め方をマルっと解説します。
ドメインの取得方法も初心者が判り易いように動画でまとめています。
ドメインとは?
ドメインとは、簡単に言うとインターネット上の住所でURLの一部です。
例えば当記事のURLは「https://blogus.jp/blog-domain-name/」ですが、この中でドメインは「blogus.jp」の部分に当たります。
この中でブログ運営で頻繁に登場するのが、ドメインとパーマリンク。
※当記事はディレクトリやパラメータがないので、「blog-domain-name」がパーマリンクです。
さて、それでは今回のテーマであるドメインのお話に戻ります。
まずドメイン名を決めるにあたって、ドメインの種類にも触れておく必要があります。
ドメインの構造
この記事を読み終わったら忘れてしまってOKです!
ドメインを決める時にはこの2つ、「メインドメイン」と「トップレベルドメイン」を決める必要があります。
まずは、トップレベルドメインについてお話します。
トップレベルドメインの種類
トップドメインを大きく分けると2つに分けられます。
- gTLD
- ccTLD
基本的にこの2つに分けられます。
こちらもブログ初心者は覚える必要は一切ありません。
一応解説しますが、基本的にトップレベルドメインは「.com」か「.net」から選べばOKです。
当サイトのように相当なこだわりがあれば、「.jp」を使っても良いですが、デメリットも有るので記事の後半で解説します。
①gTLD
gTLDは「Generic Top Level Domain」の略。
gTLDの中には誰でも取れる「.com」や「.net」から、特定期間しか取得できない「.int」などがあります。
トップレベルドメイン | 意味 |
---|---|
.com | 商用サイト |
.net | ネットワーク |
.org | 組織・団体(非営利団体向け) |
.info | 情報 |
.pro | 専門分野のサービス提供組織(弁護士、医師、公認会計士、エンジニアなど) |
.site | サイト |
.online | オンラインサイト |
.xyz | 特に意味なし |
.fun | 娯楽・旅行など |
③ccTLD
gTLDは「Country Code Top Level Domain」の略。
国ごとに割り振られているため、基本的に日本で運営するブログは「.jp」しか取得できません。
トップレベルドメイン | 国 |
---|---|
.jp | 日本 |
.us | アメリカ合衆国 |
.in | インド |
.kr | 韓国 |
.cn | 中国 |
.ru | ロシア |
独自ドメインと共有ドメイン
ドメインは独自ドメインと共用ドメインに分けられます。
サブドメインは、独自ドメインに間借りする形で作られたドメイン。
無料ブログや、サーバー契約時に無料でもらえたりします。
独自ドメインと同じように使用する事はできますが、ブログを運営する上でデメリットもあるため基本的には独自ドメインを取得してください。
ドメインの料金
ドメインは1年単位で利用料金を支払う必要があります。
その料金は、ドメインによって大きく変わります。
1年目が凄く安くても、2年目以降凄く高いケースもあるので、変わった名前のトップレベルドメインを購入する場合は注意してください。
ここでは、先ほど紹介したgTLDとccTLDのドメインの金額を掲載しておきます。
トップレベルドメイン | 登録料金(1年目の料金) | 更新料金(2年目の料金) |
---|---|---|
.com | 930円 | 1,510円 |
.net | 1,100円 | 1,628円 |
.org | 1,290円 | 1,507円 |
.info | 370円 | 1,628円 |
.pro | 370円 | 2,178円 |
.site | 80円 | 3,278円 |
.online | 100円 | 4,378円 |
.xyz | 250円 | 1,628円 |
.fun | 200円 | 3,278円 |
.jp | 2,035円 | 3,124円 |
※2022年7月13日段階のバリュードメインを利用した価格を記載しています。
ポイント
- 相当なこだわりがなければ「.com」か「.net」から選ぼう
- 2年目からいきなり高くなるドメインもあるので、購入時は更新料金も確認すべし
ブログのドメインの決め方は?
ブログのドメイン名の決め方は基本的に以下3種類。
- ドメイン名をブログのサイト名と揃える
- ドメイン名をブログ運営者名にする
- ドメイン名にブログで狙うキーワードを含める
①ドメイン名をブログのサイト名と揃える
例えば、当ブログの場合、BLOGUSというサイト名にしています。
そのため、「blogus.jp」というドメイン名にしています。
ドメイン名をブログのサイト名と揃えるケース
- 雑記ブログを運営したい。
- サイト名でブランディングしていきたい。
②ドメイン名をブログ運営者名にする
例えば、私の場合ドムという名前なので、「dom.com」という名前のドメインを取得するようなケースです。
※「dom.com」私は取得してないドメインなので、アクセスしないでください。
ドメイン名をブログ名にするケース
- 雑記ブログを運営したい。
- 自分の名前でブランディングしていきたい。
③ドメイン名にブログで狙うキーワードを含める
例えば、FXのブログを作る場合「fx-navi.com」という名前を付ける
※「fx-navi.com」私は取得してないドメインなので、アクセスしないでください。
ドメイン名にキーワードを含めるケース
- 特化ブログを運営したい。
- SEO的に少しでも優位に立ちたい。
ドメイン名を決めるコツと注意点
ドメイン名を決める時のコツと注意点は以下の5つです。
- 更新料金が安いトップレベルドメインを選ぶ
- メインドメインを長くし過ぎない
- 日本語ドメインは控える
- SEOを意識したドメイン名にする
- Whois代行した際に、個人情報が公開されないドメインを選ぶ
①更新料金が安いトップレベルドメインを選ぶ
トップレベルドメインの解説で一度お話しましたが、重要なのでもう一度言います。
ドメインによってそれぞれ料金は違います。
また、1年目が安くても2年目以降の更新で5,000円以上するドメインもあります。
基本的には安定して安い「.com」か「.net」を利用するのが良いでしょう。
②メインドメインを長くし過ぎない
冒頭にも記載した通り、ドメイン名は第二の看板です。
パソコンやスマホでアクセスした時に、読者は必ずドメイン名を目にしています。
長すぎると、「怪しい」という印象を与えてしまいます。
基本的には10字以下程度に抑えるのが良いでしょう。
仮に入れたい単語が長すぎてドメイン名が長くなりすぎる場合は、省略したりするのも一つの手です。
略し方は基本的に2パターン
- 略語を使用する
- 頭文字のみ使用する
略語の例を出すと、「university」を「univ」とかに略したりするなどです。
頭文字のみ使用する例だと、ブログではないですが、ディズニーで有名なオリエンタルランド社は「olc.co.jp」というドメインでコーポレートサイトを運営しています。
③日本語ドメインは控える
「.com」や「.jp」などは日本語ドメインを取得できます。
ですが、日本語ドメインは以下の理由からあまりお勧めできません。
日本語ドメインを控えるべき理由
- 文字化けするケースがある
- プラグイン等で問題が発生するケースも
日本語ドメインは近年新しく生まれたドメイン。
そういう事もあり、シェアした際に文字化けしたりするケースがあります。
また、プラグインでURLに関連する処理を行っていた場合、日本語対応されてないプラグインで問題が発生するケースもあります。
④SEOを意識したドメイン名にする
ドメイン名に狙っているキーワードを含めた方が、SEO的に多少有利になります。
そのため、ジャンルを絞っている場合はキーワードを含めたドメイン名にしてあげましょう。
⑤Whois代行でも個人情報が公開されないドメインを選ぶ
ドメインは単純に契約しただけだと、Whoisというものが公開されます。
Whoisでは本名や住所、電話番号などの個人情報が全世界に公開されている状態となっています。
でもご安心を。
Whois代行という機能を使えば個人情報を隠す事ができます。
ただし「.jp」ドメインに関しては、注意が必要です。
「.jp」で名前を非公開にできない事業者
一例をあげると、以下のドメイン事業者は「.jp」を非公開にできません。
- ムームードメイン
ムームードメイン
JPドメインは【登録者番号】【公開連絡窓口番号】という2つの情報を用いてWHOIS情報の公開が行われます。
このうち【登録者番号】に含まれている「登録者名」の情報は、お客様ご自身のお名前、または管理組織名の設定していただきます。https://support.muumuu-domain.com/hc/ja/articles/360045801594より引用
「.jp」で名前を非公開にできる事業者
- バリュードメイン
- エックスドメイン
バリュードメイン
バリュードメインでWHOIS代行できないドメインは、以下の通りです。
属性型JPドメイン
.co.jp .or.jp
通常の「.jp」ドメインはWhois非公開にできます。
エックスドメイン
この度エックスドメインでは、
汎用・都道府県型JPドメイン名(以下、『.jp』『都道府県.jp』ドメイン)を対象に
「Whois登録者情報非表示設定」機能の提供を開始いたしました。
ドメイン名決めの失敗談
- 名前だけ見て「.online」を購入して、2年目に5,000円以上の更新料を支払った。
- 副業時代に「.jp」ドメインを取得して、Whois公開したが名前が公開されていた。
- しっかりサイト名やドメイン名を決めてなったから、サイト名の変更が大変だった。
正直、「.online」と「.jp」の失敗はそれほど痛くなかったのですが、サイト名・ドメイン名をしっかり決めずにブログを始めた時が大変でした。
下手にそのブログで売上が大きくでてしまったため、サイト名を変更した時にドメインとマッチしないという事が何度もありました。
その結果、サイト名変更を何度も行う事になってしまったため、SEO的にもあまり好ましくない状態になってしまいました。
ドメイン名が決められない!ぶっちゃけ何が正解?
特化ブログの場合
特化ブログのドメイン名に悩んだら
- ドメイン名にジャンル名を含める
- 「.com」か「.net」にする
特化ブログはジャンルが基本的に絞られてるはずなので、ジャンル名を含めるようにしましょう。
特化ブログ以外の場合
特化ブログ以外でドメイン名に悩んだら
- ドメイン名をサイト名にする
- 「.com」か「.net」にする
特化ブログでない限り、ジャンル名をドメイン名に含んだ場合、記事内容と合わないケースが出てきます。
例えば「mama-cosme.com」いうドメイン名なのに、iPhoneのレビュー等を書いたらかけ離れたサイトになってしまいます。
ドメイン取得方法
- バリュードメインの「ユーザー登録」をクリック
- メール認証をする
- ユーザー情報を入力する
- ドメインを購入する
ちなみに、ドメイン事業者でバリュードメインで解説している理由は以下の通りです。
特にこだわりが無ければ、バリュードメインを使っておけば間違いありません。
バリュードメインがおすすめの理由
- 無駄なセールスが無い(某ドメイン事業者はセールスがうるさい)
- Whois代行が無料
- 更新の料金が比較的安価
①バリュードメインの「ユーザー登録」をクリック
バリュードメインを開くと画面の右上に「ユーザー登録」と出てきます。
「ユーザー間作成画面」から、ユーザー名・パスワード・メールアドレスの3つを入力。
ユーザー名・パスワードは好きな小文字で設定し、メールアドレスは普段使いのものにしましょう。
GMO IDはチェックしなくていいので、入力内容を確認し登録ボタンを押します。
②メール認証をする
登録したメールアドレスに、認証コードが送られてきます。
画面に認証コードを入力して、メールを認証しましょう。
③ユーザー情報を入力する
ユーザーの詳細情報を入力します。
入力内容を確認し、プライバシーポリシーにチェックすればユーザー登録が完了します。
④ドメインを購入する
管理画面の中の「ドメイン」をクリックし、フォームを開きます。
欲しいドメイン名を入力し、「○取得可能」となっているものは取得できます。
「✕取得不可」と表示されるものは、既に他の人が取っているので使えないという意味です。
欲しいドメインがあったら、そのまま購入に進めて行けばOKです。
個人情報を隠す場合は「WHOIS代行設定を利用する」をチェックしましょう!
ドメインに関するよくある質問
ドメイン名って後から変更できるの?
基本的にはできませんが、リダイレクトする事でドメインごと引っ越しすることは可能です。
ただし、リダイレクト作業は専門的な操作を行う必要があります。
加えて、基本的にリダイレクトすると順位は落ちるので、できる限り最初の段階でドメイン名をしっかり決めておく必要があります。
ドメインの種類によってSEOに影響はある?
ドメインの種類によるSEOへの影響はありません。
Googleも以下のように名言しています。
Q: 新しい gTLD は検索に影響しますか?Google は、新しい TLD が有利になるようアルゴリズムを変更しているのですか?検索において、新しい TLD はどの程度重視されるのですか?
A: 基本的に、新しい gTLD も他の gTLD(.com、.org など)と同じように処理されます。検索において、特定の TLD のキーワードが有利に働くことも不利に働くこともありません。
https://developers.google.com/search/blog/2015/07/googles-handling-of-new-top-level?hl=ja
巷では「.co.jp」などのドメインがSEO的に有利という話もあったりしますが、個人ブロガーは基本的に取得できないので気にする必要はありません。
共用ドメインって使っちゃダメ?
とあるジャンルの特化ブログで、エックスサーバーの共用ドメインを使って上位を獲得している所もあります。
そのため、共用ドメインを完全に否定はしませんが、メリットとデメリットを理解した上で使いましょう。
メリットはドメインパワーが数字上強い状態ではじめることができる事。
デメリットは、共用ドメイン内に同じテーマのブログがあると、検索結果の奪い合いになる可能性があるという事です。
※サブドメイン含めて検索結果に表示される個数は制限があるため
まとめ
この記事のまとめ
- 一度決めたドメイン名は後から基本的に変えられない。
- 「.jp」はWhois代行しても名前が公開されるケースがある。
- トップレベルドメインで迷ったら「.com」か「.net」を選ぼう。
- 特化ブログのドメイン名で迷ったら、参入ジャンルのキーワードを含めよう。
- 雑記ブログのドメイン名で迷ったら、ブログ名かブロガー名にしよう。
ドメイン取得はブロガーが必ず通る道。
初心者の時に決めるからこそ、後になってドメイン名で後悔する人も多いです。
私自身もそうだったのですが、気になり始めるとブログ運営にも集中できなくなっていきます。
だからこそ、最初の段階でしっかり悩んでしっかり決めておきましょう!